愛大将棋部雑記

日々の日記。いわゆる雑記。当番の人は書くよーに。書かないと・・・・(¬ω¬)ニヤリ

追いコン

2014-02-26 11:02:05 | 日記

こんにちは、みきてぃです

 

土曜に追いコンがありました。過去3回しか追いコン参加したことがないのに4回目で追いだされる立場になるなんて月日がたつのは早いなぁと思いました。

幹事をしてくれたM木君、そして追いコンに来てくださった部員の皆さん、本当にありがとうございました。

 

思えば大学4年間はとても短かったです。

ここで4年間の思い出を書こうと思います。

 

まず1回生の頃の思い出。

1回生の思い出といえば、初めて参加した春中四です。この春の中四で愛大はA級から陥落しました。中四後の部会で先輩方の反省を聞いているとき、とても後悔したのを覚えています。

私は初心者入部で8枚落ちでしたが、大会前に先輩方に駒落ちで指してもらっていてそれが先輩の迷惑になっていたのではないか、私と駒落ちで対局するより他の人と対局したほうがよかっただろうにとか中四終わってからいろんな思いが自分の中で生まれていきました。

今考えるとそこまで考えなくていいことまで考えてしまっていたように思います。

でもここで悔しい思いや歯がゆい思いを経験していなければ将棋を続けられてはいなかっただろうなと思うので、いい経験にはなりました。

1回生の秋の中四はO田先輩の車に乗せてもらい、とても楽しかったのを覚えています。対局内容としては女流戦でK西さん相手に王手放置をして、玉が相手の駒台に乗りました。後にも先にも自分の玉が相手の駒台にのったのはこの対局だけだと記憶しています。

 

2回生の思い出といえば、愛媛開催の秋の中四、初めて出場した冬の全国大会が記憶に残っています。

愛媛開催だったのでスーツを着て運営のお手伝いをしながら自分の対局もしていました。個人戦二日目の振り駒で優勝が決まる瞬間も見ることができたので印象に残っています。

初めて出場した冬の全国では、それまで勝ったことが無かったK西さんに入玉して勝つことができたので印象に残っています。この対局に勝って色々ありましたがU田さんに助けていただきました。本当に感謝しています。

 

3回生の思い出は岡山開催の春の中四で女流で優勝できたことです。女流2局目がK西さんとで、事実上の決勝戦だという意気込みで対局して勝ったときはとてもうれしかったです。

冬の全国では他大学の方とたくさん交流できて、大会というのはこんなにもおもしろいんだなぁと思いました。E藤先輩、Mけん先輩、ゆっきーな先輩、S髪君、Mってぃ、嫁Mってぃ達とクリスマスケーキを食べることができて嬉しかったです。定跡もいろいろ教えていただきました。

 

4回生の思い出は秋の中四で愛媛大学が団体個人女流すべてで準優勝だったことです。皆あと一歩で優勝を逃して悔しい思いをしたと思います。

冬の全国では初のNotぼっち全国だったので嬉しかったです。大会自体が楽しくて、大会の中では一番楽しかったし印象にも残っています。理事長、次期理事長、S髪君、Y武君とクリスマスケーキを食べることができました。おいしかったです。

 

思い返すと色々な思い出がでてきます。

 

駒落ちの指導をしてくださった先輩方がだんだん卒業していき、気がつけば後輩の方が多くなりました。

卒業されていった先輩方のような後輩思いの先輩になろう、素敵な先輩になろうと思っていましたが、私は良い先輩ではありませんでした。

飲み会でもおしぼりを投げつけられるような粗相をしてしまったり、定跡を教えてもらっても次の日には忘れるくらい物覚えが悪いです。

素敵な先輩像に自身が近づけないまま卒業をしてしまわなければならないこと、私は先輩から色々していただいた恩があるのに、それを後輩に還元できないまま卒業しなければならないこと、棋力も低く部活にたくさん迷惑をかけてしまったこと、思い返すと後悔の念が次から次へと湧き上がってきます。

 

私は良い先輩、良い後輩に恵まれました。四年間将棋部として活動できたのは、素敵な先輩方が大勢いて、頼もしい後輩達が大勢いてくれたおかげです。

安心して卒業できるのは有望な後輩達が大勢いて、後輩達は皆で全国にいけると思っているからです。

 

後輩達には是非冬の全国に行ってほしいと思っています。空気が心地いいくらいピリピリしていて、大会自体も楽しくて、将棋が指せる楽しさも感じることができたからです。もちろん楽しさだけではない感情も感じると思いますが、それが今後の将棋を指すモチベーションにもきっとつながってきます。

 

愛媛大学将棋部のますますのご活躍を心より願っています。

 

皆さん本当に今までありがとうございました。

 

 


支部対抗戦の団体戦(No.4決勝戦)

2014-02-25 18:52:33 | 日記
決勝で浜田さんチームと当たった。僕の相手は序盤最強の高校生。去年の支部対抗戦では僕が一回負かしている。
開始5分後。僕は後手で相手は僕が中飛車で来ることを知っていたため、初手26歩~25歩をして角交換を迫ってきたので私は二手損した。
開始10分後。相手は48銀でとどめて、左の銀は44に出ている。僕はどういう方針で戦うかを考えていた。結果、15分もの大長考に突入。大将と三将は駒が衝突して戦争が始まったみたいだ。
開始30分後。塩チームのメンバーが見ている。その時、僕は無理筋と分かっていながらも42手目を放った。
64角。
その後、相手は巧みに罠をかわして僕は桂損となった。もともと不利だったのがさらに不利になった。その時、三将が投了して一敗。
開始50分後。僕は最後のチャンスを伺った。66手目の24角。狙いは本譜の通りにいったので見てほしい。78手目の36金で劣勢だったのがなんとか互角に戻せた。しかし、大将が投了して準優勝が確定してしまった。
開始一時間後、88手目で力強く飛車を切って金駒を奪った。盤上の飛車角が守りに効いているのはめんどくさいが94手目以降のどこかのタイミングで58歩と打てばたちまち潰れる。勝利を確信していた。101手目さえなければ得意の受け将棋で勝っていただろう。
101手目、62歩。
取ると51飛で詰めろと攻めの金取り。39金が最善だがそれでも51飛~61歩成として58歩と打てば48角が僕の玉の逃げ道を封鎖する返し技となる。さらにそんなことをしなくても77の桂頭に銀を置けば75角、金を置けば最後に85金の形となり詰む。中飛車側は攻めが極端に遅いので、受けに駒を使ったり、攻め駒をタダで渡すわけにはいかない。
以下、少し粘ったが最後は攻めも守りもボロボロとなり完敗。大学の大会のせいで秒読みは60秒に慣れてしまったので30秒ではとてもじゃないが読みきれなかった。
感想戦ではやはり42手目の64角は無理筋で無難に千日手を狙っていけば良かったらしい。
結局、実力がないと優勝できないことを悟ったのだが、運と作戦だけでここまで進むことができることに感動した。もっと力をつけて来年こそは優勝したいものですね。

決勝戦の僕の棋譜を最後に載せますね。
(* ̄∇ ̄)ノ


先手 (省略) 後手 紙田 恵治
26歩
34歩
25歩
33角
76歩
42銀
48銀
32金
56歩
52飛 10
68玉
28角成
同銀
33銀
77銀
54歩
78玉
62玉
68金
72玉 20
96歩
94歩
36歩
55歩
同歩
同飛
66銀
51飛
16歩
82玉 30
46歩
44銀
24歩
同歩
同飛
23歩
28飛
33桂
52金右
72銀 40
15歩
64角
47銀
45桂
56歩
55歩
45歩
56歩
37角
55銀 50
同銀
同飛
46銀
51飛
55歩
53銀
同金直
同歩成
同金
42角 60
56銀
33角
77桂
12香
66歩
24角
67玉
54歩
同歩
同飛 70
55歩
51飛
65歩
35歩
同銀
同角
同歩
36金
59角
46銀 80
同金
同金
66銀
54歩
同歩
同飛
55銀打
同飛
同銀直
56金打 90
78玉
45金
64歩
55金寄
同銀
67銀
88玉
55金
63歩成
同銀 100
62歩
まで。

支部対抗戦の団体戦(No.3決勝トーナメント)

2014-02-25 18:49:26 | 日記
決勝トーナメントに進んだが、僕はくじ運が尋常じゃないほど悪い。高校の大会のときは一回を除いて、予選通過直後の決勝トーナメント一回戦で優勝候補と当たったり、体調不良で棋力が下の人に負けてたりしていた。大学の個人戦でも予選から鬼ブロックでそれをなんとか通過しても決勝トーナメント一回戦で実力があまり変わらない人と当たり、負けた。部門がない大会なら上級者でさえも三回戦には進むのにこの差は何でしょうね?
くじ運どころか全ての運においてが「とあるーーのーーーー」の主人公並みに不幸なのでくじは良いところ以外引かないチームメイトの小学生に引かせた。
結果、紙田チームは決勝戦で他の3チームのどれかと当たるという素晴らしい位置についた。

決勝トーナメント一回戦、先手で63銀型の居飛車対ゴキゲン中飛車となり研究手順に進めたら大乱戦となった。その乱戦を制し、最後は寄せきった。チームも大将が勝ち、三将が負けて2勝1敗で勝利。

準決勝、予選の二回戦と同じ相手だった。今度も僕が後手で57銀の居飛車となったので鈴木プロが開発したパワー中飛車を使って勝った。チームは大将が負け、三将が勝ったので勝利。準優勝が確定した。

とうとう決勝。正直ここまで進むことができるのは思ってもみなかった。ここまでいけば優勝したいと誰しも思うはず。

それじゃ最後は決勝戦でしめくくるね。
(^o^)

支部対抗戦の団体戦(No.2予選)

2014-02-25 18:47:09 | 日記

大会当日。各々の配置が決まった。
浜田さんチーム
大将が浜田さん。副将は序盤が強い五段ほどの高校生。三将は一月の朝日杯の県予選で優勝した五段の中学生。
塩チーム
大将は四段ほどの子。副将は六段の大人。三将は去年僕と一緒のチームだった四段の中学生。
紙田チーム
大将は三段の小学生で大人みたいに落ち着いている棋風である。副将は僕。三将は松山大学の三段の人。
小学生チーム
大将は二段。副将も二段。三将は三段。どちらかの二段の小学生はこの前の小学生名人戦愛媛県大会で優勝している。

出場チームは全部で10チームだったので、3、3、4に分かれた。紙田チームは他の支部3チーム。その他は浜田さんチームと小学生チームと他の支部1チーム、そして塩チームと他の支部2チームになった。

一回戦、副将の僕は先手で得意のゴキゲン中飛車。相手は角交換を拒んだ居飛車となったが、私はある見落としをしてしまい、1歩得したうえに先手だったにもかかわらず、千日手となった。時間も半分使っていて最悪のスタートだった。指し直し局は角交換したゴキゲン中飛車にしたが、それにしても落ち着いていてなかなか攻めることができない。しかし、時間がないので研究していた形に組み換え、とっとと仕掛けて最後は力の差で押しきって勝った。感想戦のときに「愛大生はやっぱり強い。」と言われた。話して分かったのだが、相手は松山東高校の教師だそうだ。よく愛大生の西元君が東高校に来て指導してくれるので感謝している、今後の活躍を願っています、と言っていた。
大将が勝ち、三将が負け、結果は2勝1敗で勝利。

二回戦は後手で47銀型の居飛車対ゴキゲン中飛車。落ち着いていてなかなか攻めることが難しかったが隙をついて押しきった。チームも大将が勝ち三将が負けて勝利。

昼御飯のときに恐ろしいニュースが入ってきた。小学生チームが浜田さんチームに勝ったのだ。松山将棋センターの経営者が「これが下から上がってくる人たちなんだよ。」とヘラヘラ言っていたが本当に恐ろしい。ほとんどの小学生はパンチ力が高いのでこんなことが起こったりする。

この時点ですでに予選通過が決まったので三回戦は消化試合。たけど、これが一番大事と見込んだ僕は二人にアドバイスをした。結果は3勝0敗のストレート勝ち。僕の将棋は相手が四間飛車の構えをとったので向飛車にした。浮き飛車にしたのを上手くつかれ、立ち矢倉を組ませてしまった。飛車が動きづらくなったのでなんとか打開しようとした結果、角交換を避けるために54歩~55歩として浮き中飛車に転換。そこから上手く攻めて最後は必至とZにして勝利。

支部対抗戦の団体戦(No.1前置き)

2014-02-25 18:44:32 | 日記
2月16日に愛媛県の支部対抗戦の団体戦があった。
大学の団体戦とは違って3人1チームで順番の交代はできない。
予選は30分切れ負け、決勝トーナメントは30分30秒。
ちなみに優勝したら全国大会に行くことができる。
去年、僕のチームは準優勝だったので今回こそは優勝したいと思った。
今年も去年組んだ中学生の子とあと一人とで組む予定だった。
しかし、松山将棋センターの経営者が独断でチームを振り分けたためその夢は実現せず。
レーティング順で僕は12人中7番目だったので三軍となった。
以下、分かりやすくするためにチーム名は
1位~3位の1軍を浜田さんチーム
4位~6位の2軍を塩チーム
7位~9位の3軍を紙田チーム
10位~12位の4軍を小学生チームとする。
浜田さんは愛大の将棋部の先輩。ちなみに棋力は六段ぐらい。
4位~6位のチームは塩を撒かないと大会で勝てない人がチームの中にいるのでチーム名とさせていただく。
紙田はこの記事の筆者。
10位~12位は全員小学生。しかし、侮ってはいけない。棋力は全員二~三段で調子のいいときは五段以上の実力を発揮する。
なんで順位が決まっているかというと分かりやすくするために敢えてつけているからでもあるが、これはレーティングの順番なのである。
レーティングの差は1位~6位では100点しか変わらないが、6位と7位である僕とでは50~100点ぐらいの差で7位と8位にも50点以上の差がある。
すなわち普通に考えると三軍と四軍は非常に勝ちにくい。
しかし、これは別の意味でチャンスだと思った。
もし、優勝すれば団体戦においては実力だけでは勝てないという証明になる。

団体戦では実力が反映されるが、僕はくじ運とチームメイトのモチベーションの均衡と大将、副将、三将の振り分けと相性が大事だと考えている。話すと長い話がもっと長くなるので省略するが、これらを踏まえて振り分けをした。