愛大将棋部雑記

日々の日記。いわゆる雑記。当番の人は書くよーに。書かないと・・・・(¬ω¬)ニヤリ

センター試験を終えて・・・

2015-01-20 12:06:09 | 日記

皆さんこんにちは、愛媛大学将棋部です!

受験生のみなさん、センター試験お疲れ様でしたm(_ _)m

出来不出来は各々の評価によりますが、一喜一憂せず二次試験も頑張って下さい

 

 

今回は愛媛大学を受験する皆さんに、将棋部の宣伝を行いたいと思います!

 

宣伝1. 誰でも歓迎してます!

将棋部は初心者、経験者、老若男女問わず歓迎します

今の部員では、小さい頃からやっていて全国レベルの部員もいる一方で大学から始めた人、ルールを知らなかった部員もいます。

 

宣伝2. 中四の中ではトップレベルである!

中四国では毎年2回大きな大会が行なわれますが、前年は団体で2位と1位という結果を残しました!

その団体メンバーには、大学から将棋を始めたという人もいるので、初心者入部でも全然大丈夫です

 

宣伝3. 部員同士の仲がよい!

同回生同士はもちろんとし、後輩とも仲がいいです。後輩の育成にも力を入れてます!

活動後にみんなでご飯に行ったり、たまに部員同士でボーリングを行ったりしてます!

 

宣伝4. 将棋に対する姿勢が真摯である!

各々が独自に勉強することもあるが、みんなで部員の対局の検討をしたり、新手を探そうと必死に取り組んでいます!

一部の部員はネットを使って対局をするなど、とても真剣に取り組んでいます!

 

やる気がある方、将棋に熱心な方!是非将棋部へ入部してみてください! 

愛媛大学を受験する新一回生のみなさん、是非将棋部への入部を検討してみてくださいね

愛媛大学将棋部一同、新入生の見学・入部いつでもお待ちしております ∑d(≧▽≦*)OK!!


紙田の学生王座戦No.5(反省)

2015-01-05 01:02:22 | 日記
結果、3勝5敗。どの勝利も勝たせてもらった将棋だった(みたいだ)。

これは僕が六将や七将だったから勝たせてもらったと思っている。これが大将だったら全敗していただろう。

まず、僕個人から見た全体の反省だが、
中四国大会では当て馬でなんとかなるが、全国はみんなが強いのでそうはいかなかったということを自分を含め、多くの部員が感じていると思う。

しかし、僕は当て馬作戦がうまくいかない団体戦でも愛媛大学が少なくとも最下位になることは確実に回避できたと確信している。

去年の支部対抗戦で、僕は(去年のチームメイトには申し訳ないのだが)絶望的なメンバーで団体戦に参加して、
支部内では4チーム出ていたのだがその中で一番レベルが低いと確信していたチームが準優勝できたのである。(優勝できなかったのは、やはり将棋そのものの実力差だったが。)

当て馬だけでなく、個人個人の特性をどう生かすか(※以下非公開)などを全て振り絞った結果である。

だから今後はそれを最大限に生かして、中四国や西日本、全国大会に望んだら大学全体の成績も上がるのではないかと確信している。


自分はもっと定石を勉強して序盤を問題なくスムーズに進めることができるようにしたい。
部長さんが「将棋センター勢は(マイナスの意味で)斬新すぎた。」とか言っていた。しかし、将棋センターの道場主の教育方針は終盤特化型で僕はその方の弟子である。僕自身も終盤特化は間違っていないと思っているし、そのおかげで勝ちを取ってきたので変えるつもりは毛頭ないです。序盤から不利にも有利にもならない程度に序盤と中盤の入り口をこれから勉強します。


それではまたの機会。何もなければ二月にある支部対抗戦でまた書くかな。じゃあね~。
(^ー^)ノ

紙田の学生王座戦No.4(三日目)

2015-01-05 00:22:42 | 日記
第七局、東北大学。

37銀の急戦をしてきたので菅井流を採用。相手は対抗型。第一局と同じ戦法になった。

第一局の反省を生かし、隙を消した。それでも相手は隙ありと見込んだらしく仕掛けてきた。これを丁寧に対応して珍しく序盤から有利になった。

そのまま終盤に持っていき、相手は攻めてくるも、歩切れを解消し、友達を無くすとも言われる「二手勝ちの将棋をと金攻めで一手勝ちにする戦法」を使って勝利。

最初から勝ちと思っていたのだが、帰宅後の検討では終盤の始めに指した手が大悪手で固められたら歩切れのせいで即死していたみたいだ。本譜も歩切れで少しではあるが焦ったので歩切れのときは油断せずに指していきたい。


第八局、京都大学。

先手中飛車に対し、三間飛車をしてきた。第六局で右に囲ったら作戦負けしたので左に囲うことにした。

しかし、勉強不足が目立ち序盤で隙をつかれ、一気に御臨終となった。日本語ではとても表現できない酷さである。

ああ、自分は弱いなあ。勉強不足だな。同じ作戦負けだったら右に囲って作戦負けしたかったよ。そっちの方が逆転しやすいんですよ。まあ、相手が強すぎるから無理なんですけど。

そして、人からも自分からも「弱い弱い」と責められた結果、そのまま精神的に悪い方向に向かっていった。この時点で第九局の敗北は確定した。


第九局、早稲田大学。

はっきり言って最後の二局は部員の皆さんには多大な迷惑をかけてしまった。この場を借りてお詫び申し上げたい。

第九局で僕は舞台を降りた方が良かった。ああなってしまうと僕は全く使い物にならない。今後はこの状態になったらきちんと部長に報告して休ませるように相談することにしたい。

序盤から無条件で馬を作らせてしまった。
この手を指すと馬が作られるとわかっていたにも関わらず、指してしまったのである。

しかし、金駒を躍動させることによりその不利を補うことに成功。普段から将棋センターで子どもに指導対局しているので金駒の使い方には慣れていた。(自分で言うのもおかしいが、駒落ちをふだんしているので金駒の使い方は比較的上手い方だと思っている。)

まあ、その栄光もすぐに終わった。馬の働きを抑える手が見えたにもかかわらず指さなかった。桂馬を上手く使える手が見えていたのに指さなかった。コンディションが悪いとノータイムで指せる好手が指せなくなる。

もちろん、全国大会だからそれを許すような相手ではない。馬を躍動させられてそのままボロボロにされた。

紙田の学生王座戦No.3(二日目)

2015-01-04 23:47:28 | 日記
四回戦、福岡大学。

中飛車に対して右玉をしてきた。まだ対策を練りきっていない将棋。これも固さで勝とうと思い囲おうとしたのだが、嫌なタイミングで角交換を強要してきた。
とりあえずここは持ち前の我慢と渋さで相手を手詰まりにさせる。

桂交換した時点では「まあ、後手にしてはよく頑張っている」程度だと思っていた。バランスが悪く、角交換すると簡単に馬を作られて香損することにビビり固さを優先した。

実はこれが落とし穴だったみたいで帰宅後の検討では『角交換してボロ勝ち。これは横歩取り的思考が必要だから気づきにくいが玉に近い桂馬と攻めの桂馬が交換できているから悪いわけがない。』とのことだ。実際に進めてみると相手の囲いはペチャンコ。

嘘だろ……。あれ勝っていたのかよ。

ビビった後は一手一分になり受けを読みきることができず寄り寸前にまで追い詰められる。

しかし、最後の決め手を逃してくれたため反撃開始。寄せ返しをするも正確に受けられ、空いていた差があまりにも大きかったため負け。


第五局、金沢大学。

僕はお休み。睡眠不足をこの時間で補った。

余談だが、金沢大学はアニメ『AB!(略称)』の聖地らしい。この学生王座戦の二週間前に金沢に行ったのだが、金沢大学に行かなかった自分がなんとも愚かである。


第六局、名城大学。

先手中飛車で相手が三間飛車をしてきた。

ここで、僕は左穴熊をしようか、右に囲おうか悩んだ。

・右に囲うと泥沼の受け将棋になる。自分は受け将棋なのでやっても別に構わないという感覚。
・今まで右に囲ってきて勝てないと思っていた相手でも勝っていた。
・しかし最近、右に囲ったときの勝率が良くない。
・新しく学んだ左穴熊も2勝4敗と勝率が良くない。
・そもそも左穴熊はまだしっかりと勉強しきってない。

最後の二つが大きかったため右に囲うことにした。
しかし、相手の巧妙な作戦により、木村美濃にせざるを得なくなり手詰まりに。完全に作戦負けとなった。

仕掛けられた後も良くなかったが、相手が飛車角両取りをしてきて油断している隙に馬を良い場所に作ることができ、形勢は有利に。

最後は強襲で相手を焦らせて攻めさせる。一瞬逆転負けか?とも思ったが入玉に成功。そしてそのまま相手の玉を寄せきり、勝利。(ちなみに帰宅後の検討では強襲は無理筋だったみたい。強襲せずに落ち着いていけば、逆転の可能性を完全に潰すことができたとのこと。)

紙田の学生王座戦No.2(一日目)

2015-01-04 22:51:36 | 日記
一日目第一局、立命館大学。
こちらは後手のゴキゲン中飛車、急戦37銀をしてきたので菅井流を採用。そして相手は78銀の対抗型。
本当は32金も採用したかったのだが三つの理由がある。

・中飛車をより多く、そして幅広く知りたいため新しく学んだ菅井流がどれだけ通用するか知りたかった。
・32金型はまだ勉強し終えてなくて、我流でするには不安があった。
・練習や公認大会で菅井流を5局行って3勝。新しく学んで採用した戦法にしては成績がまあまあ良かった。

対抗型の定石では少々自信がなかったため、研究していた手順に進めたのだが、さすが一人で研究した手。序盤で隙をつかれてやや不利に。

そこからは最善手を続けたつもりだった『帰宅後の検討でも終盤直前まではほぼ本譜通りになった』が形勢を覆すことはできず、そのまま負け。


第二局、東京大学。

先手中飛車後手64銀型の定石通りに進んだので中盤まで完全に互角だった。

しかし、定石の最終型の直後、ある手で一気にズタズタにされて負け。完全に敗因が分からない将棋になってしまった。

敗因が分かったのは帰宅後の検討のときである。『もともと先手中飛車の定石は中飛車側が悪くるなるから指す人はいない。』

しかし、その翌日にとある新手を思い付いたので今年からこれを積極的に採用していきたい。


第三局、北海道大学。

僕が後手。相手が何をしてくるんかな~?って思ってたら56歩。マジかよ。中飛車かよ。
というわけで合中飛車の将棋になった。
このままシンメトリーで進むと先に攻めることができる先手に主導権を握られて反撃できずに終わってしまうと思ったので、囲いは穴熊を採用。
相手が型の悪い状態で仕掛けてきたので隙があると思って反撃しようとした。しかし、自分の方も囲いが完成していないがために再カウンターを食らうことに気づき、慌ててミスを最大限にカバーした。一歩損してしまったから悪いと判断せざるを得ないが、あのまま暴発していたら余計に悪化していた。得意の落ち着きが良いところで生かされた。

しかし、不利は不利なのでガチガチに固くして、固さで勝つことにした。そのまま終盤に進み途中で危なくなるが、穴熊の弱点をついてこずに攻めてきてくれたから、固さを生かし、攻めを遅らせることに成功。

そして相手の入玉も阻止してなんとか勝利。