2012年10月19日（金）
■中目黒「楽屋」
■大友義雄スペシャルバンド～美女と巨匠の夢の競演～
■大友義雄(as),ギラ・ジルカ(vo),山本剛(pf),古野光昭(b),大隅寿男(dr)
■Report
大友師匠のオススメスペシャルライブ。
ギラ・ジルカさん。名前は知っていたがライブを聴くのは初めて。
この日の巨匠達の演奏をバックに久しぶりの競演ということでしたが素晴らしいライブ」を聴くことができた。 
またひとりお気に入りのベテランのヴォーカリストが増えました。
ギラさんのライブはいくつかのお店のスケジュールでチェックしていていつも盛況の様子でしたが、なるほど人気があるのにはうなづくうなづけるものがありました。
大柄でふくよかなボディーですが何となくカワイイ。関西弁のものやわらかいふわっとした感じ、そしてとてもウィットの利いた会話に魅了されます。そしてギラさん本人が本当に楽しんでいる様子がまた楽しませてくれるのです。
とっても速い、超～世界一速いラブソングをやります・・・なんて、そのエンターテイナーぶりはお客様へのサービス精神が旺盛。 
なんとユビソなんてなんと艶っぽい
ハニーサックルローズでは、詩のある箇所が「ドロッ」としたところがあるので「ココ」って言います・・といって、また妖艶ヴォーカルを披露しながら、ある箇所で「ココっ」とつぶやきお客さんは大爆笑。
すごく素敵なバラードをやろうと思うんです・・・気分が乗ったらたっぷりやりたいんですけども・・と歌いだした曲は♪フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン。なんと切ない、とても切ないバラードなんでしょう。この曲はあまりにもポピュラー過ぎてわたしとしては、好きではない曲でしたが、初めてです。こんなにいい曲として聴くことができたのは・・・。
ラストは、ノリノリの♪スワンダフル。ギラさんによると♪スワンダフルという曲名は「It's Wonderful」の「It」がとれたものなんだそうです。でも大阪でのライブの際面白いお客さんがいて、「酢づけのワンダフルやないかぁ」とまたまた爆笑。
そしてアンコール曲は♪When a Man Loves Woman しびれましたねぇ。大友さんのサックスとギラさんのヴォーカルのコラボレーションが素晴らしい。 
最後は、またまたノリのいいブルースのリズムでお客さんをノクアウトといったところでしょうか。
本当に楽しいライブでした。この日のライブではチャージもっと高くてもいいのではと感じたのは私だけでしょうか？（でもこれ以上高いと聴きにこれなかったかも。。。） 
■Set-List
1st-set
1-01.Like Someone In Love
1-02.Road Song
1-03.A Nightingale Sang In Berkeley Square
1-04.Emily
1-05.Moonray(Artie Shaw)
1-06.Caravan
2nd-set
2-01.Left Alone
2-02.Misty
2-03.A Fogy Day
2-04.The Days Of Wine And Roses
2-05.One Note Samba
2-06.All of Me
2-07.You'd Be So Nice To Come Home To
2-08.Honeysuckle Rose(THOMAS 'FATS' WALLER)
2-09.Fly Me to the Moon
2-10.'S wonderful
2-11.When A Man Loves A Woman
2-12.Route 66 
■中目黒「楽屋」
東京都目黒区上目黒2-15-6
Tel/Fax 03-3714-2607
E-Mail music@rakuya.net
★大友義雄さんのＨＰ
http://bluemode-st.com/ohtomo.html
★ギラ・ジルカ
http://www.geilajazz.com/
★山本剛
http://www.jazzpage.net/yamamoto/
★古野光昭
http://www.m-furuno.com/
★大隅寿男
http://mandicompany.co.jp/hp2008/artist/osumi/osumi.html
