皆さんこんばんは、殿です。
今更感しかないですけど、2ヶ月前に参加した学生将棋選手権について書きます。
この記事は既に9割くらい書きあがっていたんですけど、内容がいまひとつで結局載せずじまいになっていたものです。
最近雑記が更新されていないので、この際(加筆訂正をした上で)載せてしまいましょう!!
(以下その記事)、
さて、ここからは個人戦の話
小生は個人戦に申し込もうか悩んでいたのだが、そうこうしているうちに申し込み期限が過ぎてしまった。
後悔しつつ、ダメ元で関西将棋会館に電話すると、当日申し込み枠が少しだけあるということなので参加できたのである。
皆さんは事前に申し込みをしてくださいw
4人で予選リーグを行い、2勝で予選突破、2敗で失格という仕組み。決勝トーナメントは一発勝負。
持ち時間は20分で使い切ったら30秒の秒読み。
予選1局目
対岡山大の方
小生は対戦相手の名前は知っていた。しかし、棋力は知らないし勿論初顔合わせである。
今見ると春中四ではA級で4局指しているし、個人戦でベスト16に入っていらっしゃった。
今回は相手が穴熊に囲ってきたので、小生が独自に開発した指し方を採用した。(朝日アマでも指した経験あり)
部員の評判は悪いが、個人的にはそれなりに良い戦法と小生は思っている。
まあ、そこまで斬新な指し方ではなく、ちょっと定跡型をいじった程度のものであるw
この将棋は困ったことに、相手に松尾流穴熊に組まれてしまった。(戦法上仕方ない部分もあるのだが)
しかしながら、相手の動きに対応し上手く捌けた。(小生は後手番)
最後はこの戦法の狙いである端攻めが炸裂し、穴熊を攻略。この指し方で初めて大会で勝てて良かった。
予選2局目
対中央大の方
この人は勿論初対面の方である。
この将棋は序盤から乱戦になった。こちらが受け切れてもおかしくない攻めだったがが、相手の攻めが上手かった。
小生の読みに無い攻めを連発され、相手に攻め切られた。小生の駒組みが良くなかったのかもしれない。
予選3局目
対早稲田大の方
この人も初対面の方である。
早稲田大は日本屈指の強豪校である。当然ながら、全員強いとは限らないので平常心で対局に臨んだ。
この将棋は比較的じっくりした駒組みになった。乱戦で負けた前局の事を思うと少し安心した。
本局は相手の無理攻めを切らし完勝した。と思っていたのだが、感想戦で検討してみるとそうでもなかったようで冷や汗。
相手に正確に攻められていたら悪かったようである。
あの攻めは今見ても無理攻めだと思うのだがなぁ。小生の受けの何処が悪かったのかは感想戦では分からなかった。
なにはともあれ予選突破。
決勝トーナメント1回戦
対某有名進学校の中3生
この人も初対面の方である。相手はとても気合が入っているように見えた。
この将棋は力の籠った攻防が続き、熱戦となる。終盤の入り口ぐらいでは小生が良いと思っていた。
そして、攻め勝てると思って攻め合いを選択した。しかしである、悲しきかな、上手い粘りが相手にあったのである。
(単なる小生の見落としではないかともいわれている。)
と、いうわけで小生の攻めが遅れてしまい攻め合い負け。
感想戦の結果、相手の攻めを切らしに行くべきだったという結論に至った。
かくして、小生の個人戦は終了したのであった。
振り返れば、昨年度に参加した(予選+トーナメントと言う形式の)大会は全て決勝トーナメント1回戦負けであった。今年度はもっと良い成績を残したいものです。
後、個人戦で高校のときに参加した全国大会で、同じ部屋に泊まった友人に会った。
彼と10秒将棋などで5局指したのだが、2連勝のあと3連敗してしまった。
まあ、彼は強いんですよ。彼は受験勉強をしていたはずなんだがなぁ。
岡大のI藤氏曰く「最初の2敗は接待だろ」と指摘されたのだが、
そんなことは無いと小生は信じている。
個人戦も楽しかったので、今年度はみなさんも参加してみてはいかがでしょうか。