9日が啓蟄(けいつち)であった。ここのところ暑かったり寒かったりの日が続いている。きょうも北西風が強い、葉がおちたコナラの大木の梢が大きく揺れている。二十四節気の一つである啓蟄(けいつち)は、中国古典「礼記(らいき)」によると仲春の月には「蟄虫咸(み)な動き、戸(こ)を啓(ひら)きて始めて出(い)づ」とある。冬のあいだ土の下で冬ごもりをしていた虫や蛙(かえる)が春の気配を感じて「戸を啓き」地上に出てくるのである。「啓蟄の虫におどろく縁の上」 臼田亜浪 縁側の上を這う虫を目にしてああもう啓蟄だったかとおもうこころ。農園ではキャベツやブロッコリーの葉が特にオイシイとみえてヒヨドリがキレイに食べてしまっている。さくらの開花予想も発表されて今年はなにか早まりそうです。<岩殿山荘主人>
<菜の花 8:12>
<同 上 8:14>
<ヒヨドリに食べられたブロッコリー 7:50>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます