愛大将棋部雑記

日々の日記。いわゆる雑記。当番の人は書くよーに。書かないと・・・・(¬ω¬)ニヤリ

中四国大会の話 最終回

2015-11-30 01:18:58 | 日記

皆さんこんばんは、殿です。

続いては個人戦の話です。


11月22日(日)

個人戦の将棋を振り返っていく。棋譜を再現できるものは図面を使用する。棋譜と魚は鮮度が命である。

某部員から「棋譜と魚は鮮度が命」について聞かれたが、筆者の自家製である。要は棋譜を忘れる前に記録すべしということである。

 

予選1回戦 H城氏 (岡山大)

部員紹介によると長考派らしい。

 

筆者の3手目68飛からの相振り。筆者が序盤に馬を作る形で、馬 対 手得の構図である。

筆者は序盤に馬ができる将棋の勝率があまり良くない。しかし、本局は比較的良い駒組みが出来たと思っていた。

ところが、中盤に端攻めを喰らい駒得はしたものの竜を作られまずい形勢である。これだから相振りは嫌だ。

だだ、終盤に一矢があり、寄せきって勝ち。

 

予選2回戦 I居氏 (広島大)

愛大戦にこそ出ていなかったが、広大の強豪である。隣で行われていた1回戦の感想戦から察するに、将棋を教えるのが上手だ。

 

先手中飛車に三間で対抗する。相手の玉は右側である。序盤の機敏な動きに対応できず若干作戦負けになったと感じていた。

しかしながら、中盤のねじり合い経てほぼ互角で終盤に突入、どちらの攻めが早いだろうか。

最終盤に飛車を切って決めに行ったが、寄せきれず負け。切らずに歩を成った方が良かったと思う。

脱線するが、筆者は飛車が大好きである。しばしば「飛車取ったら勝ちやで!」と言っている。

それにもかかわらず飛車を切って負けるのはいただけない。自分の将棋が指せていなかったといえるだろう。悔やまれる寄せであった。

 

予選3回戦 H城氏 (岡山大)

3回戦で再び対局することになった。1局目と似たような進行だと嫌だなあと思っていたが、先後が変わったので免れた。

 

石田流に筆者が14歩と突く。序盤から馬を作り合う乱戦に突入。何局か経験があった。

とはいえ、乱戦だっただけに一手一手が非常に難しかった。

勝因敗因はよく分からず、気が付いたら良くなっていた印象。最後は駒得を重ねて勝ち。

 

決勝トーナメント1回戦 H本氏(松山大)

前回大会4位の松大エースH本氏である。記憶では中学生の時に対戦があって筆者の0勝2敗。

 

筆者のノマ四対居飛車穴熊。序盤にしょうもないミスをしてしまい、やや無理といわれている仕掛けを余儀なくされる。

だた、実際的にはそれなりの勝負である。筆者が飛車切りからの攻めを敢行し迎えたのが下図。

この局面は先手の23歩がいま一つでチャンスがあるかもと思っていた。今見ると全然ダメな気もする。

ここから79銀打(下図)が穴熊の堅さを維持する一手。穴熊を指し慣れている人の手か。

筆者も負けじと下図から69銀打と絡んでいったが、やはり足りないようで負け。

 

総括

今回の大会が最後の中四という事で期するのもありました。ただまあ、凡庸な成績に終わってしまいました。残念でした。

4年間色々ありましたが、こうして最後まで戦うことが出来たのは皆様のおかげです。ありがとうございました。

 


中四国大会の話

2015-11-28 16:41:02 | 日記

皆さんこんにちは、殿です。

最近寒いです。今回は中四国大会の話です。


11月20日(金)

部長の運転する車で徳島に向かう。途中窓が急に曇ったりして怖かったが基本的には安全運転だった。

車内には奥ゆかしい部員が多かったためか、筆者ばかり喋っていた。

夜は幹事会に行った。4回生になると見覚えのある人が多い。

 

11月21日(土)

団体戦の将棋を振り返っていく。棋譜を再現できるものは図面を使用する。棋譜と魚は鮮度が命である。

 

一局目 島根大学  初戦に勝って勢いに乗りたいが。

 

相振り飛車で相手は左玉。攻略法が分からず攻めたもののカウンターを喰らって負け。いいところなく負けて残念であった。

チームも3-4で負けてしまった。

 

2局目 広島大学  厳しい出だしとなった。連敗は阻止せねばならぬ。相手のK川氏は高校時代に対戦があり1勝1敗。

 

相振り飛車で筆者の後手三間+美濃 対 向かい飛車+美濃。相手は37歩を打たない駒組み。

序盤に筆者が相手の不備を突いて作戦勝ち出来そうな雰囲気だったのだが、咎めきれず難解な中盤へ突入。

筆者が悪くなる手順もあったと思う。しかし、終盤にリードを奪って勝ち。どこで形勢に差がついたのかよくわからない1局だった。

チームは6-1勝ち。

 

3局目 徳島大学  1勝して気分は楽になった。ここから勝ち星を積み重ねていきたい。

 

筆者のKKS対居飛車銀冠。序盤に相手の不備を突いてペースを奪う。その後駒得を果たしてリードを拡大する。

終盤は玉頭に桂馬が3枚あって気持ち悪かったが見切って勝利。

チームは6-1勝ち。広島大が岡山大に勝利して混戦模様。筆者のテンションも急上昇である。

 

4局目 岡山理科大学 勝って最後は岡山大との最終決戦となるだろうか。

 

中飛車左穴熊を三間飛車で迎え撃つ。確かこのような局面であった。

図の24飛が狙っていた手。大平五段が同じような筋を指していたので参考にした。図から同飛 同歩 と飛車交換になる。

飛車交換になると先手の方が隙が多い。少し筆者の作戦勝ちだと思う。

中盤は相手の粘り強い指しまわしに苦労したが攻め切って勝ち。

チームは6-1勝ち。

 

最終戦 岡山大学 直接対決に勝った方が優勝である。こういう状況は初めて。

相手のF井氏は西日本大会で見たが、終盤型の印象でノータイム指しも多いようだ。

 

KKS対居飛車。大会前に読んだ本と同じような進行になり作戦負けを回避。勉強して良かった。

難解な中盤戦になりこの局面。

筆者は65銀 同銀 同角 66飛・・という進行を考えていた。これは66歩が取れるので不満なしか。

ところが本譜は76角同歩65銀と進む。角を切る手は全く見えていなかった。だたこれで難しかったのは幸運である。

その後も激戦が続き迎えた下図の局面。

ここで同香が敗着となったようだ。以下同香に12飛と打っても13香があるため14香を取れない。仕方なく17歩としたが11香と打たれ端が受けにくい。

14同香では51銀や12歩と指せば激戦が続いていたようだ。本譜は寄せきられて負け。

チームは2-5負け。無念であった。

 

個人戦の話はまた次回書きます。

 


中四国大会 団体の足跡

2015-11-28 00:21:42 | 日記

皆さんこんばんは、愛媛大学将棋部だよ!

誰が書いてるかは謎ということで・・・

今日は団体のオーダーと筆者の感想を書いていくよ~

 

1回戦 島根大学

オーダー及び結果は以下の通りでした

栢橋✕ - ◯横山

紙田✕ - ◯武田

西元◯ - 國中

細川◯ - 釣井

立花✕ - ◯白川

吉武◯ - ✕倉坪

織田✕ - ◯濱田

 

筆者は島根大学に遊びに行った時にも対局した子とあたりました。

その時は相振りだったの思うのですが、団体戦という訳で筆者は居飛車を選択しました。

中盤優勢になるも見落としがあったせいで一気に敗勢になってしまったのですが、

終盤で相手が寄せをミスったことで、筆者の勝勢となり、以下は冷静に指して勝ちました。

チームは3-4で負けてしまって厳しいスタートとなりました。

 

 

2回戦 広島大学

紙田◯ - ✕名越

西元◯ - ✕松本(大)

西谷◯ - ✕原

吉武◯ - ✕松本(晋)

竹森✕ - ◯西村

織田◯ - ✕葛川

牧野◯ - ✕伊達

 

筆者の対戦相手は彼が高校生の頃、よく指導していたので、今回も指導のような感じで指しました(笑)

彼は居飛車の急戦党という記憶があったので筆者は四間飛車を採用。

そしたらなんと居飛車穴熊だったので、こちらも振り穴にしました。

あまり指しなれていないことがあり、中盤で咎められてしまい、悪くなってしまいましたが、こちらも勝負手を放って勝負にいきました。

勝負手は成功したのですが、中々寄せることができず、だんだん悪くなってしまいましたが、

相手が駒を渡す攻めをしてきたので、それを回収して、一気に寄せて勝ちました。

油断大敵ですね・・・団体でやるんじゃなかった・・・

チームは6-1で勝ちましたが、広大は何故ルーキーを出さないかが謎でした・・・温存かな?

 

 

3回戦 徳島大学

紙田◯ ‐ ✕吉永

西元◯ - ✕佐々木

西谷◯ - ✕佐藤

立花◯ - ✕賀川

吉武◯ - ✕寺谷

織田◯ - ✕平田

牧野✕ - ◯石原

 

ここまでの2局が酷かったので、気を引き締めて臨みました。

相手が振り飛車だったので、激辛流鳥刺しを使って、完全に押さえこみ快勝!

チームも6-1と波に乗ってきました~~

なんとここで広島大学が温存していたルーキーを投入することで、岡山大学に一発決めてくれました!!

これで愛大にも優勝の風が吹いてきました~~

 

 

4回戦 岡山理科大学

栢橋◯ - ✕駒田

紙田◯ - ✕片山

西元◯ - ✕栗原

細川✕ - ◯山本

吉武◯ - ✕小高

織田◯ - ✕野田

牧野◯ - ✕岩堀

 

前局同様、相手が振り飛車だったので、またもや激辛流鳥刺しを使って、完全に押さえこみ快勝!

ここまで押さえこめたら絶好調ですね!

チームも6-1となり順調に優勝候補になれました!

優勝候補は愛大、岡大、広大となり、愛大と岡大の直接対局で勝った方が優勝

または引き分けたら広大の優勝という感じになりました・・・ドキドキ感MAXですねw

 

 

5回戦 岡山大学

西元◯ - ✕伊藤

細川✕ - ◯羽仁

西谷✕ - ◯山崎

立花✕ - ◯佐野

吉武◯ - ✕水口

織田✕ - ◯藤井

牧野✕ - ◯笠見

 

相手はかなりの強豪と把握していたので、気合いを入れて宝具を用いて臨みました。

今回の宝具はかの有名なエースの帽子とお洒落なサングラスです!!w

対局が始まる前に色んな人にいきなり写真を撮られてしまい、かなり焦りましたΣ(・ω・ノ)ノ!

そのおかげかチームの皆さんもリラックスできたので、これはこれでよかったと思いました。

やっぱ楽しまないといけないですよね♪

しかし対局が始まってからは皆真剣で、筆者の対局は相手の雁木に対して右四間でいきました。

完全に切らされそうだったのですが、中盤ですごい手を思いついて、以下はなんとか攻めをつなげることができ、快勝となりました!

やはり右四間は攻めがつながれば勝ち、切れたら負けというジンクスがありますね・・・

チームは2-5という結果で負けてしまいました(ノ△・。)。。。

 

 

愛媛大学の結果は準優勝でした。

今年の年末は部員と四日市で過ごすことができなくなったのはとても残念に思います。

部長のオーダーミスで負けたと思うと辛いですね・・・自分の至らなさ、本当に申し訳ないです。

この悔しさをバネに来年は全国大会に行きましょう!

 

あと残す学生大会は3月にある学生将棋選手権なので、その時は皆さんと楽しく将棋が出来たらいいなと思います!

それではみなさん (* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪


近況報告のようなもの9

2015-11-18 01:56:40 | 日記

皆さんこんばんは、殿です。

最近寒くなってきました、冬も近いですね。


さて、中四国大会が目前に迫ってきました。

筆者の学生生活は中四国大会を中心に回っていたといっても過言ではありません、最後という事でやはり思うところもあります。

4年間振り返ってみると色々ありました。降級、昇級、A級優勝、全て経験したのはかなり珍しいでしょう。

そして最後も多くの仲間と参戦できるのは大変ありがたいものです、諸般の事情から最後の大会に出られない先輩も多くいましたからね。

大会前は24や部活で実戦を多く積むのが良いのか、大会で出そうな形の勉強をするのが良いのか毎回悩みます。

1,2回生のころは後者を重視して定跡書を読み漁っていました。しかし、今だと棋書を何十冊も読まないといけないので多分無理です。

それなりに割り切って大会に臨むしかないと思います。正直大会前に勉強した形が大会でそのまま現れる事ってほとんどないですし。

「これ、〇研ゼミでやったところだ!」で終わらないのが将棋の難しい点であり、良い点でもあると筆者は考えています。

 

今回の目標も勿論全国大会出場です。筆者は最後ですので、ここで結果を残さなくてはなりません、要はオールオアナッシングです。

今年の年末も四日市で戦いたいですね。それでは。


自己紹介part3

2015-11-14 23:47:09 | 日記

将棋部一回生、農学部の嵐俊右です。

幼稚園のときはよく祖父とはさみ将棋やひょこならべをしていました。本将棋は小学校四年生のときに始めました。

棋力は将棋センター初段です。振り飛車党で得意戦法は四間飛車です。居飛車はほとんど指しません。

将棋のほかにも釣りが好きで、週末にはよく釣りに行きます。よろしくお願いします。