子供のころから,空想にふけることは得意な方だ.人間は,想像できることは,それを目標として実現できる可能性があるが,空想や想像することさえできないことは,決して実現できるようにはならないと思う.
何らかの「発想」を,人に伝えようとしたとき,それが,ビジネスの領域でも,学術的な研究でも,ただ,"生"のアイデアの形のままではうまくない.発想の内容や構造を検討,整理して,何らかの問題提起や提案の形を「構成」し,"ストーリをつくる"ことが,必要である.そして,その構成にもとづいて,提案書なり論文なりの「執筆」あるいは「プレゼンテーション」というプロセスをふむことになる.
それぞれの段階で,どうも考えがすっきりまとまらないときには,違うことをして,気分転換という手もある.しかし,私は,頭の中のある種の緊張やネタは保ったまま,別の角度から「頭の整体」をするつもりで,発想,構成,執筆,プレゼンテーション等の定番の本を読む(殆どの場合は数ページを拾い読みする)ことがある.
そうすることによって,忘れていた様々な「作法」が頭の中によみがえってきたり,第三者的に草案を「見つめなおす視点」をえられたりして,頭の中や書き出す文章等をすっきりさせることができる.
以下は,そのような場面で,私が繰り返し読み直す定番であり,どれもオススメである.
何らかの「発想」を,人に伝えようとしたとき,それが,ビジネスの領域でも,学術的な研究でも,ただ,"生"のアイデアの形のままではうまくない.発想の内容や構造を検討,整理して,何らかの問題提起や提案の形を「構成」し,"ストーリをつくる"ことが,必要である.そして,その構成にもとづいて,提案書なり論文なりの「執筆」あるいは「プレゼンテーション」というプロセスをふむことになる.
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「発想法」と「理科系の作文技術」、前者は高校か大学の教養時代、後者は学部の時に読んだ本です。あの頃は若かったし、もちろん脳脊髄液減少症じゃなかったから、今でも何が書いてあったか明確に思い出せます。なので僕の場合は、読み返す必要がないようです。他にこの手の本を読む必要を感じたこともありません。
こういった名著を、できれば高校あたりで実際にテーマを与えて、並行して読ませるべきでしょうね。
しかし,世の中,毎日,なにかしらの論文等を書いているような生活をしている人は,特別な環境ですから,その点は普通の人にはあまり参考になりません.
私は,自分は書くのが不得意だと思ったことはありませんが,他の人がどうやっているか,もしくは,どう教えているか,はとても興味があります.
少しづつでも,精進して,60歳をすぎても,「以前より,さらに上手に書けるようになった」と思えるようにしたいと思います.ここでの「書ける」には,コンセプトの「デザイン」や内容の「構成」もふくまれます.
紹介している中の最後の本は,最近出た,例のデザイナーので医学博士の川崎先生の新しい本です.「プレゼンテーションをデザインする」という感じのコンセプトが背景にあります.