社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

2月28日(土)

2015年03月18日 23時27分55秒 | 2015年

  9時起床。部屋の掃除や洗濯をしてから、テレビを見ながら身支度を整える。

  昼前に家を出て、茨城を目指す。上野駅12時52分発の普通列車勝田行きに乗り、のんびりと北上。途中、特急の通過待ちでしばらく停車した高浜駅構内を散策した。周辺に住宅はあるものの、あまりにひっそりとした雰囲気の駅である。気になって調べてみると、1日の乗車人員数は1,157人(2013年)らしい。少ないが、実際の現地の雰囲気から考えると、思ったよりも多いなという印象である。

  今日は、彼女が仕事を家に持ち帰っているとのことで、日中は単独行動。何のプランも立てずに電車に乗っていたら、水戸の手前で偕楽園駅に臨時停車するとのアナウンスが入ったので、とりあえず降りてみる。私はこれまで知らなかったのだが、梅の時期だけ開設されるこの臨時駅は、下りホームしかなく、ここから上り方面(上野方面)への電車に乗ることは出来ない。都内から偕楽園へ電車で来た場合、一度下り電車で水戸まで行って、そこから折り返さなければ帰れないのだ。不便だが、いかにも臨時駅らしい感じがする。

  偕楽園の梅は、まだほとんどの木が蕾で、咲いているのはごく一部だった。しかし、梅まつりの期間は始まっているため人出はそれなりにあり、一部の咲いている木の周りに集まっていた。

  満開でなくても、梅の花を見ると春の訪れを感じることが出来る。いや、本格的な春の訪れを告げるのは桜だから、梅は冬の終わりが迫っていることを感じさせてくれる、というほうが適切だろうか。実際、まだまだ寒いし。いずれにしても、この時期に梅の花を眺めるというのは、四季の移り変わりを感じる貴重な体験である。

  中央の広場で黄門様と写真が撮れるイベントをやっていたので、ひょっこり参加する。1人で参加しているのは私くらいのものだ。地味に、印籠を持たせてもらえるのが嬉しい。

  帰りはもう偕楽園駅が閉まっていた(最終の電車は15時台なのだ…)ので、水戸駅へのバスに乗る。しかし、彼女との待ち合わせの時間までには少し余裕があったので、駅の少し手前のバス停で降りて、2度目の「フルーツバスケット」訪問。今回は、オレンジパフェを注文する。前回同様、サービスで葡萄シャーベットを頂いた(これも美味しい)。ここのパフェは果物が堂々と主役を張っていて、これぞパフェという出で立ちをしており、味はもちろんのこと、存在感がすごい。今日の主役はオレンジなので、その甘酸っぱさをしっかりと満喫させてもらった。

  内原駅まで彼女に迎えに来てもらい、スーパーで夕食の材料を買い込んでから帰宅。今日は、餃子を作る。餃子を包む作業の大半を私が担当したところ、随分といびつな形になってしまった。しかも、彼女が作ったものに比べると、はるかに1個当たりの中身の量が少ない。

  焼き上がると、2人の作品の差は更に大きく感じられた。どちらもジューシーで美味しいのだが、やはり彼女が作ったもののほうがガツンと来るインパクトがある。そうか、ケチケチせずに、材料いっぱいに包んだほうがいいのか。それにしても、今日の夕飯は美味しかった。自分でも驚くくらいご飯が進んだ。

  彼女の仕事は、色々と大変ながらも、前進しているようだ。業務の性質上、私がいると作業が出来ないので、それが少し申し訳ない。