今日も明日も元気

おやじの本音を綴ります。

スピリッツ

2013-12-27 19:51:41 | ブログ

Dcim0676

故あって伸ばした鼻髭・・・おそらく年内には剃ることになると思う。

そもそもオシャレのつもりでは無かったが、やはり貧乏性で少し勿体ない思いがしてきた。

人には人の思いがあるのだが、妻からは人前ではマスクを外すなとキツク言われている。

年の瀬も迫り何かと慌ただしい中、随分と長くマスクが外せないワタシに気遣いの言葉を多く戴く。

理由は明かせないが『申し訳ない』という思いと『この時期で良かった』という複雑な気持ちになる。

ところでこだわりにしては比較することすら憚れるが、首相も頑固なお人だ。

いや、『中々やるな』というのがワタシの正直な感想だ。

確かに中韓両国との関係がギクシャクしているこの時期になぜ?というのが一般論だが、では関係が修復(諸問題の棚上げという従来の外交手法?)した場合、二度と首相として靖国に参拝することは叶わないだろう。

現在進められている日中韓外交の安定化は米国抜きでは考えられない。

米国にとって自国の経済安定と防衛予算削減のためには明らかに中国との関係を安定させることが最重要課題だ。日本との同盟関係はその切り札に過ぎず、もしそのウェイトが減少した場合、いつ切り捨てられるかは不明だ。

そこで首相は同じ不安を共有する東南アジア諸国との連携強化を進めようとしている。

ところで今回の件で一斉に欧米諸国や国内左派、そして今まで日米同盟に批判的だったメディアまで挙って首相が暴走していると騒いでいる。

だがあの忌まわしい戦争で尊い命を投げ出して国を救ってくれた日本人を祀っている神社に日本人として参拝することを何故そこまで気遣わなければならないのか?

なぜ日本はあの無謀で不幸な戦争に突入しなければならなかったのか?

アジアを植民地として支配していた欧米諸国やロシアに敢然と立ち向かわなければどういうことになっていたか?

GHQ主導の戦後教育によって日本人スピリッツは骨抜きにされたが、東西冷戦によってベトナムやカンボジアの悲劇が起こり、最近ではアフガニスタン、シリアなど深刻な事態は変わりない。

そしていま再び日本を取り巻く諸問題に首相は面と向かって立ち向かおうとしている。

天皇は孤独だと先日陛下は感想を述べられたが、概ねトップに立つものは皆孤独だ。

『ガンバレ晋三!!』

ただワタシはやがて鼻髭を剃る・・・いや早く剃りたい。


最高のプレゼント

2013-12-25 20:25:58 | ブログ

母娘で前のめりに突っ込んだ今年の定期演奏会も大盛況に終わった。

そして祭りの後片付けもそこそこに、先輩への感謝を込めた打ち上げでは保護者会の絆はさらに深まったようで、すでに来年の運営についてアレコレと盛り上がっている様子。

ところで巷では『ウォーリーをさがせ!』よりも難易度が高いと思えるほどサンタクロースが溢れている。どうやらクリスマスのようだ・・・

連夜の準備でお疲れモードの母親を気遣いながら次女はおとなしくしている。というか今は何を言っても通りそうもないおねだりのタイミングを計っている。

だが今年の彼女の要求を通すにはかなりハードルが高い。

思い返せば彼女専属のサンタは何度となくその思いを踏みにじられている。

インラインスケートではキャラクターバージョンを鼻で笑ってワンランク上のジュニア用をゲットした。だが残念ながらカノジョが風を切る姿を目にすることはできなかった。

ベイブレードスタジアムではそのルールも競技方法も判らない父親と遊ぶ気にもならず、箱ごと片づけられている事すら忘れている様子・・・

だが今回ばかりはワタシもそう簡単に落とされるわけにはいかない。

何度となく父娘でその有用性と必然性について話した。

思えばワタシの少年時代もそうだったかもしれないが、稚拙な屁理屈を積み上げて最終的には不貞腐れようが、呆れられようが自分の要求を何とか通そうとする。

賢い親はそんな子供を上手にコントロールしながら社会人へと成長させることが出来るのだろう・・・ほんとうに今となって判る親の苦労の大変さだ。

ところで、そんな世知辛いプレゼント交渉を忘れさせてくれる手作りのクリスマスケーキが今年もわが家にやって来た。

子どもを通じて知り会えた家族がこうして何年も交流が続くなんて本当に素敵なことだと思う。お金では買えないこのスペシャルなケーキが何よりものクリスマスプレゼントであることを私達一家は感謝しなければいけない。

メリークリスマス!!素晴らしい新年になることを心より祈念いたします。
来年もよろしくお願いします・・・


お疲れ様でした

2013-12-21 19:22:36 | ブログ

ムスメに送られた多くの応援メッセージや先輩からの〝アリガトウ〝の手紙・・・

一大イベントの定期演奏会が無事終了した。

昨年よりも明らかにボリュームが増大した演奏やダンスに感動を覚えた。

アドケナイ下級生の演奏を聴いて、親バカではあるがムスメもこの一年で随分と逞しくなったと感心した。

これで先輩たちは部活動を離れて高校生として残り3ヶ月を送ることになる。

彼等、彼女等にとってこの充実した3年間は一生の思い出になるだろう。

ステージで躍動する姿は高校生とは思えないほど堂々としていた。感心しきりだ。

きっと彼らは其々の進路に迷いなく進んでいくのだろう・・・

果たしてワタシにとっての高校時代は?と思うほど恥ずかしく苦いものはない。

受験の年の元旦、徹夜明けの自宅の屋根上で観た日の出を今でも忘れない。

進学のため志望校のランクを下げ無事合格することはできたが、すでにその目的は失われていた。

『何のために自分はここまでしてきたのか、後悔はないのか?』

当時の自分に置き換えても仕方がないが、最後のあいさつに並んだ3年生達に大きな拍手を送りながらボロ泣きするワタシでした。

本当に暗くて良かった。


流れる雲

2013-12-16 21:17:34 | ブログ

Dcim0615

リアルタイムに気象観測が可能となるレーダーの開発に取り組む研究者を取材する番組を視た。

『学生時代に経験した限界の壁』

彼が素晴らしいのはその壁を破るためにずっと挑戦し続けてきたこと。

誰もが不可能といい、誰もが何のためにと笑う。

だが頑固な彼は自分を信じて遂にその壁をぶち破る・・・

みんな解かっている。ワタシも解かっている。

『その努力は何時か実になる』

しかし、そのために彼は変人と呼ばれ天才と讃えられる。

『あぁワタシも狂人になれるかな』

いやいやムリは止そう・・・ケガをしそうだ。

もうすぐクリスマス。

酔って転んでアタマを挫いたサンタからプレゼントを貰っても困るだろう。

取り敢えずウィッシュリストは確認しておくのでお利口さんにしておくれ。


エンプティ

2013-12-14 07:42:40 | ブログ

大分といえば『おんせん県』といっちゃいましたとか・・・

そこで県外客から「いつも温泉に入れてイイですね」と言われて「・・・」

国内で最大の湧泉量といわれる別府温泉だが、在住の知り合いに聞くとそのままでは温度が低く結果的に手間がかかるので自宅ではほとんど入らないという。

ということで休日の早朝に意を決して公衆浴場に出掛けた。

よっぽどの温泉でなければ混浴など無い(というか知らない)ので『男』の暖簾を潜って入る。

其処はオトコの世界。みんなそれぞれぶら下げている・・・子供も大人も年寄りも、日本人も外国人も。

オンナは知らないオトコの世界。

ちっぽけな見栄と衰えない欲望と見果てぬ夢。

決して合理的とは言えない不条理な世界。

そんなもの引きずっていても何の足しにはナラナイことは知っている。

しかしそれを失った瞬間、この世知辛い世の中を戦い抜くパワーを失ってしまう。

やがて翔びそこねたシャボン玉がアスファルト道路へ吸い込まれるように現在社会から忘れ去られてしまう。

杓子定規ではいかない義理人情の世界を活きぬくには充電が必要だ。

そろそろ出かけるとしよう・・・