社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

6月14日(土)

2014年06月22日 00時07分32秒 | 2014年

  7時起床。8時前にホテルをチェックアウトし、ホテルから宮崎駅に向かって歩く。南国の朝。

  駅前でレンタカーを借り、宮崎から北上する。2時間半ほど車を走らせて、高千穂峡へ。以前、同期が旅行に行ってとても良かったと言っていたのだが、なるほど、確かに神秘的な場所だ。ここに限らず、滝のある場所にはもれなく神々しさがあるように思う。

  高千穂神社にも立ち寄る。立派なご神木に守られて、神殿が強烈な存在感を放っている。これまで数年間、お寺や神社で手を合わせる時、私はずっと同じお願い事をしてきた。彼女がいる時は「彼女との幸せな時間がずっと続きますように」、彼女がいない時は「素敵な彼女が出来ますように」、と。しかし、今日は無意識にこれまでとは違うことをお願いしていた。「もっと意味のある仕事が出来ますように」。今の職場での仕事にもっとやりがいを感じられるようになるのでも、別のやりがいのある仕事に就くのでもいい。とにかく、いつの間にか1ミリたりとも仕事に魅力を感じられなくなってしまった現状を、何とかしたい。

  次の目的地へ向かう途中、ドライブインに立ち寄って昼食をとる。せっかく宮崎に来たのだからと、「チキン南蛮定食」を注文。いくら名物といったって、チキン南蛮なんてどこで食べても同じだろうと思いきや、あまりの美味しさに驚かされる。普通(と私が思っている)のチキン南蛮と、何かが違うのだ。肉が柔らかいとか、タルタルの素材が違うとか、理屈では色々と説明がつくのかもしれないが、それだけではなく根本的に何かが違う気がする。

  続いては、日向岬へ立ち寄る。岬の先から眺める広大な海に癒される。さっきは渓流、今度は海。どちらも素晴らしい。

  宮崎市内へ戻り、青島神社へ。青島という島そのものが観光地になっている。アクセスが良いこともあって人がたくさんいたが、人気があるだけあって雰囲気が良い。

  島の入り口にあるお土産屋に立ち寄り、塩とマンゴーのソフトクリームを食べ、お土産を購入。

  帰りの飛行機まで余裕があったので、空港へ戻る前に宮崎名物のうどんを食べることにする。「きっちょううどん」という有名なお店へ。宮崎うどんは、一切コシがない。関東に住んでいると、「コシのあるうどん=美味しい」というイメージにとらわれてしまうが、そんな固定観念を見事に吹き飛ばしてくれるくらい美味しいうどんである。うどんの美味しい不味いと、コシの有無には一切関係がないのだ。こんなに優しくて美味しいうどんは初めてだ。この2日間、たくさんの宮崎名物を食べてきたが、これが一番印象に残っている。

  レンタカーを返却し、空港の喫茶店で休憩。日向夏ジュースを飲む。

  宮崎空港19時20分発のソラシドエアSNA64便に乗り、羽田へ戻る。帰りは飛行機がガラガラで、快適に過ごすことが出来た。しかし、これは弱小航空会社のつらいところだが、搭乗口から離れたところで下され、バスに乗らなければならないのが面倒だ。

  大船駅行きのバスに乗り、22時前に帰宅。