今日も明日も元気

おやじの本音を綴ります。

星に願いを

2014-03-07 19:55:28 | ブログ

何かの記事で読んだ。

「人が善いことをした。人はそれを誇りに思う。だが誇りは紙一重で自惚れとなり、そして驕り高ぶり他人を責める。」

誇りを持って生きることは正しい。自信に溢れ堂々とした生き様は見ていても気持ちがイイ。人が何と言おうと自分の信念を貫き通す。その積み重ねは称賛に値する結果をもたらす。

「失敗しないのは成功するまでやり続けるから」

成功者と呼ばれる時代の寵児やセレブ達がよく口にするセリフだ・・・人の忠告など聞かない。そして、いつの間にか名前を聞かなくなった者も多い。

「驕れるものは久しからず ただ春の夜の夢の如し」

古来から語り継がれる定番のストーリーに相も変わらづ嵌まるのは日本人だけではない。

お隣の物騒なお国でも古来からの教えがある。

古来史記の中で三皇五帝の一人帝堯の人物像が伝えれれている。

「その人徳は天の如くで、知は神の如くで、富ても驕らず、貴くしても侮らず、百姓をその才能に応じて分かち、万国を和合した」

さすが四千年の歴史、こんな素晴らしい教えがあるのにこの頃では悲しい出来事ばかり。

「内憂外患」の閉塞感を打破するには良心への道案内、コオロギのジミニー・クリケットを探してくるしかないのかも。

しかしそれにしてもこの空はなんだ?人間の欲望が産み出した毒雲が空を覆う。

これではジミニーが夜空のブルーフェアリーにお願いができない。

「どうかこれ以上自惚れ屋の鼻が伸びませんように・・・」


イミテーションドーナッツ

2014-03-06 20:13:22 | ブログ

年間のなかでも一番の繁忙期を迎え、目の前の仕事を片付けていくだけで日々が過ぎていく。

ある意味では充実しているといえるが余裕がないのも事実・・・機械的で冷徹な数字と格闘して充血した眼を擦りながら、ストレスで満杯になったハリネズミのような心臓を包み込む重い躰を引きずって家路につく。

何というわけではないが何がしかの期待を抱きつつ靴を脱ぎドアを開ける。そして何というわけではないが何がしかの失望によって、自分では気が付かぬピリピリ感のオーラを醸し出す。

辛うじて温かい湯船に浸かり、固く凝り固まった前頭葉に血を通わせることで凍りついた感情がやさしく鼓動をはじめる。それが叶わぬ時には安物の赤い葡萄酒で疲れを癒す。だがそれは危険な賭けで、時として劇薬となり、ますますフラストレーションを高めてしまうこともある。

そして、いつも思う・・・なぜ?

さらに思う・・・やさしさは何処に消えた?

たとえそれが画面の中で寄り添う癒しであっても

たとえそれが次女が作ったイミテーションのチョコドーナッツであっても

この傷んだハートをやさしく解かしてくれるのであればそれでイイ。