6/27のblog で東大の 福島 智 助教授 を紹介した.
福島氏が高校2年の終わりに失聴し盲聾となってから,盲学校での授業,友人とのかかわり,予備校,大学受験,大学での授業や日常の生活,「指点字」の詳細などについて,本人,先生方,それらの人を支える沢山のボランティアによるレポートと,ご家族や知人,同じ障害を持つ方のインタビューやエッセイが単行本としてまとめられていたので,すぐに入手し,読了した.
本書は,多重障害者教育についての非常に貴重な実験の記録資料となっている.しかし,単なる障害者教育の本ではない.人間のコミュニケーションと教育について,根本から問いかけ来る.また,我々がいかに,普段から「想像力に乏しいか」「恵まれているか」ということも,再確認さられる内容だ.
教育にたずさわるすべての人に推薦したい.
# 表紙の画像が出ないのが残念です.
福島氏が高校2年の終わりに失聴し盲聾となってから,盲学校での授業,友人とのかかわり,予備校,大学受験,大学での授業や日常の生活,「指点字」の詳細などについて,本人,先生方,それらの人を支える沢山のボランティアによるレポートと,ご家族や知人,同じ障害を持つ方のインタビューやエッセイが単行本としてまとめられていたので,すぐに入手し,読了した.
本書は,多重障害者教育についての非常に貴重な実験の記録資料となっている.しかし,単なる障害者教育の本ではない.人間のコミュニケーションと教育について,根本から問いかけ来る.また,我々がいかに,普段から「想像力に乏しいか」「恵まれているか」ということも,再確認さられる内容だ.
教育にたずさわるすべての人に推薦したい.
ゆびで聴く―盲ろう青年福島智君の記録松籟社このアイテムの詳細を見る |
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