早い方が良い

アメリカの国家デフォルトは早い方が良い。
アメリカの国家デフォルトで被害を受けるひとと恩恵を受けるひととの
差が大きいわけだ。

被害は裕福層に及ぶだろう。
彼等は世界的に見ても贅沢の限りを尽くしている生活にどっぷりと浸かっ
ていて「改善幅が大きい」それだけ気付きさえすれば大きく変わるのだ。

もうアメリカでははじきだされた人々は、少し以前の暮らしが戻ってくる
かもしれないが、それは自分次第だろう。
相変わらずジャンキーでは話にもならない。

マスコミ含め人々に情報を与える側にいた人間は責任は重い。
問題はそれ以外の一般の世界に生きる人々の今後をどうするかの問題で
彼等がなにをどう勝ち取るかということでもあるだろう。

日本においては「公正公平」といったものを公的機関にもとめることに
なるだろう。
そういった門戸を開かないのであれば、それは国民の声を聴かないという
「烙印」を押されることになる。実際既に政権政党は民衆の声を聴かない
聞いても理解でいない、それは市民から出た政治ではないからというのは
常識となっている。

武器輸出の要件を緩和して戦後初めての戦争を知らない総理大臣がすることは
それだけで本来は慎重でなければならなかったのがそうではなかった。

多くの日本のベンダー製造業などが今度の中東への動向に密着して、勝機を
伺っていたっことも確かなことなのだ。

問題はこれらがもたらすであろう恩恵が、誰にもたらされるのであろうか。
という部分で彼らの責任大きいのである。

武器の部品となりえるようなものを売ってほしくない。相対的に日本が
出すと言ったカネにたかり付くようなはしたないこともすべきではないのだ。