霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

三回目の萩往還(三田尻⇒山口市) その2

2012年07月21日 | 萩往還

その1からの続き

国道262号の側道を登って行くと、鯖山(佐波山)トンネルの少し手前から左側に旧道が残っていて、登り切った峠には、明治天皇行幸の碑と、郡境の碑(タイトル写真)が建っている。郡境の碑には、「従是南佐波郡 従是北吉敷郡」と彫ってあり、萩往還を歩く人にしか見向かれることのないものの、草生した中に凜と立っている様は、なかなかいいものだ。

峠を下って山口市域に入り、すぐの右手にはここにもまだ一昨年の大水害痕が残っていて(写真下)、全く手つかずのままになっている。


最初の信号で横断歩道を渡って国道の右手に出ると、また暫くは旧道の長閑な景色が続く。禅昌寺前を通過して更に往くと、中国自動車道と国道262号を地下道で潜って、柊交差点に出る。
大内郵便局を過ぎ、氷上橋を渡って御堀(みほり)へ出ると、もう山口市内は目の前だ。往時の山口市内への入口が鰐石橋(写真下)で、特徴のある「重ね岩」が見えると足の疲れもつい忘れてしまう。


今日は、鯖山峠から山口市までの間に四度程夕立に遭い、その都度、道沿いの民家の軒先を借りて雨宿りをする羽目になった。そのせいで、実歩行時間は5時間半なのだが延べ時間は6時間半になり、10時半にスタートしてゴールしたのが17時だった。万歩計は41,092歩で、酷暑の中のウォーキングは確かに疲れるけれども、歩き終えた後の爽快感はこれまた堪らないぃ~~~っとぉ。



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