Jazz-Rambler

Jazzの世界をぶらぶら歩き回る日記

沖野ゆみwith井上ゆかり縦横無尽ライブ★四谷ダイヤモンドクラブ

2015-10-09 21:35:47 | JAZZライブ

2015年10月9日(金)
■四谷ダイヤモンドクラブ
■沖野ゆみwith井上ゆかり★縦横無尽ライブ


■Report
前回の麹町PACOに続き2度目のゆみ&ゆかりのライブ。
お店に入ろうとすると、後ろから下田さんとゆみさんに声をかけていただきびっくり。店に入るとすでにカウンター席にはお客さんが陣取っていました。この日は大入り満員の大賑わい。店の入り口のスピーカーからこぼれるライブの歌声・談笑に釣られてやってくるお客さんも。
さてライブ。普段は店内の空いたスペースを縦横無尽に飛び回って歌うというゆみさん。この日は満員で動きがとれず困っている様子。
ゆかりさんのピアノも絶好調でマジックのように多種多様のフレーズ・アドリブ細工をして曲を盛り上げてくれ、ゆみ三の盛り上がりは最高潮。二人のコラボによるシナジーは凄まじい。
いつも楽しみなのは選曲。Jazzスタンダードではあるが、かなりニッチなというか、独自の世界を持っている。
セットリストをメモって、プレイバックを聴きながらチェックをしているが、Jazzの歌モノの曲はそのほとんどが昔のミュージカルの中で使われた曲が多いのだが、一般的なJazzシンガーが歌わないようなミュージカルの曲をちりばめて歌ってくれる。これが私の好奇心をそそる。
ふと思いついたことだが「彼女のライブはライブそのものがひとつのミュージカルなんだろう」ということ。つまり、お店に入ってから店を出るまでが、彼女のミュージカルの世界なんじゃないかと思う。だから彼女は店の中を縦横無尽に飛び回って歌い、ゆかりさんのピアノにからみ、マスターの宮本さんとジルバを踊り、お客さんと談笑し・・・。彼女のファンのお客さんは彼女のそのミュージカルの世界に魅了されるのだろう。(あくまでも私の私見、違ってたらこめん、ゆみさん)



■沖野ゆみさんのプロフィール
東京生まれ。子供の頃より父親の転勤で渡英、ロンドンに14年滞在する。ウエストエンド本場のミュージカルに魅了されロンドン市内にある名門演劇学校"Mountview Theatre School"のオーディションに最年少(16歳)・初の日本人として合格、3年間ミュージカルシアターを学ぶ。イギリスにおいて数々のショーケース、TV、CM出演を経験。2001年冬に日本帰国、ジャズに目覚め翌年春よりジャズヴォー
カルを師事、2002年8月に都内ライブハウスデビューした新進ヴォーカリスト。現在、都内・横浜を中心にエネルギッシュにライブ活動を展開中。


■Set List
1-1.Will You Still Love Me Tomorrow
1-2.I Can See Clearly Now(Jimmy Cliff)
1-3.Tea for Two
1-4.The Way We Were
1-5.Night and Day

2-1.黄昏のビギン
2-2.Can't Help Lovin' Dat Man
2-3.I Got Rhythm
2-4.I've Got A Crush On You
2-5.You'd Be So Nice To Come Home To

3-1.ピアノソナタ第8番ハ短調作品13 悲愴 第2楽章(Ludwig van Beethoven)
3-2.This Could Be The Start Of Something Big
3-3.Wouldn't It Be Loverly?
3-4.That Ole Devil Called Love
3-5.Can't Take My Eyes Off You 邦題:君の瞳に恋してる

4-1.Cavatina (映画『ディア・ハンター』のテーマ曲)
4-2.Can't Buy Me Love
4-3.Wave
4-4.Calling You(Jevetta Steele映画『BAGDAD CAFE』のテーマ曲)
4-5.It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing)
4-6.Smile

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