Jazz-Rambler

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岡本太郎が嘆いている

2011-06-24 09:16:56 | 日記・エッセイ・コラム

岡本太郎が嘆いている

日本は、第二次世界大戦で原爆を、そして第五福竜丸が水爆実験で被爆。
原子力による大きな被害を経験したにもかかわらず、原子力に頼り続け、今回の福島原発事故。
いやそうではない安全と言いながら、実際その原発の運用には常に、原発における作業員の方々の被曝が大前提での運用。沢山の作業員が放射能被曝にり病魔に苦しみこの世を去っている。

渋谷駅連絡通路で展示されている岡本太郎の「明日の神話」。
第五福竜丸が被爆した際の水爆の炸裂の瞬間をテーマに描かれたものであるが、太郎さんは絵画によって、大きく警鐘を鳴らしていたはずだ。

ここ数日、暑さが増し電力の使用量が増えてきた。電力会社、そして政府はは電力不足を理由に、原発の必要性の声を高めるのであろう。(なんらかの情報操作により真実を隠蔽して都合の良い情報に作り変えているに違いない)

この夏、日本人の叡智が試される。ドイツ、イタリアのように脱原発に向かう覚悟・・・。

政治家の中で、今私が注目している方。河野太郎氏。原発推進が多数を占める自民党の中で、正々堂々と脱原発を発している。しっかりとした覚悟ができる政治家だ。


■岡本太郎「明日の神話」とは
「明日の神話」は岡本太郎が制作した縦5.5メートル、横30メートルの巨大壁画。メキシコの実業家の依頼で完成したものの行方不明になり2003年9月、メキシコシティ郊外の資材置き場で発見されたもの。

30余年を経て損傷を受けていたため修復が施された後、渋谷駅連絡通路で展示されている。

第五福竜丸が被爆した際の水爆の炸裂の瞬間をテーマにしている。アスベスト製の板に一部コンクリートを盛り付けてアクリル系塗料で描かれている。悲惨な体験を乗り越え、再生する人々のたくましさを描いたとされる



■岡本太郎さんの壁画に悪質ないたずら
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5月初めに渋谷駅構内に飾られている画家、岡本太郎さんの壁画の一部に、福島第一原発の事故をイメージした絵が、元々絵がない部分にちょうど当てはまるよう、絵を描いたボードを貼りつけられていたことが分かりました。
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崩壊した建物からドクロのような黒煙が上がっている絵。福島第一原発事故をイメージしたように見えます。


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