同年に自らの半生を語り下ろした自叙伝『憚りながら』(宝島社)を出版、後藤組と創価学会の関係について明らかにしたことなどが話題を呼び、ベストセラーになった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/後藤忠政
ヤクザは普通に暮らしている私たち一般人にはあまり関係ないみたいだが、学会はアチコチ目につくところにある。
国会議員と右翼とかそういうのの . . . 本文を読む
官僚体制が国民のお金を食い尽くす!
解説
小泉首相が進めている構造改革で本当に日本は再生できるのか。7年も前から構造改革の必要性を直言してきた衆議院議員である著者が調べあげた事実を基に検証すると――。日本の「経済」は極端にいえば、国と地方と合せて、国民の税金と貯金、年金、保険積立金など350兆円を上から流し込んで消費しているだけのものだ。つまり、市場特有の拡大再生産機能によっ . . . 本文を読む
『戦後史の正体』を書いたことで、私が確認できた重要なポイントは次の三点です。
①米国の対日政策は、あくまでも米国の利益のためにあります。日本の利益とつねに一致しているわけではありません。
②米国の対日政策は、米国の環境の変化によって大きく変わります。代表的なのは占領時代です。当初、米国は日本を二度と戦争のできない国にすることを目的に、きわめて懲罰的な政策をとっていました。しかし . . . 本文を読む
関所の仕事 政府であれ企業であれ、関所関連組織の特徴は、「やっているフリ」がうまいことである。本当に何かをしてしまうと、状況が変化して、関所が崩れる恐れがある。とはいえ何もしなていないのでは、通行料をとる恰好がつかない。やっているフリをしているのに何もしないというのは、パントマイムのようなもので、高度の知能・技術を必要とするが、非常に疲れるうえに、周囲には何の貢献もしない。
. . . 本文を読む
ポピュラーなソングとスタンダードなソングはいったい何が違うんだろう。どちらにしてもリズムは大切なのかもしれない。
ポピュリズムとは何か
水島治郎 著
中公新書
第2章 開放の論理 南北アメリカにおける誕生と発展
アメリカ大陸という起源
ヨーロッパ各国の政治を席巻し、ついには大西洋を渡ってトランプをアメリカ大統領に押し上 . . . 本文を読む
二十代の頃、貪るように本を読んだが、そのとき読んだ本に書かれている意味を理解できずに、ある意味苦い薬だと思って「我慢」して読んだ記憶がある。
でもその時に分からなかった意味が、後になって少しずつ理解できるようになった。
この本は、その程度の私でも殆ど(カタカナ日本語以外)は理解できる本だ。
お勧めだ。
「反知性主義と新宗教」 島田裕巳 著 . . . 本文を読む
マルキド・サド著「悪徳の栄え」「そうだとも」と大臣はいうのでした、「法律はうんときびしくしなければいけない。異端糾問所の支配している国のみが幸福な統治国なのだ。それのみが君主への絶対服従を実現しうる。政治の支配力を強くするには宗教の支配力を強くするのが、いちばんの早道だ。王笏権威は香炉の権威に依存している。この二つの権威は、お互いの力を提供し合うことに絶大の関心を持っているのだ。人民が支配の軛を揺 . . . 本文を読む
おわりに
本章の議論をまとめよう。生命が生き延びるための暗黙の力の発揮を「創発」と呼ぶ。この創発が実現されるjことにより価値が生まれる。有効な経済活動の本質は、創発を呼び起こすために必要なものを、必要な場所に届けることであ . . . 本文を読む
市庁舎問題は、新市庁舎の土地取得から建設そして旧市庁舎格安売却までひと繋がりの問題は、誰もが引っ越しをするときに考えること。そうすっとこの山本ナニガシという議員も単なる便乗であるというミエミエスケスケということになる。なので細切れ議論に持ち込みたいとなるんだろう。 https://t.co/F6RbYOAZLm
— jannmu (@jannmu) Decembe . . . 本文を読む
自己みずからの、すでに十分に備わっている悟性を使用する勇気をもつということは、カントの思想の文脈でいえば、「真・善・美」以外のいかなる権威にも「服従するな」ということである。もうすこし引用を続けてみよう、するとカントのいう「啓蒙」がなんであるか見えてくるはずである。
ところでこのような啓蒙を成就するに必要なものはまったく自由(フライハイト)にほかならない。なかんずく、およそ自 . . . 本文を読む
愛国より憂国 ”自衛官必読”の書 たった数冊
この数冊を読めば、自衛隊はアメリカ軍コントロール下であることが理解できるだろう。
*シビリアンコントロール・・・文民統制・シビリアンコントロール(Civilian Control Over the Military)とは民主主義国家における軍事に対する政治優先または軍事力に対する民主主義的統制をい . . . 本文を読む
創発と暗黙知
さてここで、仲間に花のありかを伝える蜂の話に戻って考えてみよう。餌のありかがわからないでいる蜂の巣に、適切な形で情報が届けられたなら、蜂は環境に適応し、生き延びることができる。こういった「情報」は生きる手助けをするものであり、このような適応の実現には意味があると言ってよかろう。それゆえこの情報には価値がある、と私は言いたい。これが私の考える価値(=意味)の源泉であ . . . 本文を読む
植民地を彩る数々の欺瞞
植民地というものは元来、ギマン・インチキ・ヤラセに満ちたものです。本来は本国の都合のいいように政治・経済・そして文化をもコントロールされているはずなのに、あたかも現地の人々が望んでそう決めているかのように偽装する必要があるからです。
また植民地の人々の中にも、「暴力によって支配される/する」という関係が精神的に耐え難く、「自分の意思でそうしている」という自己欺瞞を . . . 本文を読む
はじめに―――「偽(フェイクニュース)」が世界を動かす
予想外の出来事が目の前で起ころうとしていた。
2016年11月―――私はパソコン画面に映し出された車の速度計に似た半円形のメーターを見つめていた。濃い青を示していた針が少しずつ動き始め、赤いゾーンに突入したメーターは一気に倒れていった。
メーターが設置されていたのはアメリカの有 . . . 本文を読む
自らが転がした雪玉に弾き飛ばされた石原莞爾
さて、石原莞爾は彼独特の思想に基づいて満州事変を引き起こしました。
本来、死刑です。国民の徴兵による「天皇の軍隊」を勝手に、天皇の命令なしに動かしたのです。本当でしたら石原や板垣征四郎をはじめとする満州事変の首謀者、関東軍を助けに行くために朝鮮軍を勝手に動かして「越境将軍」と呼ばれた林銃十郎、この人たちは全員この時点で「擅権(せんけん)の罪」で . . . 本文を読む