今日は生まれて初めてジャズ喫茶なるところに行って来ました。
ところは東京四谷のジャズ喫茶「いーぐる」
前日にたまたま買った新書「超ジャズ入門」(中山康樹著)を読んだ中の話に紹介されていて、「ヨシ!行って見よう」と決断。
では、実況中継風に初体験談をお伝えします。
12:30過ぎに四谷に到着。駅前の交差点から数十m歩いて右側のビルの地階に「いーぐる」を発見。恐る恐る階段を降り、ドアを開け店に入る。入り口には「お昼から夕方6時までは、店内では喋っちゃいけません・・・」の案内を発見!(これが有名な法律か!!)
店内は整然と机と椅子が並んでいて、どこがベストポジションなのか?常連さんの指定席があるんだろうか?と考えていてちょっとおろおろ。「お好きな席へどうぞ」と女性の店員さんに案内され、なんとかJBLのスピーカーの位置を把握し右前側の壁際の席に座る。
こんな私を迎えてくれたのは、テナーサックスが奏でる「ホワッツ・ニュー」の響きだった。
店内には5人ほどの中年のおじさんが粛々と座っていた。そして注文したらしいスパゲッティーを厳粛にすすっていた。
店内には大きなJBLスピーカーからは心地よいジャズサウンドシャワーが・・・!
流れている曲のアルバムが誰の何なのか全くわからなかったが、テナーそしてアルトサックス奏者のものでることだけわかった。
2枚目のアルバム。これはピアノトリオのCDだった。
周りをふとみるとお客は10人ほどに増えていた。隣りのおじさんが、店を出る。しばらくすると・・おっとその席に清楚な女性が座った。(大学生か?OLか?)
みんな礼儀正しい。実に真面目な客だ。
3枚目のアルバムがかかる。
13:40頃店主が店を出る。オーダーもなく落ち着いてきて店員さんも椅子に腰掛けてくつろいでジャズの響きに浸っている。
4枚目のアルバム。途中でプツプツっと懐かしいノイズ。レコードだなぁ~!
この店における主人公はお客ではなく、スピーカーから流れてくるジャズのメロディである。まるで神であるように・・・。
5枚目のアルバム。ギターもの・・・。
ジャズ喫茶に友達連れでくるもんじゃないね。会話できないから・・・。
店内には複数の人間がいるがそれぞれのquetコーナーにこもっている・・・。
すごくくつろいできてなんだかウトウト・・・・・・・。
6枚目トランペットの響き。そして大音量のベースの響きがすんごぉ~く心地よい。
14:30過ぎ。そろそろ引き上げることにする。カウンターで支払い。サービスタイムにオーダーしたのでコーヒー1杯で500円。十分満足した。
ジャズ喫茶初体験!この店は私にとっての男の隠れ家になった。