初めてのニュージランドで感じたことをまとめる。
コース作りが素晴らしい
当初は1日に走る距離が短いので馬鹿にしていると思ったが、疲労の度合いや道路状況への慣れなど細かいところまで気を配った設計がされている。ハンマースプリングの休息日はなくても良いのではと思った。
ガイドブックが素晴らしい
ガイドブックは実際にポールとキムが走って作ったものと思われる。彼は私と同じGeko 201のGPSを持っており、これで測定して作ったと思われる道路の断面図は走り方の参考になる。コースの詳細な説明、途中で見るべき風景、昼食をとる場所の説明が詳細に書かれている。ここまでは普通のガイドブックにもある形態だが、泊まる町のことまで詳しく述べている。たとえばこの町には自転車の修理ができるところはどこにあるとか、買い物はこのスーパーでとか、夕食はここが良いなど、痒いところに手の届くものである。
泊まるところについても、洗濯機を使わしてくれるとか、朝食は注文でコックドかコンチネンタルが選べるとか、夕食は前もって連絡しておけば食べさせてくれるなどホームステイ側とも緊密な調整がされている。
注釈 旅行ガイドブックでは世界一と言われるロンリィプラネット(Lonely planet)の cycling New Zealand に実は同じような案内図が存在する。案外盗作かも…いいか、出版物でないから。
公的窓口
入国審査とか銀行での両替には必ずパスポートが必要であることは理解できるが、昨夜とか今夜泊まる場所が聞かれる。入国審査ではそれも普通であるが両替でもそれが聞かれるのは少し驚いた。そして両替にはやたら沢山の書類が作られるのも不思議な感じがする。途中立ち寄ったシンガポール空港の両替なんかは日本の銀行でお金を崩すよりも簡単であった。いずれにせよ窓口に行くときは宿泊場所を示すことができるようにしよう。
宿泊施設
ホームステイを主体に宿泊したが、ホテルと異なるくつろぎの時間を味わうことができた。しかも驚いたことに我々が利用したホームステイは互いに皆が良く知っているということである。どのようにして情報を交換しているのか聞かなかったのが残念である。
ホテルと違ってホームステイでは家の人と何時間でも話ができるので、その国のことを理解するということではとても良いシステムである。
ホームステイにはクオルマークのついた民宿系、アットホーム・ニュージランド系、キウイ・アカマデーション系、および一匹狼系があるようだ。クオルマークおよび一匹狼系はその道のプロフェショナルが経営しておりビジネスライクで他に比べるとアットホームのレベルが少し下がる。その他のグループに入っているホームステイはホームページの運営などもグループがやっており組織としてしっかりしている。
今回、出国前にホームステイへ土産を持参しなくていいかICTに問い合わせたならば全く不要との返事。お金は払ってあるからドライに考えればよろしい。しかし、その他グループ系はきわめてアットホームだったので帰国後すぐに礼状を出した。
英語は必須
ネイティブのように話せれば最高であるがそれは無理、しかし自分の意志がしっかりと表現できて相手の言っていることが分かる程度の語学力が欲しい。とくにホームステイが多いので、相手のご家族と一緒にいる時間を楽しく過ごすには会話が大切。英語が上手でなくても相手と共通の話題を持つ努力が出来なくては失礼だし、旅の楽しみも半減する。
ニュージランド人はサイクリストに優しい
路側帯のない登り坂で追い越し禁止のところをあえぎながら走行車線を走っていたら後方に車の列ができてしまった。自転車も追い越し禁止の車両対象であった。降りて押して登るべきだった。路側帯があればそこを走るが走行車線を走っている場合はほとんどの車が対向車線を使って追い越してくれる。ちなみに片側2車線はほとんどない。
日本のように走行車線を走っていてもクラクションを鳴らされることはない。逆に対向車線の車がビッ・ビーと激励のクラクションを鳴らしてくれる。その時は答礼をしよう。
日本の常識は非常識
日本のようなコンビニは大都市以外には無いと考えるべし。とにかく人口密度が低いから日本の常識は非常識である。サイクリング中は常に非常食や救急用品は携帯すべし。野良のどまなかに自動販売機があるのは世界中で日本だけ。
日差しは強烈
日焼け止めを一日だけ塗らなかった結果完全に火傷状態になってしまった。緯度があんなに高いのに日差しは強烈。日本とは違うことを認識しよう。
トイレのエチケット
ホームステイやコッテイジに泊まるので他の人とトイレを共用することがある。日本人が一般的に出来ないのは、トイレから出てくるときにドアを開いたままにしておくことと、閉じているトイレのドアをノックしないこと。とくに不用意にドアを閉めておくと他の方はドアが開くまで外で待つことになる。西洋文化の人たちは絶対にトイレのドアをノックしない。
健康
私は高血圧の治療を受けており、帰国後直ぐに主治医の診察を受けた結果、血圧やコレストロールなどについては特段の変化は無かったが通常25くらいあった体脂肪率が18.2まで激減していた。1日に5時間も自転車を漕げばこれくらいまで下がって当然かもしれない。
通信
日本との連絡のためにWorld_Wing 対応の電話を持参した。日本から不用意に携帯に電話をかけられると受信側支払いになる。これは出発前に周知しておく必要がある。ブログ・マネジャー他にメイルを送った費用はWorld_Wing・i モード通信料として10,356円、FOMA通話料{iモード等}3326パケット665円でした。写真をかなり添付したので高い感じはしない。
ネットワークが自動で接続できない国もあるので出国前に手動接続の方法を練習しておく必要がある。自動接続の可否は電話会社で分かるので出国前に確認すること。
記事に関するお問い合わせは ja2eul@blog.goo.ne.jp へどうぞ。
コース作りが素晴らしい
当初は1日に走る距離が短いので馬鹿にしていると思ったが、疲労の度合いや道路状況への慣れなど細かいところまで気を配った設計がされている。ハンマースプリングの休息日はなくても良いのではと思った。
ガイドブックが素晴らしい
ガイドブックは実際にポールとキムが走って作ったものと思われる。彼は私と同じGeko 201のGPSを持っており、これで測定して作ったと思われる道路の断面図は走り方の参考になる。コースの詳細な説明、途中で見るべき風景、昼食をとる場所の説明が詳細に書かれている。ここまでは普通のガイドブックにもある形態だが、泊まる町のことまで詳しく述べている。たとえばこの町には自転車の修理ができるところはどこにあるとか、買い物はこのスーパーでとか、夕食はここが良いなど、痒いところに手の届くものである。
泊まるところについても、洗濯機を使わしてくれるとか、朝食は注文でコックドかコンチネンタルが選べるとか、夕食は前もって連絡しておけば食べさせてくれるなどホームステイ側とも緊密な調整がされている。
注釈 旅行ガイドブックでは世界一と言われるロンリィプラネット(Lonely planet)の cycling New Zealand に実は同じような案内図が存在する。案外盗作かも…いいか、出版物でないから。
公的窓口
入国審査とか銀行での両替には必ずパスポートが必要であることは理解できるが、昨夜とか今夜泊まる場所が聞かれる。入国審査ではそれも普通であるが両替でもそれが聞かれるのは少し驚いた。そして両替にはやたら沢山の書類が作られるのも不思議な感じがする。途中立ち寄ったシンガポール空港の両替なんかは日本の銀行でお金を崩すよりも簡単であった。いずれにせよ窓口に行くときは宿泊場所を示すことができるようにしよう。
宿泊施設
ホームステイを主体に宿泊したが、ホテルと異なるくつろぎの時間を味わうことができた。しかも驚いたことに我々が利用したホームステイは互いに皆が良く知っているということである。どのようにして情報を交換しているのか聞かなかったのが残念である。
ホテルと違ってホームステイでは家の人と何時間でも話ができるので、その国のことを理解するということではとても良いシステムである。
ホームステイにはクオルマークのついた民宿系、アットホーム・ニュージランド系、キウイ・アカマデーション系、および一匹狼系があるようだ。クオルマークおよび一匹狼系はその道のプロフェショナルが経営しておりビジネスライクで他に比べるとアットホームのレベルが少し下がる。その他のグループに入っているホームステイはホームページの運営などもグループがやっており組織としてしっかりしている。
今回、出国前にホームステイへ土産を持参しなくていいかICTに問い合わせたならば全く不要との返事。お金は払ってあるからドライに考えればよろしい。しかし、その他グループ系はきわめてアットホームだったので帰国後すぐに礼状を出した。
英語は必須
ネイティブのように話せれば最高であるがそれは無理、しかし自分の意志がしっかりと表現できて相手の言っていることが分かる程度の語学力が欲しい。とくにホームステイが多いので、相手のご家族と一緒にいる時間を楽しく過ごすには会話が大切。英語が上手でなくても相手と共通の話題を持つ努力が出来なくては失礼だし、旅の楽しみも半減する。
ニュージランド人はサイクリストに優しい
路側帯のない登り坂で追い越し禁止のところをあえぎながら走行車線を走っていたら後方に車の列ができてしまった。自転車も追い越し禁止の車両対象であった。降りて押して登るべきだった。路側帯があればそこを走るが走行車線を走っている場合はほとんどの車が対向車線を使って追い越してくれる。ちなみに片側2車線はほとんどない。
日本のように走行車線を走っていてもクラクションを鳴らされることはない。逆に対向車線の車がビッ・ビーと激励のクラクションを鳴らしてくれる。その時は答礼をしよう。
日本の常識は非常識
日本のようなコンビニは大都市以外には無いと考えるべし。とにかく人口密度が低いから日本の常識は非常識である。サイクリング中は常に非常食や救急用品は携帯すべし。野良のどまなかに自動販売機があるのは世界中で日本だけ。
日差しは強烈
日焼け止めを一日だけ塗らなかった結果完全に火傷状態になってしまった。緯度があんなに高いのに日差しは強烈。日本とは違うことを認識しよう。
トイレのエチケット
ホームステイやコッテイジに泊まるので他の人とトイレを共用することがある。日本人が一般的に出来ないのは、トイレから出てくるときにドアを開いたままにしておくことと、閉じているトイレのドアをノックしないこと。とくに不用意にドアを閉めておくと他の方はドアが開くまで外で待つことになる。西洋文化の人たちは絶対にトイレのドアをノックしない。
健康
私は高血圧の治療を受けており、帰国後直ぐに主治医の診察を受けた結果、血圧やコレストロールなどについては特段の変化は無かったが通常25くらいあった体脂肪率が18.2まで激減していた。1日に5時間も自転車を漕げばこれくらいまで下がって当然かもしれない。
通信
日本との連絡のためにWorld_Wing 対応の電話を持参した。日本から不用意に携帯に電話をかけられると受信側支払いになる。これは出発前に周知しておく必要がある。ブログ・マネジャー他にメイルを送った費用はWorld_Wing・i モード通信料として10,356円、FOMA通話料{iモード等}3326パケット665円でした。写真をかなり添付したので高い感じはしない。
ネットワークが自動で接続できない国もあるので出国前に手動接続の方法を練習しておく必要がある。自動接続の可否は電話会社で分かるので出国前に確認すること。
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