生死の境より生還しました（岩上です）

　タイトルで驚かせてごめんなさい。生死の境より生還したのは我が家の愛犬
１５歳の男の子？いや爺さんの「マック」です。

先日の土曜日、何時もの様に８時頃帰宅しまして、リビングのドアを開けますと、
これも何時ものように一応社交礼儀的に近寄って来ます。ひとさすりしますと又
スーとソファの家内の横か膝の上に戻って行きます。これも何時もの事でした。

それから私は風呂に入り、晩ご飯を食べてテレビを見ていました。
すると家内が、マックがなんかしんどそうに息をしているように思うんだけれど
チョット診てみて・・・・。と言うもんですから覗いては見ましたが、それほど
変わった様子でもなかったので、もう年やけん眠たいのやろう。寝さしとけやー。
と言ってまたテレビを見ていました。それが１０時過ぎ頃だったと思います。

１０時半を過ぎた位に又家内が、マックがぐったりしている。チョット診てー！
慌てて声も上ずった感じで言うもんですから自分の部屋に居た子供もリビングに
飛んで来て家族皆で様子を診てみましたら確かに普通ではありません。
今までこんな様子は見た事がない感じでした。たった一時間も経たない間に様子
が急変したようです。

土曜日だし、１１時になろうかという時間ですからかかり付けの病院は診てくれ
ないだろうし困ったときのインターネットということで犬の救急病院は無いもの
かと検索してみれば、有りました。
「愛媛県開業獣医師会」の会員有志が当番制で夜間診療を行っているものでした。
但し１１時までに受付をするのが条件でした。もう間に合いません。
必死の思いで電話で頼んでみましたらなるべく早く来てください。待っています
からと言って頂きました。電話を切って時計を見ましたらもう５分前でした。
居相一丁目から石風呂町の高浜に抜けるトンネルの手前まで行くとなると２０分
はかかります。子供と家内が後部座席でマックを抱きかかえてショックがなるべ
く無い様支え合って工夫していました。こんな家族の心が一つになったのは久し
ぶり？いや初めてだったのかもしれません。

無事到着して即、エコー検査・心電図による検査・心臓が弱っているのとひどい
貧血を起こしているという事で注射・点滴の治療をして頂きましたが、先生の
説明はかなり厳しい内容で今夜が乗り切れるかどうか・・・。と言われました。
今度は早く家に帰って休ませてやりたいと、大急ぎで帰り安静に休ませました。


次の日、家内と子供にが、かかり付けの病院が開くやいなや連れて行き精密検査
・点滴をしてもらいとにかく心臓の薬と貧血の薬をきちんと飲ませ安静に休ませ
てやることを徹底しながら毎日点滴を続けました。その効果が徐々に現れてきた
のか、食欲がだんだん出てきてやっと以前の様な状態に戻ってきたのでほっとし
ている今日この頃です。



こんなに元気になりました。本当に獣医の先生のお陰です。
一度生死をさ迷った犬？は長生きするといいますから長寿愛媛一いや四国一を
目指して家族の一員として暮らしていきたいと思います。