アマチュア無線局JA0RUZ FHD-ATV(Full High Definition - Amateur TV)

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ISDB-T と DVB-S2

2019年05月22日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 フルハイビジョン映像の送受信にはいくつかの方式がありますが、

日本で開発された ISDB-T の特徴の一つはマルチキャリア方式の為

地上波では極め高い確率で発生する「マルチパス」による障害を克服

する仕組みがあります。(下記参照)

https://kotobank.jp/word/ISDB-T%E6%96%B9%E5%BC%8F-1725249

しかし、DVB-S(2)等は、伝送路にマルチパスの無い宇宙からの送信に

使われる方式の為、マルチパス対策は考慮されていないシステムで、

地上通信で使うには問題も多くなり得る訳ですが、諸外国のデジタルATV

はなぜかDVB-S(2)方式を採用しています。

しかし ここは日本!  ISDB-T が良いでしょう。

国内での地上波通信ならバラカゴス方式でも全然問題ないと思いますし、

衛星からの映像受信や、海外とのフルハイビジョン映像交信の可能性?

がある場合は、DVB-S2方式も有りとは思います。

またDVB-S2信号受信だけなら、2000円程度のSTB一つで簡単に受信

できるでしょう。

また受信回路は、ISDB-T送信受機を完成する腕があれば、問題なく

作成する事ができますね。

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デジタルATVの電波を見てみましょう

2019年05月22日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

5GHz帯 フルハイビジョンデジタルアマチュアテレビ(FHD-ATV)

の電波を見てみましょう。

この電波の形式は「 5M70  X7W  」 レベルは-30dBmです。

 ついでに比較の為 CW (無変調波)も。  レベルはISDB-Tと同一です。

免許は以前DVB-S方式を申請した当時のなごりで、「8M00  X7W」

 となっておりますが、総務省担当曰く「8MHz帯域に5.7MHz帯域は

包括されているので指定事項に変更はありません」との事です。

ですが、各局により指定帯域はバラバラですし、ましてや帯域指定が

ない免許も多い為、全国の免許を見れば国の許認可事項も不可解な事

だらけです。

そして日本のアマチュア局でこの様な「広帯域デジタル波」が使える

のは、マイクロ波帯だけです。

しかし日本の電波法(JARL提言?)ではこれらを「アマチュアテレビ」

とは認めず?使える帯域は各バンドの「全電波形式」帯だけですので、

1.2GHz帯では免許になりません。

こんな矛盾のままで行政や JARL は問題ないと思っているのでしょうか?

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