福島の田舎に帰った いのしし一頭一万円もらえる

福島の兄貴のところに帰ったら、猟友会のお方が来ていてたくさんいのししをとっているという　罠をかける　罠は箱式である　イスラム国なら鉄棒の箱であるが、どのような材質かは聞きはぐれた　材木を組み合わせたものだと思う　中に何か餌を入れている　興味が無かったので話を聞いていただけであるが、役場に持っていくと一万円いくら貰えるとのことである　こうやってもいのししはたくさん出る　畑や田んぼを荒らすのだ　いのししはこの餌場を覚えた　小さい頃（40、50年前）は数年に一度、畑を荒らされる程度だった　もしかしたら飯館村から乗り込んで来ているのかもしれない　飯館村には大勢の鉄砲撃ちが居たが今は一人も居ない　飯館村からいのししが遠征してきているとしか思えない　飯館村では耕作地が無いからだ　ひとつびっくりしたことがある　仕留めに空気銃を使うというのだ　近距離であるのでいのししにもきくのだ　これほど空気銃が威力があるとは思わなかった　ナナハンかひとつ玉を使うものだとばっかり思っていた　普通クマとかいのししにはひとつ玉を使うからだ　鉄砲撃ちに行くときは、必ず胸のところに二つはひとつ玉を刺しておく　ふだんはナナハンである　もちろんナナハンはベルトに目一杯入れておく　昔、親戚のおじちゃんが一発だけの散弾銃をいじらせてくれた　ほんとに小さい子供のときである　引き金に手を入れたらすぐカチッとなった　びっくりしてしまった　おじちゃんはこれほどの軽い手の動きで動くように改造してあったのだ　玉が入っていなかったのが今でも良かった！！と冷や汗が出る　おじちゃんは真鍮の玉を自分で黒色火薬を詰めていた　雷管を最初に入れる　銃はなんとか銃と言った　今は思い出せない　村田銃だ　おじちゃんは徴兵されて戦争に行ったお方である　三八を持って二人で軍服姿で写っている古い写真を見た