愛大将棋部雑記

日々の日記。いわゆる雑記。当番の人は書くよーに。書かないと・・・・(¬ω¬)ニヤリ

春中四の振り返り+α

2022-05-18 13:23:39 | 雑記

今期から部長になりました名無しの虎こと井上です。改めてよろしくお願いいたします。

 

今回の本題は、春中四の振り返りです。でも、その前に3月にあった全国地区対抗ネット将棋団体戦についても。

まずは、大会の運営陣の皆さんありがとうございました。個人では2戦2勝で内容も良かったので、満足です。

そして何より、個人的には同じ地域の人と検討をしたのが楽しかったです。

 

さて、本題に入ります。

前回の秋中四は個人ベスト32で、今回はそれ以上の結果をと思っていました。

まず、団体戦。1局目の広島大学戦から強豪の方と当たり、中盤までは健闘したものの秒読みの中、1手のミスでどん底に落とされました。

前回よりも厳しい戦いとなることは予想されていましたが、想像以上でした。また、結果も3ー4での負けだったので大学に勝利を

もたらすことができず申し訳なかったです。

 

次の徳島大学戦は個人勝ちも、団体は3-4で負け。苦しいスタートとなりました。

3局目の岡山大学戦。今回大会1番酷い将棋を指し、序盤で大損からの完敗。そして三度の3-4負け。

結果的に3戦目まで3校が上位3校になった訳ですが、自分が勝っていたら…と思うと優勝争いが出来ていた訳で、

自分の勝負所での弱さが出てしまいました。

 

4局目、香川大学戦。ここからは残留争いになります。ここからは吹っ切れた部分があり、自分の将棋を指せました。

団体も5-2で初勝利。5局目の鳥取大学戦も個人完勝、団体も4-3勝ちで終わりは良かったです。

三将で3-2、団体は2-3の4位。結果自体は悪くないですが、急所で負けている印象です。

 

切り替えて臨んだ2日目の個人戦。予選の組み合わせは正直こんなことあるの?と思うほど厳しく、前回王者と同じブロックでした。

1局目、前日当たった香川大学の方と。これも苦しい将棋で正確に受けられると悪かったのですが、何とか相手のミスを誘い、

一気に攻め切りました。

2局目、岡山大学の方と。1局目に前回王者を破っていることもあり、序盤のパターンが同じにならないように

警戒していました。こちらは先手で戦型は横歩取り3三角戦法で、お互い意欲的な序盤となりました。

6二銀5一金型の弱点である8四歩の垂れ歩が刺さり(相手は8五に歩がいたためと金作りが受からない)リードを奪うことが

出来ました。最後も長手数の詰みを読み切り、自分の中でも納得の将棋が指すことができました。

これで予選1位通過。前回と同じベスト32。今回こそはと思っていました。

 

が、しかし。次の岡山大学の方との対局。前局同様、意欲的な序盤を目指した結果、争点を作るだけになってしまいました。

気付いたら受ける展開に。差は全く縮まらず、端からの逆襲も冷静にいなされて最後は攻めが完全に切れました。

どうもベスト16の壁は厚いようです。3日目残りたかったな、とかベスト8をかけた愛大対決したかったな、とか

色々後悔はありますが、これも実力です。

 

また、秋のために動いていこうと思います。振り飛車党に転身するとかまあ、考えていることはありますがそれはまた試行錯誤していきます。


2022 春中四国大会IN岡山の振り返り(個人戦)

2022-05-09 20:20:57 | 自戦記

 こんにちは! Hです。今日は個人戦を振り返ってみます。

 4日 個人戦

 ベスト16までは危なげなく勝ち上がれたので将棋の内容については割愛しますが、去年よりなんだか中四国の平均棋力が上がっているような感じがしました。というのも各大学の今年の1年生には強い方がごろごろいたからです(うちの大学はオーダーを見てもらえば分かる通りの超高齢社会)。強い人は活動が制限されている昨今の状況においても将棋部に入るほど将棋に飢えているものの、今年は中四国内で豊作だったのではないでしょうか。さて老害の感想はここまでにして次はベスト16の将棋を並べてみます。

 5日 個人戦2日目

 お相手は岡山大学のHさんです。ベスト32でうちのエースの後輩に勝利しており、厳しい勝負になると覚悟していました。戦型は私の先手中飛車で、後手が左金を3三から繰り出し抑え込もうとする趣向を見せたので早めに5筋の歩をきりました。

6八銀から5筋の位を主張する展開もあったと思いますが、比較的楽に指せる本手順を選びました。以下駒組みが続いて序盤のポイントの局面です。

実戦は4八銀から5筋を手厚くしました。ほかにも2八玉や4六歩などがあり難しいです。まあ2八玉が入らなかったので後悔することになったのですけどね...。なんだかんだ互角を維持しながら中盤になりました。

後手が6二飛車と寄ったところで6五歩と指した手が悪手でした。ここは相手の飛車に捌かれないように7五角とひいておけばこちらが有利でした。本譜は5六角から飛車角交換を余儀なくされ自玉の薄さが祟ってしまい自信がなかったです。

数手進んでこちらはまだ劣勢ですが、7五角と攻防の手を指しました。銀取りを受けつつ、4二角成もみた味の良い手です。難しい局面で相手は7四歩と角切りを催促してきましたが0手で相手玉の金駒を外すことができ優勢になりました。その後秒読みの中で一瞬劣勢になりましたが、勝ててよかったです。

 ベスト8に進出して次の相手は前回の秋中四覇者のYさんです。独特な戦法を用いて勝ち上がり中四国に衝撃を与えたことは記憶に新しいですね。さて戦型は私の向かい飛車にYさんはいつもの戦法できました。この記事を読んでいる人で知らない方もいらっしゃると思いますが、「いつもの戦法」といえば多分伝わるぐらい衝撃的な戦法です。

もうなんか凄いとしか言えませんね。ここから私は9五歩~9六香と指して端攻めを目指しました。後手は1三角~6五歩と攻めてきて以下の局面です。

ここで9八飛車の味がよくペースをつかみました。後手は端攻めを受けることが出来ないので、中央から暴れてきます。

ここで6八銀と退いたのが弱気な手で悪手でした。感想戦中に棋譜取りをしてくださった槇林さんから指摘されましたが、ここでは同銀しかなかったようです。以下一例で 7九角成 9三歩成 5二飛 7七桂 8九馬が飛車銀両取りで悪いようですが構わず8三と 9八馬 7三と 同金 6五桂と跳ねて、囲いや駒効率の分こちらが優勢だったようです。本譜は日和った手を指して以降はいいところがなく完敗しました。やはり中四名人は強かったですね。ここから山大の一回生二人に連敗して8位に終わりました。二日目は最初の対局以降勝てず不満の残る結果になりましたが、3日通して各大学の強い人と指すことが出来とても楽しかったです。またベスト8に4人が残るなど山口大学の快進撃には驚かされました。秋中四ではどの大学が活躍するのか楽しみですね、それではさようなら~

 

 

 

 


2022 春中四国大会IN岡山の振り返り(団体戦)

2022-05-07 17:28:45 | 雑記

 こんにちは! 筆者はHというもので恐らく二年ぶりの投稿になります。今回の団体戦を軽めに振り返りたいので最後までお付き合い頂ければ幸いです。

 3日 団体戦A級 

 初戦の相手は広島大学さんです。私はKさんとあたり、相振り飛車の将棋になりました。序盤でポイントを稼ぎに行きましたが居玉がたたり形勢を損ねてしまいました。終盤で相手玉に即詰みが生じたのを見逃さず、逆転勝ちしました。チームとしては3-4で惜しくも負けてしまったものの、この時はチーム内に楽観的な雰囲気がありました、がしかし...。

 二戦目は徳島大学さんです。前回の秋中四で団体優勝しており手ごわい相手です。なんとトラブルでお相手が対局に間に合わず、数分の時間のハンデが生じて対局が始まりました。私の三間飛車に相手の天守閣美濃という戦型になったのですが、玉頭攻めがぶっ刺さって快勝しました。チームとしてはまたも3-4で負けてしまいこの時からやや暗い雰囲気があったような。

 三戦目は岡山大学さんです。オーダー見ると新入生がめちゃくちゃ増えてて羨ましかったです。Oさんとの対局は石田流から終盤まで優勢を維持していたものの、相手玉に詰みがないという誤算があり、駒を渡しすぎて受けに回る意味不明なムーブをかまして粘るもそのまま逃げ切られました。チームとしては以下略。自身が戦犯になってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 四戦目は香川大学さんです。前回昇級してきた大学で油断せずに対局に臨みました。私の三間飛車にお相手の中飛車左穴熊でしたが駒得を拡大しつつ相手の攻めをいなして勝ちました。チームも5-2で初勝利を手にすることが出来て良かったです。チームも明るくなり、今思えば流れが変わる一戦だった気がします。

 五戦目は鳥取大学さんです。A級残留するためにはお互い負けられないので気合が入ってました。団体、個人ともに勝つことが出来、4位で残留となりました。優勝は出来なかったものの各々が全力で戦うことが出来、大会が無事に終わることが出来て本当に良かったと思います。

 最後になりますが中四国理事長を初めとする運営の皆様、岡山大学さんに感謝を申し上げます。