銀座の山野楽器本店へサックス無料調整会に行く。調整予約時間より1時間早く入店。
早川先生選定のメタルマウスピースの試奏を依頼。選定品はヤナギサワ、デュコフ、オットーリンク(2本)の計4本。
まずは、ヤナギサワ。初めてのメタル試奏で音が出るかどうか不安だったが、問題なく音が出てほっとした。評判どおり初心者向きで無難に吹くことができた。今持っているメイヤーのラバーも結構いい音をだしているのと、試奏室がいい関係か、とてもビンビン響きいい感じだ。
次にデュコフ。・・・・・・!?リードが入らない・・・・?リガチャーの形状が悪く、リードが入る隙間がないのでセッティング不可。後回し!!
続いてオットーリンク一本目。聞いていたとおり本体およびリガチャーの形状が独特。色も金色。吹奏感は太いく丸い音色って感じ。
もうひとつのオットーリンク。これも先ほどのと同じ感じだった。
店員の石田さんにデュコフにリードが入らないことを相談したところ、ウッドストーンのデュコフ仕様のものを持ってきてくれたのでそれをつけて試奏。・・・・・んっ!!この音色は・・・サンボーンではないか!! いやいやこれはいい!
四本の試奏の中では、デュコフが一番気に入った。・・・・がこれを買う際は、リガチャーを別売りで購入しなければならない・・・(あわせると3万円を超える!?)。そしてネックとのサイズが若干合わずゆるいのでコルクの巻きの調整が必要だ。二番目としてはヤナギサワが無難かなと思った。次はオットーリンク。
すごく迷った・・・・・・・。デュコフの音色は捨てがたいが費用と便利さを考え、最終的に無難なヤナギサワに決定。
そしてサックスの無料調整をしてもらう。ヤナギサワ社から派遣された女性社員のかたに調整してもらう。購入してから約1年8ヶ月ではじめての調整だ。どうですかと聞くと、若干バランスが悪いところがありますので調整します。と言っていた。バーナーでタンボの付け根を炙ってペンチやいろいろな工具を使って調整してくれた。しばらく時間がかかるようだったので、店員の石田さんが今日ヤナギサワの普段試奏できないようなサックスもあるので3本ほど用意するので試奏してくださいと勧められたので試奏室へ。
①A-9937(ヤナギサワサックス最高峰の、管体総銀製モデル)約70万円
②A-9937PGP(管体総銀製モデルのピンクゴールドプレートモデル)約98万円
③A-992PGP(A-992のブロンズ管体にピンクゴールドを、全身にメッキしたモデル)約78万円
①はシルバーっぽいパンとした張りのある音質、②はシルバーを丸く包むような音色、③は柔らかみのある丸い音色、・・・っていう感じがした。
myサックスの調整が終わり、試奏室でチェック。なんとなくキーを押したときの切れがよくなったような!?気がした。
今日はなかなか充実したサックスの日でした。