社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

10月30日(金)

2015年11月05日 22時40分22秒 | 2015年

  7時起床。大浴場でシャワーを浴びてから荷造りを終え、寮をチェックアウト。大きなキャリーバッグを引きずって教室へ行く。

  今日の授業は演習。午前中は、スーパーマーケットの事例を元に、具体的にどのようなアドバイスをするか検討した。財務状況や周辺の環境、顧客の動向、ライバルの現状などの情報を参考に多角的な視点から今後の戦略を検討した。中でもグループ内で盛り上がったのは、店内レイアウトの変更について。基本を押さえつつ、どこを工夫するかで各自の色が出ていて面白かった。特に、卵売り場をどこに配置するかで白熱した議論が行われた。この内容をテーマにこれほど激論を交わすのは、後にも先にも他にないだろう。

  昼食は、諸事情により抜き。今日はタイ料理を食べようと思っていたのに…。

  午後も、引き続き演習。今度は衣料店の事例について検討する。グループメンバーの年代の幅がある(とはいっても最年少は私)ため、各自のイメージする「衣料店」にバラつきがあり、議論は混迷を深めた。「立地の良い繁華街にある若者向けの路面店」という表現から、「Paul Smith」をイメージするのか「JEANS MATE」をイメージするのかによって、前提がかなり異なる。そういう意味では、前提条件に具体的な地域や商品の価格帯が挙げられていなかったのが混迷の原因だった。ただ、その分自由に話を展開することが出来て、様々な条件に対する検討を行えたので良かったかもしれない。

  研修終了後、キャリーバッグを郵送し、鞄ひとつで実家へ帰る。夕食は、実家のすぐ近くにある餃子専門店「ミスターギョウザ」へ。私の中の餃子の原型は、ここの餃子である。子どもの頃からここの餃子が大好きだった。私に限らず、西川口に長年住んでいる人にとって、ここの餃子は鉄板だと思う。

  実家に帰ると、サンが背中に包帯を巻いていた。膿を取るために切開された部分を保護しているのだ。本人は傷口が痒いらしく、背中を床にこすり付けたりしているが、定期的にきちんと薬も塗っているし、何より元気そうなので一安心である。あとは、膿の検査結果で原因がはっきりするのを待つばかりである。

  深夜から友人とスーパー銭湯へ出かける。かなり久しぶりだったのでいつも以上に話が尽きず、最後はかなりのぼせてしまった。その後、ファミレスに場所を移してドリンクバーで十分な水分を補給。幸せな話も、驚くような話も聞けて楽しかった。