社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

10月9日(火)

2012年10月10日 09時10分01秒 | 2012年

  7時半起床。シャワーを浴びてから、始業時間までゆっくりと過ごす。

  今日は、報告書の完成作業。全員の書いた文章をチェックし、体裁を整え、図やグラフとのリンクを確認し…という作業を経て、報告書を完成させる。出来上がった報告書を見てみると、思ったよりもまとまりのあるものになっていた。明日は発表会だが、これで一安心である。

昼食は、牛焼肉風の肉野菜炒め。

  終業後、同期と一緒に池袋にラーメンを食べに行く。片道1時間以上掛けてラーメンを食べに行くなんて1人では絶対しないことだが、だからこそこういう機会を大切にしたい。

「屯ちん」の「魚豚らーめん」。

  22時過ぎに寮に戻り、入浴をしてから、荷造りを始める。退寮は明後日だが、明日は最後の懇親会なので、ある程度は今日のうちにやっておかなければならないのだ。2年前もそうだったが、この作業を始めると、研修が終わるという実感が湧いてくる。本当に、あっという間の3週間だった。


10月8日(月)

2012年10月10日 08時57分41秒 | 2012年

  6時半起床。シャワーを浴びて身支度を整え、7時半にロビーで待ち合わせて、レンタカーで日光に向けて出発する。一般道で大泉に出て、外環から東北自動車道に入る。日光までの所要時間は約3時間。途中にちょくちょく休憩を挟んだが、道が空いていたので案外早く着いた。

  まずは、東照宮へ。3連休の最終日ということでかなり混雑していたが、時間を掛けてゆっくりと回る。天気が良かったこともあってひとつひとつの建物が非常に綺麗に見え、日光に来るのが初めての同期たちはかなり喜んでいた。また、薬師堂で聞いた鳴竜の音が印象的だった。前に来た時は、これほどはっきりとは聞こえなかった気がする。邪念がなくなったということだろうか。


御神馬。1日2時間半、こうして神にご奉仕するらしい。


家康のお墓。


鳴竜の人気が高かった。

  続いては、家光廟大猷院へ。こちらは比較的空いており、落ち着いた雰囲気。お寺の方の案内も丁寧でわかりやすく、社会科見学に来たかのような気持ちになった。

  昼食は、参道を下りたところにある蕎麦屋「林屋」で。迷った挙句、全員「湯葉御膳」を注文する。湯葉のお刺身と煮物が出てきて、どちらも美味しかった。

  車に乗り、東武ワールドスクエアへ。ここへ来るのは私も初めてだったのだが、結論から言うと、予想をはるかに超えて面白かった。世界各国の名所を模型化して飾っているわけだが、そのクオリティがめちゃくちゃ高いのだ。写真で撮ると、本物と見分けがつかないものもある。結局、あまりに面白かったので、予定の1時間を大きくオーバーしてしまった。


羽田空港。


奇跡のコラボレーション。


サン・ピエトロ大聖堂


パルテノン神殿


ベルサイユ宮殿越しのエッフェル塔


サグラダ・ファミリア


アンコール・ワット


万里の長城

  夕食は、宇都宮餃子の有名店「正嗣」で。本当の餃子の専門店ということで、メニューは焼餃子、水餃子、ライスの3つのみ。ビールすらない。ただ、その分味は餃子の王道といった美味しさである。食べきれなかった女性陣の分も頂いたので、結局16個の焼餃子を食べたが、それぐらいは軽く食べられる美味しさだった。

  帰りは高速道路が渋滞していたので、4時間ほど掛かる。保険の関係とかで運転はずっと1人の同期が担当してくれたので、私たちは寝ないように「徳川の埋蔵金を手に入れたら何に使うか」などというくだらなくも夢のある話を延々としていた。「両親にマッサージチェアを買う」から「日本を買って大奥を作る」まで、様々な計画が出て、結構盛り上がった。

  22時前に寮に戻ってくる。みんなそれなりに疲れていたが、一番はずっと運転していた同期だろう。本当にお疲れ様でした。


10月7日(日)

2012年10月10日 07時38分15秒 | 2012年

  8時起床。昨晩はかなり早く寝たので、気持ちの良い目覚めである。午前中はテレビを見ながらダラダラと過ごす。

  お昼過ぎに家を出て、JRと都営浅草線を乗り継いで押上へ。駅で同期たちと待ち合わせ、東京スカイツリーを見に行く。真下から見るスカイツリーは圧巻の高さで、とても人が作ったものとは思えなかった。

  まずは、展望台の整理券を取りに行く。行ったのが14時前だったが、展望台の入場時間は18時だった。恐るべき人気である。そのため、まずは「東京ソラマチ」で昼食をとることにする。どのお店も長蛇の列が出来ていたが、覚悟を決めて「回転寿司トリトン」という北海道のお寿司屋さんに並ぶ。おそらく1時間近く待ったが、ずっと喋っていたのでそれほど長くは感じなかった。出て来たお寿司はどれも新鮮で美味しかったが、特に「タコの子」という、タコの卵が印象的だった。見た目はカエルの卵みたいでちょっと気持ち悪いが、味は雲丹そっくりだ。目をつぶって食べたら、絶対に間違えるだろう。


たらこのお寿司。


雲丹の味がするタコの子(卵)。


途中から、完全に値段を気にしなくなってしまった。結局、どの色が一番高いのかわからない。

  行列に誘われ、同じフロアに入っている京都・宇治のお茶屋「祇園辻利」でパフェを食べる。抹茶・玄米茶・ほうじ茶の3種類のソフトクリームの入ったパフェで、それぞれがきちんとお茶そのものの味がする。特に、ほうじ茶が香り高くて気に入った。

スプーンがスカイツリーになっている。

  東京ソラマチを散策していたら、東京都の伝統工芸品に指定されている江戸切子の製作実演販売が行われていたので、一番前に陣取って見学する。模様が繊細なので小さな針のようなもので削っていくのかと思いきや、実際には回転している小さな円形のやすりに押し当てて模様を形作っていた。何事もないかのようにスイスイと削っているにも関わらず、綺麗に模様がついていく。伝統工芸の技能をまざまざと見せつけられた。

  途中参加の同期たちと合流し(彼らの整理券ももらっておいた)、ついに東京スカイツリーに登る。まずは、エレベーターで地上350mの展望デッキへ。これだけの高さにも関わらず、所要時間は1分にも満たない。そして、肝心のデッキからの眺めは、聞きしに勝る美しさだった。当然といえば当然だが、間違いなく今までには見たことのない景色である。遠くにお台場の花火が見えたり、東京タワーが見えたり、ただただ見ているだけでワクワクした。

これから登ります。


エレベーターのデザインも凝っている。


この夜景には100万ドル以上の価値があると思う。

  そこから更にエレベーターに乗り、地上450mの天望回廊へ。こちらはエレベーターの天井がスケルトンになっていて、上に登っていく感覚を目でも感じることが出来た。そして、ここからの景色はまた一段と素晴らしい。はるか遠くまで見渡すことができ、もはや飛行機から見る景色のような感じである。

エレベーターで地上450mへ。


羽田着陸前の飛行機から見る景色と同じ位高いのではないだろうか。


透明な床の上に、みんなで足を置いてみた。

 地下鉄と西武線を乗り継ぎ、ファミレスで軽く夕食をとってから、寮に戻ったのは22時過ぎ。明日は朝から日光へ行くので、急いで入浴してベッドに入る。何だかんだで、平日より週末のほうが忙しい。