愛大将棋部雑記

日々の日記。いわゆる雑記。当番の人は書くよーに。書かないと・・・・(¬ω¬)ニヤリ

竹内の2019秋中四

2019-11-06 15:50:20 | 雑記
3回生の竹内です。2019秋中四に参加しました。
 
【団体戦】
 
朝起きれなくて、大変申し訳なかったです。さいとう先輩ありがとうございました✨
 
徳島大学の人と合同チーム。緊張していたけど、徳島の1人はみきちゃんだったのでほっとした🍵
もう1人は、「からすのパン屋」のティーシャツをお召しになった親しみやすい方だった🍞
 
 
1戦目 負け
相手は中飛車。序盤では、相手の角を私の金と交換!
でも、なかなか勇気がでなくて攻めれなかった。相手は穴熊で固かったので、守ってばかりの私はどんどん攻められて負け。
 
2戦目 負け
がーしらさん!!会えて嬉しかった🎵
天守閣されて、右よりの真ん中から攻めたいと思いつつも左からしか攻めれなかった。定石通りが通用しない気がして別の手にしたけど、定石通りにしたらよかった。龍は作れたけど、一方的に攻められて負け。
 
3戦目 勝ち
相手の方が序盤で致命的なミスをしたので、龍を作れた。感想戦では、わたしよりずっと深い読みで色々と教えてくれた。
 
【女子会】
 
お野菜食堂SOHSOH
温玉がのったゴボウのサラダ🥗を食べた!スポンジみたいな謎の野菜は、がーしらさんにもわたしにも何かわからなかった!デザートの抹茶ティラミスが最高だった😍いつもなかなか会えない中四女子の皆様と時間を忘れておしゃべりできたので、すごく楽しかった🌟💗🎶
 
 
【女流戦】 
 
1戦目 勝ち
岡山の1回生。高校から将棋をしていたらしい!やきとりくんに止められなかったら、感想戦をゆっくりしたかった。終盤は、正直自分でもよくわからなかった😣
 
2戦目 負け
高知工科大学の2回生。序盤でこちらが致命的なミス😭かわいい人が手を震えさせながら、ガンガン攻めてきて羽生さんかと思いました。優勝🏆おめでとうございます。
 
3戦目 勝ち
みかこちゃん!!女子会に誘ってくれてありがとう🌟
ミラクルってわかってるけど、勝てて嬉しかった✨
 
 
 

2019秋中四レポ マキバオー 団体戦編

2019-11-06 01:35:24 | 雑記

 

 

こんにちは、愛媛大学将棋部副部長のマキバオーです!

 

今回は11/2,3,43日間に愛媛大学・松山青少年センターで開催された第102回中四国学生将棋大会について書いていこうと思います!

 

この記事では初日の団体戦について、僕の視点から書いていきます!

 

愛媛大学の目標はもちろん、団体優勝!

全国大会の学生王座戦への2年連続出場を目指していました!

春中四では広島大学に圧倒的な戦力層を見せられ、昨年秋に続く連覇を阻止されてしまいましたが、今回はそのリベンジの思いも持って臨みました!

 

 

初戦 島根大学

5-2 勝ち

 

初戦は春で4位だった島根大学さん。

僕は出ませんでしたが、同期と先輩達がしっかり勝ち星を拾ってくれて幸先良くスタートできました!

 

この対局中に各大学のオーダーをチェックさせてもらいましたが、やはり優勝候補は広島大学、次点で徳島・愛媛辺りかなと見ていました。

 

 

2戦目 鳥取大学

4-3 勝ち

 

2戦目は春にB級を制覇しA級に昇格してきた鳥取大学さん。

僕は大将として出場。今大会全く採用予定ではなかった角換わり右玉をなぜか採用。序盤で飛車を手にし優勢を取りましたが、方針が中途半端な指し手だったり欲張りに行き過ぎている手だったりを冷静に咎められ玉頭戦に持ち込まれ、敗北。相手の方も序盤はミスがあったとのことですが、中盤からの立て直しがとても綺麗で、自分の力の無さを痛感しました。

しかし、チームは勝ってくれていたので一安心。2戦目終了時点で2勝していたのは広島・徳島・愛媛の2019春中四の上位3大学。優勝可能性があるのもこの3大学のみとなり、ここからが正念場だと、気合を入れ直していました。

 

 

3戦目 徳島大学

2-5 負け

 

ここで優勝候補の一角である徳島大学さんと激突。

僕は2戦目で不甲斐ない敗北を喫してしまっていたこともあり、オーダーからは外させてもらいました。

この敗北は大きな痛手でした。優勝を目指す以上、許されるのは1敗までであり、春では勝つことのできた徳島大学相手に5つも勝ち星を奪われたのは正直誤算でした。

実はこの対局、徳島大学さんは1,2戦目のオーダーから主力の位置1つズラしてきており、完全にオーダーを外された形になっていました。夏の西日本大会でも徳島大学さん相手にオーダーをズラされており、今回も同じような形となっていました。

 

この時点で3勝が広島・徳島の2大学で同率首位。次点で愛媛が2勝で2校の背中を追いかける形になってしまいました。

 

優勝を目指すためには、次戦の広島大学戦で最低5つ以上の勝ち星を奪わなければ、ほぼ優勝可能性が消滅してしまう状況でした。かなり厳しいのはわかっていましたが、そんなこと言ってられる状況ではありません、勝ち星計算に入っていない僕も何とかして勝ち星を拾ってきてやると意気込んでいました。

 

オーダー予想では僕の相手は広島大学部長で今大会個人で準優勝された松阪さん。

副将の黒川-上村戦がキモになる予定でした。

 

 

対局5分前になり僕の向かいの席に座ってきた人の顔を見た瞬間、頭がこんがらがりました。

 

「あれ……松阪さんは……?」

 

 

………

 

 

 

4戦目 広島大学

1-6 負け

 

なんと、部長の松阪さんを下げる大胆なオーダーを広島大学さんが組んできました。

 

僕の対局相手は、一間飛車使いとして有名な一間くんこと上村君。春中四では優勝の原動力として大活躍されていたのを覚えていました。同期なこともあり、Twitterでは結構絡んでいただいてるお相手。オーダーを外されたし、棋力差はわかっていましたが初手合なこともあり、相手はこちらの棋力はわからないだろうという謎の考え方から、ワンパン入れてやる気満々でした。

 

戦型はこちらの角換わり拒否から雁木調の駒組みに対し、上村くんは85歩保留でカニ囲い風の駒組みで右四間でいつでも仕掛けがありそうな形を組んできました。 

 

見ての通り作戦負け臭が漂っている状況。正直いつ仕掛けられても勝てる気がしませんでした。

画像の局面から後手が65歩として仕掛けてきました。

以下 同歩 同桂 66歩 77桂成 同角 65歩 55

 

  

何とか紛れやすい局面を作ろうとしていましたが、広大の2年生エースはそんなこと許してくれません、確実にリードを広げてきます。

以下 66歩 同銀 65歩 57銀 66桂 同銀 同歩 45桂 同銀 同歩 67 

 

 

 

重たそうですがそれ以上に確実な攻め。こちらの唯一まともな反撃筋である45桂は食いちぎり、無傷の囲いを武器にガリガリ攻めてきます。

 

しかし相手玉は戦場に近く、攻めあぐねれば55桂馬が活きてくる展開になると思っていました。ここで僕が準備していた勝負手が、金取りを放置した 86角!

  

狙いは64桂〜52銀と単純ですが、意外と受けにくいと見ています。ここまでテンポ良く指していた上村君でしたが、ここで大長考。持ち時間をほぼ使い切り、85歩と角取りに働きかけてきました。

以下 64桂 86歩 52銀 31玉 61銀不成 78銀不成 68

 

  

最後に68歩と冷静に受けることがミソだと思っていました。

1枚損はしていますが、5564の桂馬がよく働いており、手持ちの飛車や自陣の陣形、相手の78の銀が遊んでいることから、中々実戦的には難しい、寧ろ指してる間は盛り返してきたとまで考えていました。

感想戦ではこの辺は上村くんも自信がないと言っていたのでなんとか相手のミスを咎められたのではと思います。

本譜は 以下 93角 37玉 62金 81飛 67歩成 同歩 22玉 91飛成 84角 81龍 73 

 

 

とは言っても薄い右玉は何があるかわかりません。93角など狙いすました遠見の角も早逃げで冷静に対応し、ここからどう攻めようかといったところ。

反撃はとても怖いですが、この瞬間は玉頭の反撃をされても凌げると見て24歩から勝負にいきます。同角なら勿論先ほど手にした香車をぶっ刺していきますが勿論上村くんは秒読みの中でもノータイム同歩。

以下 52銀成 25桂 48玉 64角 23歩 同金 42成銀 同角 38香 61歩!

  

 

こちらが自陣に手を入れたタイミングで上村くんも底歩を打ちつける。

相手からすると55の桂馬が邪魔すぎるので、結果的にはよく働いてくれた駒でした。

 

そして、ついに、問題の局面がやってきます。

以下 43桂成 37銀 57玉 33

 

 

 

 

 

この瞬間、マキバオーは相手の玉の寄り筋を必死に探していました。王手で取れる質駒はありませんが、何か相手玉に迫る手があるはずだと血眼になって探していました。そう、探していた、いや、探し過ぎていたのでしょう、マキバオーがここで放った手は、

 

__________32_____________

 

 

 

 

 

 

 

以下 65桂 68玉 77角成 まで94手で上村くんの勝ち

 

 

 

 

 

 

 

 

そう

 

 

自玉は3手詰の詰めろだったのです((誰でもわかる))

 

 

僕が32銀を指した瞬間の上村くんの表情の変化は今でも思い出されます。せっかくの白熱の終盤戦を台無しにしてしまい申し訳ないです

投了した瞬間、つい「そっかぁ〜〜〜〜角成れるじゃん〜〜〜〜…………………」と声を出してしまいました。隣はまだ対局中だったのに……

 

32銀に代えて44歩くらいで、将来的に先手が66玉と出た局面が非常に捕まえにくいのと、37に打った銀を先手がいつでも拾えるということから後手自信無し、先手指せそうというのが上村くんとの感想戦での結論です。

 

ホンットに悔しかった………今まで色々悔しい負け方をしてきましたが、その中でも対局相手・団体戦・チーム状況といったことを考えると、本当に負けたくない対局でした。

 

圧倒的な棋力差の中、なんとか食らいついて見えかけていた勝ちを自分から見逃してしまったような感覚で、その日は1日中、次の日の個人戦の間も何度も本譜の詰み筋が頭をよぎっていました。

 

 

とにかく、広島大学には完敗。優勝の可能性が消えてしまい、先輩たちともう1度王座戦に行くという願いは潰えてしまいました。


広島大学はそのままの勢いで最終戦の徳島大学も5-2で下し、春秋連覇の偉業を成し遂げられました、おめでとうございます!!!

 

 

5戦目 山口大学

2-5 負け

 

最終戦は春中四で黒星をつけられた山口大学さん。

優勝可能性が残っていれば僕も出たいと思っていましたが、3位になるのか4位になるのかということで、疲れていた主力組を休ませ、4回生と、あまり出ていない人を中心にオーダーを構成したのをうっすら覚えています((先程の負けがショックすぎて、オーダー決めも大体やきとりくんに任せていた気がする))

 

 

最終結果として、チームは2-34位。

僕は0-2と不甲斐ない結果を残してしまいました。

僕が2戦の内、どちらかで一勝していれば順位が1つ上がっていたと考えると、かなり申し訳ないことをしたと思います

 

 

 

ということで、マキバオーの2019秋中四レポ団体ver.はここまで。

 

こんなクッソ長い文章読んでくれた方、ありがとうございます。

 

次は個人戦編も書く予定なので、よければそちらにも目を通していただけたらなと思います。

 

また、個人戦の方でも書きますが、今回は愛媛大学が主幹校として大会を運営させていただきました。スムーズな大会進行に協力してくださった方々、本当にありがとうございます。

今大会の運営の1番の功労者はまぎれもなくうちの部長のやきとりくんですので、LINEか部のTwitterの方へ、運営お疲れ様と一言声をかけてあげくださればと思います。

 

 

個人戦編へ続く(のか?)