今期から部長になりました名無しの虎こと井上です。改めてよろしくお願いいたします。
今回の本題は、春中四の振り返りです。でも、その前に3月にあった全国地区対抗ネット将棋団体戦についても。
まずは、大会の運営陣の皆さんありがとうございました。個人では2戦2勝で内容も良かったので、満足です。
そして何より、個人的には同じ地域の人と検討をしたのが楽しかったです。
さて、本題に入ります。
前回の秋中四は個人ベスト32で、今回はそれ以上の結果をと思っていました。
まず、団体戦。1局目の広島大学戦から強豪の方と当たり、中盤までは健闘したものの秒読みの中、1手のミスでどん底に落とされました。
前回よりも厳しい戦いとなることは予想されていましたが、想像以上でした。また、結果も3ー4での負けだったので大学に勝利を
もたらすことができず申し訳なかったです。
次の徳島大学戦は個人勝ちも、団体は3-4で負け。苦しいスタートとなりました。
3局目の岡山大学戦。今回大会1番酷い将棋を指し、序盤で大損からの完敗。そして三度の3-4負け。
結果的に3戦目まで3校が上位3校になった訳ですが、自分が勝っていたら…と思うと優勝争いが出来ていた訳で、
自分の勝負所での弱さが出てしまいました。
4局目、香川大学戦。ここからは残留争いになります。ここからは吹っ切れた部分があり、自分の将棋を指せました。
団体も5-2で初勝利。5局目の鳥取大学戦も個人完勝、団体も4-3勝ちで終わりは良かったです。
三将で3-2、団体は2-3の4位。結果自体は悪くないですが、急所で負けている印象です。
切り替えて臨んだ2日目の個人戦。予選の組み合わせは正直こんなことあるの?と思うほど厳しく、前回王者と同じブロックでした。
1局目、前日当たった香川大学の方と。これも苦しい将棋で正確に受けられると悪かったのですが、何とか相手のミスを誘い、
一気に攻め切りました。
2局目、岡山大学の方と。1局目に前回王者を破っていることもあり、序盤のパターンが同じにならないように
警戒していました。こちらは先手で戦型は横歩取り3三角戦法で、お互い意欲的な序盤となりました。
6二銀5一金型の弱点である8四歩の垂れ歩が刺さり(相手は8五に歩がいたためと金作りが受からない)リードを奪うことが
出来ました。最後も長手数の詰みを読み切り、自分の中でも納得の将棋が指すことができました。
これで予選1位通過。前回と同じベスト32。今回こそはと思っていました。
が、しかし。次の岡山大学の方との対局。前局同様、意欲的な序盤を目指した結果、争点を作るだけになってしまいました。
気付いたら受ける展開に。差は全く縮まらず、端からの逆襲も冷静にいなされて最後は攻めが完全に切れました。
どうもベスト16の壁は厚いようです。3日目残りたかったな、とかベスト8をかけた愛大対決したかったな、とか
色々後悔はありますが、これも実力です。
また、秋のために動いていこうと思います。振り飛車党に転身するとかまあ、考えていることはありますがそれはまた試行錯誤していきます。