霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

恵比寿からスタートの「駅からハイキング」

2006年10月28日 | 関東の旅(東京23区)
⇒岡村家一族
今日(10月28日)は、恵比寿からスタートする「駅からハイキング」だ。何でも、恵比寿・原宿・代々木駅の開業100周年記念だそうな。恵比寿駅東口で受付を済ませ、アミノバリューを参加プレゼントにいただいてから、スカイウォークを歩き始めた。
コースは、恵比寿ガーデンプレイス⇒有栖川宮記念公園⇒六本木ヒルズ前⇒西麻布⇒南青山⇒表参道⇒東郷神社⇒原宿駅⇒明治神宮⇒刀剣博物館⇒高野辰之住居跡⇒代々木駅西口という、約10km程のお手軽な経路だ。
刀剣博物館は、通常525円のところハイキング参加者割引で200円とのことだったので計略に乗せられて入館してみた。刀剣そのものの芸術品としての価値はよく分からないが、鍔(つば)や鞘(さや)、目貫(めぬき)、柄(つか)、小柄(こづか)、笄(こうがい)など、所謂「刀装具」と言われるものの奇抜なデザインや精巧さには舌を巻いた。自分の身を守る道具とは言え、人殺しの為の武器を装飾することにこれだけのエネルギーを注いだということが、現代に生きる人間からは理解しにくいところだ。ま、常時持ち歩くものという点では、今のケータイに多少通じるものがあるかも知れないナ。
コースは僅か2時間半位で終わったので、代々木駅からぶらぶらと寄り道をしながら自由が駅方面を目指した。代々木駅⇒国立能楽堂⇒鳩之森八幡神社⇒勢揃坂⇒原宿キャットストリート⇒長泉寺⇒穏田神社⇒金王八幡宮/豊栄稲荷神社⇒代官山駅前⇒駒沢通り⇒自由が丘駅と辿って、自由が丘駅に着いたところで6時間が経過していて、39,334歩だった。
勢揃坂と言う威勢のいい名前は、今から1000年近く前の「後三年の役」の時に、渋谷城の八幡太郎源義家が、奥州へ向かう軍勢をこの坂で揃えたことに由来すると、説明版に書いてあった。当然この坂も、鎌倉街道(古道)だ。
鳩之森八幡神社には、寛政元年に築かれたという「富士塚」があって(写真上)、富士山の溶岩の実物を配しているかと思えば山腹には熊笹を植えたり、頂上には奥宮を安置するなど、ミニ富士山を模していて、僅か30秒程で頂上まで辿りつけるところも、とても滑稽かつ興味深い。
駒沢通りを歩いていると、立派な構えの山門が見えたので思わず入ってみると、これが「祐天寺」だったのだぁ(写真下)。東横線の駅名にある、都立大学も学芸大学も既に移転して実在していないので、祐天寺もどこかに引っ越していたのかと勝手に思っていたが、ちゃんと在ったのだ(…当たり前か)。

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