3人兄弟のうち、富士山未経験の次男、三男を連れて、私と3人で富士山に登山。
登り、降りともに雨という過酷な山行となった。運よく山頂へのアタックおよび御来光のときだけ、好天に恵まれた。
登り、降りともに雨という過酷な山行となった。運よく山頂へのアタックおよび御来光のときだけ、好天に恵まれた。
次男は、中学生になりサッカー部で鍛えているだけあって、結構タフであったが、甘えん坊の三男にとってはつらい登山。でもこれを機会に自分自身で何事も乗り越えることの大切さに気づいてくれた?・・・らいいなぁ。
予想どおり、子供達は高山病に悩まされたが、何とかこれまでの経験を生かすことができ無事登山~下山できた。
■8月8日(日)
15:00自宅出発
中央高速道で談合坂SAまで向かい夕方まで時間をつぶす。
その後中央高速河口湖線の谷村PAまで移動し、車中泊。
夜半過ぎあたりから雨が降り出す。
■8月9日(月)
05:00中央高速河口湖線を河口湖で降り、近くのセブンイレブンでおにぎりを買い朝食。
06:00富士山スバルラインが交通規制のため、北麓公園駐車場に車を止め、そこからバスで五合目まで向かう。雨は小降り。
07:20五合目から登山開始(こども達には金剛杖を購入)
08:10六合目、安全指導センタに到着
10:10七号目、日の出館到着
11:55東洋館到着(この頃から雨が強くなる)
~蓬莱館~白雲荘(雨の中の行軍)
13:00八合目太子館到着(雨の中の行軍)
14:30本八合目、元祖室(本日の宿泊山小屋)到着
着替えをし、寝床の支度(小さい掛け布団を二人で共用するとても狭いスペース)
16:30夕食(カレーライス)
次男と父さん(私)は念のため頭痛薬を飲む。(三男はすこぶる元気)
18:00三男が頭痛を訴える(頭痛薬を飲ませ、小屋の玄関口の空気の通るところで看病)
20:30三男が落ち着き眠りについたので寝床へ移動し、就寝。
■8月10日(火)
01:00小屋の外に出て天気を確認。(満天の星)
次男が頭痛を訴える。(出発し呼吸をさせるしか方法は無いと判断)
03:03山頂に向け出発
05:15八合目五勺御来光館を過ぎたところで御来光を拝む
08:10山頂到着
朝食をとっていたが、三男が吐き気。
富士山火口を見ていたが雨が降り出し、剣が峰(3776m)登頂は断念。
08:50下山しようとしたが下山道にブルドーザーが入るため20分ほど待つ。
次男はその間、眠っていたため呼吸が少なくなったせいで、頭痛を訴える。
(とにかく歩いてたくさん呼吸をする&早く下山するしかない)
09:40下山開始
~ 下山は終始の雨の中の行軍(メモを取る余裕なし)
~ 高度が低くなるにつれ次男の頭痛はおさまる。
~ 雨の中三男の疲労が激しい
15:20五合目に到着
売店でソフトクリームを食べ、バスで北麓公園駐車場に移動
16:45車に乗り東名高速、足柄SAを目指す。
18:00足柄SA到着。夕食を取り、SAにある「あしがらの湯」に入り疲れを取る。
★今回の反省
・雨の行軍にあたり「ザックカバー」を持っていかなかったので、ザックの中がかなり濡れた。
・当初かなりの暑さを想定し2㍑のペットボトルを4本+αの水を持っていったがほとんど飲むことなくかなり大変であった。食料もほとんど手付かずのものが多かった。雨の日の調整が必要だったか?
・最大の反省は、日程がギリギリまで決まらず、希望していた須走口ルートの山小屋の予約がとれず、やむをえず河口湖・吉田口ルートに変更したこと。このルートは下山が大変であることが今回でわかった。やはり須走口ルートがいいことを再認識する。