2014年9月12日(金)
■阿佐ヶ谷KLAVIER
■多田誠司(as)吉岡秀晃(pf)デュオライブ
■Report
♪ファンキーでバピッシュなプレイ(演奏)♪
今から、阿佐ヶ谷駅前にある「KLAVIER」での、多田誠司(as)吉岡秀晃(pf)のデュオライブを聴きに行くのだ。
お二人の演奏はずいぶん久しぶりなぁのだぁ。
多田さんのライブ紹介のコメントに「ファンキーでバピッシュな吉岡さんのプレイ、最高です!スタンダード中心にお送りします。駅から濡れずに来れますよー(笑)」とある。
【バピッシュ】という言葉を初めて知りましたぁ。
確かに吉岡さんの演奏は、ビバップ溢れるとてもとてもファンキーな演奏なのです。
とてもとてもファンキーでバピッシュなライブ。楽しかったぁ!小遣い赤字覚悟で聴きに来てよかった!
■Set List
1st Set
1-1.Out Of Nowhere
1-2.Take The Coltrane(Duke Ellington & John Coltrane)
1-3.Corcovado
1-4.If You Could See Me Now(Tad Dameron)
1-5.Someday My Prince Will Come
1-6.Ornithology
2nd Set
2-1.Good Bait(Tad Dameron)
2-2.What Is This Thing Called Love
2-3.In A Sentimental Mood
2-4.Whisper Not(Benny Golson)
2-5.Ceora(Lee Morgan)
2-6.SonnyMoon For Two(Sonny Rollins)
enc.Round About Midnight(Thelonious Monk)
★Tad Dameron(pf)について
1917年2月21日~1965年3月8日(48歳)
タッド・ダメロン(Tad Dameron)ことタドリー・ユーイング・ピーク・ダムロン(Tadley Ewing Peake Dameron,は、アメリカ合衆国のジャズ・ピアニストおよび作曲家・編曲家。デクスター・ゴードンからバップ運動の「ロマン主義者」と評される一方で、批評家のスコット・ヤナウをして「バップ時代を明確にした作編曲家」と言わしめた。
ビバップ時代の最も有力な編曲家であったが、スウィングやハード・バップのミュージシャンにもヒット曲を提供しており、カウント・ベイシーやアーティ・ショウ、ジミー・ランスフォード、ディジー・ガレスピー、ビリー・エクスタインらのバンドのために編曲を手懸けた。作詞家のカール・シグマンとは、サラ・ヴォーンの代表曲の一つである、《イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ(If You Could See Me Now)》を創作する。リズム・アンド・ブルースの巨星ブル・ムース・ジャクソンとも共演して編曲を手懸けた。バンドリーダーとして自身の楽団からファッツ・ナヴァロ、マイルス・デイヴィス、デクスター・ゴードン、ソニー・ロリンズ、ウォーデル・グレイらの売れっ子ミュージシャンを輩出した。ベニー・ゴルソンとも活動を共にした。後に著名なジャズ作曲家に成長したゴルソンは、作風においてダムロンから最も多大な影響を受けたと語っている。
ダメロンは、晩年まで薬物依存症を患っていた。また、1965年に48歳で癌で亡くなるまで、数度の心臓発作にも苛まれている。
バップ・ジャズのスタンダードを遺し、《ホット・ハウス(Hot House)》《アワ・デライト(Our Delight)》《グッド・ベイト(Good Bait)》《レイディ・バード(Lady Bird)》などの楽曲を発表した。
歿後に数多くの称賛を受けるようになり、1975年にジャズ・ピアニストのバリー・ハリスは、ザナドゥ・レコードよりトリビュート・アルバム『バリー・ハリス・プレイズ・タッド・ダメロン(Barry Harris Plays Tadd Dameron)』を発表。フィリー・ジョー・ジョーンズとドン・シックラーは1980年にダムロンへのトリビュート・バンド「ダムロニア(Dameronia)」を結成した[2]。1982年には、スライド・ハンプトンやジミー・ヒース、ロン・カーター、アート・テイラー、ケニー・バロンがグループを組み、トリビュート・アルバム『タッドに首ったけ(Continuum : Mad About Tadd: The Music of Tadd Dameron)』を発表した。このアルバムは現在CD化されて再発されている。