Dr. Jason's blog

IT, Engineering, Energy, Environment and Management

Blog 再開

2014-06-09 | Weblog
 諸々ありまして、しばらく blog の更新が滞っておりましたが、やっと体制が整いましたので、再開いたします。
 よろしくお願いします。

 -Shigenori "Jason" SUZUKI, Ph.D.

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定番/ロングライフ商品のオンラインセレクトショップ

2012-07-07 | Weblog

 昨日、ユニークスタンダーズ www.uniquestandards.com というオンラインストアを知りました。


 世界中からあつめられた、ロングセラー商品、定番商品、デザインの美しいユニークな商品のセレクトショップです。
 店頭に並びにくい、目立たないけれども優れた製品や、美しい、使いやすい、長い間作られているロングセラーを中心に構成されていています。


 サイト自身の紹介文によると、
 「ユニークスタンダーズは独自の基準で、スタンダードで良質な商品や斬新でユニークな提案性のある商品を見つけ出し紹介、販売しているオンラインストアです。いろいろな切り口で探していた商品を検索して発見できます。」

 実用品だけでなく、趣味の製品や玩具もあつかっています。オススメです。



unique standards


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円谷ファン必見: 現代の主役 ウルトラQのおやじ

2010-04-24 | Weblog
YouTube でとても,すばらしいものをみつけた.
1966年制作の 円谷英二 監督のTVドキュメンタリー.

演出は,後にウルトラマンやウルトラセブンの演出も手がけた 実相寺昭雄 監督.
1973年に亡くなった長男の 円谷一 氏との対談もある.

円谷ファン必見.



3本に分割されています.

[1/3]




[2/3]




[3/3]



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blog テンプレート変更

2008-03-09 | Weblog
仕事の合間の気晴らしに、blog のテンプレートを変更した。
本の紹介の記事が多いので、書斎のテーマを選んでみた。
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萩野純一郎 (itojun) 博士 逝去 2007/10/29

2007-11-02 | Weblog
 "itojun" の愛称で,世界中のネットワーク研究者/ネットワークプログラマから敬愛されいた, 萩野純一郎 博士 が,2007/10/29 夜,逝去されました.37歳でした.

 萩野博士は,おそらく,世界で最も名前の知られた,日本人のネットワークプログラマーであり,インターネットプロトコル IPv6 や,ネットワークセキュリティの分野の研究や,開発で活躍されていました.

 その業績の一端は,以下の WIDE や, ISOC の追悼文からも伺い知ることができます.
  
[訃報:萩野純一郎氏]
http://www.wide.ad.jp/news/press/20071031-itojun-j.html


  
[Dr. Jun-ichiro Hagino, IETF participant and former IAB member, died on 29 October 2007]
http://www.isoc.org/isoc/headlines/20071101.shtml



 萩野博士は,プログラマーとしては,KAME Prokect における IPv6のプロトコルスタックの実装で特に著名であり,また,フリーソフトウェアの開発者としても活躍していました.中学時代から,フリーランスのプログラマとして稼いていたらしいので,まさに,「早熟の天才プログラマー」だったと言えるでしょう.

 萩野博士は,1998年3月 慶應義塾大学 理工学研究科計算機科学専攻 後期博士課程 修了し,博士(工学) を取得.研究者として,90編以上の欧文論文,20編以上の和文論文を発表していました.



 私が,彼と直接あって話をするようになったのは,もう,14年以上も前のことで,彼が日本語化したフリーソフトウェアを,会社であつかっていた MachTen という MacOS6 - MacOS9上で動作するBSD-OS に,移植するプロジェクトを依頼したことがきっかけでした.
 当時,彼はまだ修士課程の大学院生でしたが,既に,業界では有名な,フリーソフトウェアのプログラマでしたから,数年前から名前は知っていました.

 技術的な話しを少ししただけで「神様に選ばれた特別な才能」を感じさせるすばらしい若者でした.

 現在,彼の事を知らない人にも,この瞬間に,このblogを読んでいる人の中にも,世界中に,彼の書いたIPv6プロトコルソフトウェアのお世話になっている人が沢山いるはずです.


 彼の活動の軌跡の一部は,以下でみることができます.
  http://www.itojun.org/itojun.j.html
  http://www.youtube.com/user/itojun



 彼の魂が安らかなることをお祈りしています.



IPv6ネットワークプログラミング (network technology series)
萩野 純一郎,小川 彩子
アスキー

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IPv6 Network Programming

Digital Pr

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恭賀新年

2006-01-01 | Weblog
 昨年の新年からはじめた blog も一年が経過した.

 まず,これまで,小生のつたない文章を,お読みいただいた方,コメントやTBをいただいた方に,感謝を申し上げたい.

 夏ぐらいまではある程度コンスタントに記事を書いていたが,後半は週刊状態になってしまった.
 昨年は,8月からSNSのmixiもはじめた.SNSと blog のよりスマートな使い分けも今年の課題だ.
 まだまだ,個人によるメディアとしの blog を使いこなしているとは言えない状態である.今年は,情報発信を,質,量ともに増やしていきたいと思う.

 
 
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霞ヶ関の官僚の「専門性」と「異動」

2005-11-20 | Weblog
 きさらぎけいすけ氏の blog, 「なんか,変...」の 11/19 に「官僚は異動し過ぎでは?」という記事 がある.

 私は,官僚のシステムについて,それほど詳しいわけではないが,
  低い専門性
  文官 - 技官 の区別
  文官への偏重
 そして,ここで,けいすけ氏指摘している,「異動しすぎ」が,現在の日本の国家としての弱点になっている.

 自分の所属する役所が所轄する専門分野なかの一つについて,ある程度の「専門知識」==例えば大学院修士修了レベル,がなくては,「異動」や「出向」しても,本来の意味でのゼネラリストにはなれないと思う.

 特定の専門分野しか知らないまるっきりの「専門バカ」はこまるが,役所の内部の手続きにだけ長けた「専門的ことは大学修士レベルの知識もあやしい」人たちが,国家の中央官僚の高官だったり,国立の研究機関の責任者だったりするのは,無理がある.諸外国ではどうなっているかみれば「弱み」は明白だ.
 私見では,中央官僚は,学部レベルの法学,政策,経済などの専攻のものを中心とするのではなく,各省庁の分野の修士修了者をまず基本とする必要があるだろう.その上で,第一の専門の隣接分野の修士,総合政策的な分野の修士,経営管理分野の修士,海外への留学などの道をつけるのが良いと思う.


 この話題の背景である「日本のシステム」や「日本の科学研究」の問題点について,まとめられている参考書を以下にあげる.どれも,一読の価値あり.

 
日本 権力構造の謎〈上〉

早川書房

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日本 権力構造の謎〈下〉

早川書房

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人間を幸福にしない日本というシステム

新潮社

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検証・なぜ日本の科学者は報われないのか

文一総合出版

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参考:
この件に関連する話題は
2005/05/18 の blog
にもあります
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科学技術政策,食品安全,情報通信技術担当の経歴

2005-11-02 | Weblog
 久しぶりに時事的な話題を一つ.


 今回の新しい内閣では,内閣府特命担当大臣という肩書きの方が,6名いる.
 そのうち,私の仕事に一番関係あるのは,
  「科学技術政策,食品安全,情報通信技術担当」
 大臣であろう.

 しかし,今回,この役職に就任された方は,なぜか,
   東京大学法学部卒業
   通産省OB
 という経歴をお持ちの方である.

 通産省時代に,多少,情報通信技術にかかわっていたかもしれないが,もしそうだとしても,大昔のことあると思われるので,現在のITに関わる政策判断には役に立つとは考えられない.
 「狂牛病」の例からもわかるように,食品の安全に関わる問題も,完全に先端科学の領域である.
 どう考えても,21世紀の,食品安全,情報通信技術担当大臣が,法学部出身者で勤まるとは信じられない.


 「厚生労働大臣」は,労働や年金の問題だけでなく,医療,公衆衛生,福祉の政策についてリーダーシップを発揮できなければならないはずだ.

 しかし.今回,この役職に就任された方は,
    慶応義塾大学商学部卒業
    松下電器産業株式会社
    郵政政務次官
    運輸大臣
 という経歴の持ち主である.

 もちろん,医師や,公衆衛生の専門家でも,「厚生労働大臣」として適性があるかどうかは一概にはいえない.
 しかし,商学部出身で,電器メーカー勤務の経歴の持ち主では,医療や公衆衛生の問題について,官僚の作成する資料(その理解には,科学,医学,疫学などの知識が必要であろう)を,適切に理解することも容易ではないと思われる.


 自由民主党には,理科系の国会議員はいないのだろうか?
 もしそうなら,竹中大臣を最初に抜擢したときのように,民間からそれなりの専門家を採用しても良かったのではないだろうか?


 例えば,科学技術政策,情報通信技術担当大臣には,
  ベテランなら,西澤純一 先生 (東北大学総長,岩手県立大学長,首都大学東京学長)
  比較的若手なら,村井純 先生 (慶應大学教授)
 なんてどうだろうか?

 食品安全担当は,IT担当とは別けて,バイオ系や疫学に強い人,科学政策についても判る人がよさそうな気がする.
  林 正男 先生(お茶の水大学)
 はどうだろう?


追記:
 この話しに関係する話題は, 5/18 の blog にもあります.
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酒酔い運転での人身事故の量刑は軽すぎるのではないか?

2005-08-28 | Weblog
 きさらぎけいすけさんの blog 「なんか,変」の 8/27 の記事  は,「飲酒で捕まるよりひき逃げの方がお得???被害者遺族が署名活動を展開」というタイトルであった.

----------
 飲酒運転の上で人をはね、厳罰を恐れて現場を逃走し、アルコール濃度が薄まってから出頭した結果、より悪質なのにもかかわらず刑が軽くなってしまうといった飲酒・ひき逃げ事件が急増しています。
----------
 
 日本では,ひき逃げしても,通常は,懲役3年程度の量刑ですむらしい.

  毎日新聞 ユニバーサロン クリッピング の2000年の記事 によると,
----------
 現行刑法では、業務上過失致死傷罪の法定刑は懲役5年以下で、酒酔い運転で
 死亡事故を起こした場合でも、業務上過失致死と道交法違反(酒酔い)を合わ
 せた法定刑の上限は懲役7年。
----------
 ということだ.

 米国では,州によっては,酒酔い運転での殺人は,懲役15年である.

 日本は,どうも「お酒の上のこと」に甘すぎるような気がする. 平成14年の仙台の事案で 酒酔い運転で,高速道路を逆走し,5人に怪我をおわせても,少し情状が酌量されて,懲役1年6か月執行猶予5年の判決がでている例もあるらしい.


 法律は,人間のつくるものなので,間違いや欠陥があるのは,当然のことかもしれないが,それにしても,日本の道路/自動車行政や道路交通法の体系は,「制度設計の欠陥」としか言えないような状態なのではないか?

 
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戦争犯罪人と自衛のための戦い

2005-08-14 | Weblog
  小室直紀先生 による 月刊 WILL の 2005年9月号 pp.102-112 の記事「勝てば原爆も許されるのか」も勉強になった.
 
  ロバート・マクナマラ氏 (Robert Strange McNamara) が,第二次世界大戦中,当時最新の経営工学や統計管理的手法で戦術立案をしていたことや,その後,ケネディ政権で国防長官を務め,現在の米国の国防省の数理工学的管理の導入や,核ミサイルシステムの基礎を構築したことはよく知られている.
 しかし,第二次大戦当時,マクナマラ氏らのチームでは,自分たちの立案した,東京大空襲などの作戦の内容が,「負ければ戦争犯罪人だ!」と自覚していたことを,後にドキュメンタリーフィルム上で告白していたことは初めて知った.


 また,おなじ,WILL pp.70-77 の 渡部昇一先生 による記事「東條秀樹宣誓供述書は近現代史の超一級資料」は勉強になった.
 
 米軍のダクラス・マッカーサ元帥 (Douglas MacArthur)
が,晩年,1951年5/3-5/5 の米上院軍事外交委員会で,「日本には固有の資源がない. ...だから彼らが戦争に突入した主たる動機は,自営の為だった.」と証言していたことを初めて知った.

 上記の記事の詳細は,WILL9月号をご覧ください.


 このような歴史的な近代から,現代にかけての歴史的事実は,是非,小学校や中学校でも教えるべきであると思う.
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周恩来と靖国神社

2005-08-14 | Weblog
  正論 の 2005年 9月号 pp.84-92 に発表された, 水間政憲 氏による「あの周恩来が靖国を参拝していた頃の神田と中国共産党の関係」という記事は勉強になった.

 日清戦争後,中国から日本への留学生が増えていたことは以前から聞いていた.1905年には8千600人,1906年に2万人という数字は,当時の交通事情や日本へ渡航する外国人の数を考えれば相当な人数である.
  中国共産党 の創立者12名中,初代総書記陳独秀氏を含む6名が,日本に留学している.結果的に,現代の中国政府の基礎を築いた人たちは,当時の日本で,社会主義を含む「近代」を学んでいたことになる.

例えば「中華人民共和国憲法」のうち,「中華」以外の,人民,共和国,憲法は,すべて日本からの外来語であることが,中国の辞書や言語に関する論文からも明らかであるらしい.

 現在の中国政府の基礎を築いた一人である, 周恩来 氏が,日清戦争の後に日本に留学し,日清戦争や日露戦争での戦死者を祀る,靖国神社の「大祭」を拝観していたという事実も,公に知られている周恩来氏の日記から明らかだという.

 上記の記事の詳細は,正論9月号をご覧ください.


 戦後派の現在の中国共産党幹部は,「建国の母」といわれる周氏の日記や創設者たちの経歴,外来語の由来や意味を勉強していないのだろうか?

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夏休み読書月間 (13)  道をひらく

2005-08-12 | Weblog
 帰りがけに,夜食を買うために,コンビニによった.雑誌のコーナーで小説等の並びにあった本書がすぐに目について,反射的に購入してしまった.
 

 本書は,松下電器グループの創業者である,松下幸之助 氏 によるエッセー集である.
 1968年5月の初版で,2005年の1月現在,なんと146刷である.
 

道をひらく
松下幸之助
PHP研究所

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mixi 入会.

2005-08-12 | Weblog
 半年ほど前に,友人から,ソーシャル・ネットワーキングサイト mixi へ招待されていたが,ちょうど,学位論文の直しがあったり,自分の blog で手一杯だったりして,登録していながった.

 しかし,ちょっと思うところあって,遅まきながら,昨夜やっと入会した.

 ニックネームは,Jason である.
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郵便局を創った男

2005-08-10 | Weblog
 「郵政解散」のためか, 空飛ぶ教授のエコロジー日記 8/8 の blog は,珍しく,明治時代の人物,前島密の自伝の紹介である.

 「特定郵便局長」と小作を失った元「地主」の関係,その信頼感をに担保された,郵便貯金,鉄道整備の話しは,「ヘーっ」x 8 ぐらいの感じであった.

 Y先生,大変勉強になりました.

 
 行政改革のための「国家公務員削減」の一つの方策としては,「郵政民営化」はそれほど悪いアイデアではないと思う.しかし,より優先して手をつけるべきことははいのか?現在の法案が良いか?というと,だいぶ問題があったと思う.
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夏休み読書月間 (10) 科学を読む,ラッコを思う

2005-08-07 | Weblog
 科学雑誌 Newton の 2005年9月号 は,面白い記事が多い.普段,あまり科学的な情報に目を通さない,文系の人(例えば文系の科目の先生)にも楽しめる内容だと思う.

 『宇宙に「無限」は存在するか』というのがメイン特集である.円周率から,有理数,無理数,微分積分など,さすがにうまくまとまっている.『相対性理論のQ&A 読者の疑問に答えます!』の説明も判り易い.

 この他に『数千キロを旅するウナギ - 謎の生態』という記事は勉強になった.

 個人的に一番気になったのは,『危機にさらされる野生動物 ラッコ』という記事であった.

 ちなみに,私が ラッコ のことを知ったのは,以下の童話からだった.


いたずらラッコのロッコ
神沢利子 作 / 長 新太 絵
あかね書房

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 *小学校低学年ぐらいまでのお子さんには,絶対の自身をもってオススメできる秀作.
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