「岩田久利 黒と白の世界 展」 より 作品Ｎｏ．5 ＮＯ．6

「岩田久利　黒と白の世界　展」より



Np.5 　岩田久利作「白砡台付扁壺」1987年　　幅24ｃｍ　奥行10ｃｍ　高さ57ｃｍ　　￥700,000

しなやかに伸びた姿の美しい作品。
二つの装飾に囲まれた平たい形。
表情のある白が柔らかい雰囲気を出している。






　No.6 　 岩田久利作「白砡流雲壺」　1989年　幅21ｃｍ　奥行き21ｃｍ　高さ28ｃｍ　　￥600,000


このころから、風や雲、川や海・マグマの流れなど、
体力が弱まるにつれ、自然の力を強く感じるダイナミックな作品を
作り始める。

白い豊かなフォルム、白地に濃い白で雲のような文様を施した
久利らしい作品。




この作品は下記で展示中です。



会場　ヴェルリー　クマップ　
　　　　　　〒104-0041　東京都中央区新富2-4-14　新富田所ビル４Ｆ
　　　　　　　　　　　　ＴＥＬ：03-3553-5810




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　　　　ヴェルリークマップ　　岩田家のガラスアート　

「岩田久利 黒と白の世界 展」 より 作品Ｎｏ．3 ＮＯ．4

「岩田久利　黒と白の世界　展」より



Np.3 　岩田久利作「黒窯白泡扁壺」　1985年　　幅32.5ｃｍ　奥行13ｃｍ　高さ45ｃｍ　　￥2,500,000

久利還暦の歳の作品。
この年の日展には、同じ形で深紅の作品を出品。
両脇の大きな装飾に囲まれ、平たくできている。
黒と白泡ガラスのコントラストが目をひく作品。








　No.4 　 岩田久利作「黒窯方壺」　1988年　幅24.5ｃｍ　奥行き23ｃｍ　高さ35ｃｍ　　￥2,000,000

前作と同様の技法で、これは四つの装飾で
四角に作られている。
前作より背は低いが、厚みがある堂々とした作品。




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会場　ヴェルリー　クマップ　
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久利作品 1 「翠金彩乳文花器」

制作年　　1985年
サイズ　　径　22ｃｍ　　　高さ　27ｃｍ

ホームページに掲載されている作品です。
久利50代、体力も充分な頃、技術の粋を集めた、
加飾の多い作品を作りました。
全体を金箔と、翠の色が上品な華麗さを出しています。



久利はこの技法を「百乳文」または「環文」と呼び、
他にも、金箔に金赤・瑠璃色・黒白などの色を合わせ、
多くの作品を作りました。
ひとつの突起について3回も輪をつけています。
ガラスの熱い内、これだけの突起をつけるのは至難の業で、
先につけたところが地に溶け込まない様にするのが肝心です。
久利の代表的な技法の逸品です。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　撮影　中村明彦

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