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奇跡

2015-01-21 15:00:00 | 日本発年次随時報告書のためのリンク
亡くなってしまったが、親戚の伯父はシベリア帰りであった。
子供心に、少し変わった大人というイメージだった。

さて、自分がオヤジとかオッサンとか呼ばれるような年齢に
なり知ったこと。(馬鹿な大人は教育が作るのだ)

シベリア抑留、関連しシベリア鉄道や満鉄、731部隊や関
東軍とか。

極寒の地シベリアで厳しい捕虜生活のあと、とても優しい扱
いを受けたとしたら、そこで思想教育をされたとしたら疑う
余地はないだろうと客観している。

客観するならば、これだけではいけない。
同胞をマルタと呼び、人間の仕業とは思えないような人体実
験をした敵国の兵隊捕虜を、結果として両国間の友好だけで
なく世界平和に貢献するような、個人として人間として深い
反省を促したことも事実として付け加える必要があるだろう。

「撫順の奇跡」

当時の中国と現在の中国は別の国である。
当時のロシアと現在のロシアも別の国である。
もちろん当時の日本と現在の日本も別の国である。

現在の中露でも露中でもいいのだが、関係は奇跡である。誰
も想定していなかったことであろう。
(ロシアは国名からしてロシアのままではなかったという意
味)

つまり結果として「奇跡」なのである。
あくまで個人的客観意見である。

この奇跡に対しては主張が割れているようだが、それぞれの
主張を客観すると、それぞれの主張の裏にあるであろう目的
が見えてくる。
 
 そこで私個人の客観主張は、

主体的に、肯定的に、戦争に参加した国々で、戦勝国敗戦国
かは別論として、本土決戦を経験していないのはどこの国だ
ろうか。

日本の本土決戦のときに、攻め込んで来たのはどこの国の兵
だったろうか。

こういった事実に対する考察や議論が欠けているようだ。
そして、落とされた原爆を人道的、倫理的に許せるかという
問題だろう。(落とした側、落とされた側の立場を超えての
意味)

私は人間として許せない。
とすれば、中国、満州で行われたことも許せない。

戦争自体が許せない。

「なので戦争を地球上からなくしてしまうのが
目的なのだと言っている。」
(人類最後の大革命かもしれない)

左右両陣営それぞれの主張は上記の視点が抜けている。
そして同じこと(目的)を主張しているように思える。
同類、同一思想にも読むことができる。

分かり易く言えば、
日本の戦争責任を認めるならば、アメリカの戦争責任(実際
に賠償や謝罪などの具体的な何かを求めるかは別問題だ)を
認めなければならないし、日本の戦争責任を否認するならば
少なくともアメリカの原爆投下に倫理的な責任を求めること
はできないだろう。

立場を超えて答えを出すことを前提とした場合、その答えは
日中、日韓、日露の関係を超えることであり世界共通のもの
となるはずだが、この頭の悪い素人意見は世界の賛同を得る
ことができるだろうか。

尚、日本は全体主義、国家社会主義に急速に変貌しようとし
ているように見える。

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