白梅荘では、喫茶店が始まりました！

白梅荘では、「元気クラブ」という委員会があり、自立支援にて元気になって頂き何を提供するか
についていろいろ考えて取り組む委員会です。

せっかく歩けるようなり、意識がはっきりしていろいろ楽しむことが出来るようになっても
楽しみがなければつまらないですよね。
そこで、元気クラブではその楽しみをどう提供するか考え実践する訳です。

温かい時期は、自宅に帰るとか、地域の行事に出かけるとかいろいろ取り組んでますが
真冬はなかなか外に出掛けにくいということで、施設内に喫茶店をつくちゃえということで
普段は、面談室となっている部屋を臨時に改装して喫茶店へ早変わり、その名も喫茶店「梅ちゃん」

メニューは


本格的なメニューも手作りにてつくりました。
ピザ、ロールケーキ、まんじゅう・・・・なかなかまんじゅうがある喫茶店も無いかと
思いますが、それぞれ飲みたいもの、食べたいものを注文して楽しんでおられました。



自立支援とは、単におむつを外すということではなく、生活を楽しむために元気になって
頂く訳ですから、その楽しみをいかに提供するかそこがこれからの努力目標になりますね。

特別養護老人ホームは、療養の場ではなく、生活の場です。
あくまで、自分のうちと同じ様にはなかなかいきませんが、施設ならではの楽しみを
提供していかなければと思っています。

日中おむつゼロ達成！

この度、わくわく荘が１月２７日日をもって日中おむつゼロを達成いたしました。
昨年１０月白梅荘のおむつゼロに引き続きわくわく荘も快挙達成です。
全国老施協よりFAXにてお知らせを頂きました。

これでいつつ星会の特養施設は日中の排便は全員トイレを使用しております。
寝たままの状態で、おむつに排便をすることの気持ち悪さは、想像にて
どれほどのことかお分かりかと思いますが、それがトイレで出来ることの
快適さ、精神的にも人間の尊厳にとってどれほどのことか理解できるかと
思います。

長い間寝たきりで意識ももうろうとしている利用者にとっては、意識が
はっきりとして表情や、発語もはっきりしてきます。
また、寝たきりの状態では天井しか見ていない視野についても食堂にて
入居者の皆様と一緒にテレビを見たり、季節の中で外の風景の移り変わりを
楽しめたり、また家族とのコミュニケーションも楽しめるようになり、
中には自宅まで帰り数時間を家族と過ごしたりもしております。

今後、わくわく荘、白梅荘では食事を自らの力で食べて頂くための支援について
取り組んでまいります。

お粥や、刻み食ではなく、常食を自らの力で食べられるようまた地道に取り組み
楽しく食事を摂って頂き、もっともっと元気になって頂けるようにしてまいります。

まずは、わくわく荘、白梅荘共に日中オムツが全員外れたという報告でした。