社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

10月8日(金)

2010年10月09日 11時27分22秒 | 2010年

  6時起床。さすがに、ちょっと体が重い。オフィスでも、昨日の懇親会に参加していた先輩方は総じて目がトロンとしていた。しかし、隣の席の先輩だけは何事もなかったかのように仕事をしていて、心底感心させられた。

  日中は、オフィスにこもって眠気に耐えながら事務作業に取り組む。こういう時に限って仕事が一段落したものだから、余計に眠気が強く感じられた。眠気覚ましにとレッドブルやこんにゃくジュース、昼休みにはオフィスグリコのお菓子を食べていたら、周りから「最近ちょっと過食気味じゃない?」と心配される。確かに、今日は特別としても、最近の私は明らかに飲食の量が増えた。今のところ体重は変わらないが、それも時間の問題だろう。その原因について、先輩方は「仕事が大変になったことによるストレス」だと思っている。しかし、おそらくそうではない。この程度の量なら、どんどん仕事を任せてもらえることはむしろ嬉しいし、それによって少しは自分の存在価値を見出せるので、精神衛生上も楽になっている。じゃあ何が原因なのかというと、ちょっと恥ずかしいのでここでは書けないが、いずれ解決されるものである。だからまあ、もうしばらくは不摂生な生活が続いても良しとしたい。ということで、昼食も焼肉屋でがっつり「ハラミ定食」。

  夜からは、先輩と一緒に藤沢へ出張し、専門家さん主催のセミナーを後援という形でお手伝いする(実際は、ほとんど受講者と変わらない)。この先生はかなりのやり手で、概念的な話も上手だし、個別具体的な深く突っ込んだ支援も出来る。今回のセミナーテーマは、「プレイングマネージャーのマネジメント方法」。中小企業の場合、大企業とは違ってプレイヤーとマネージャーを明確に分離することは難しく、上に立つ人間はどうしても両方の業務を担うことになる。簡単にいえば、それをどう上手くこなしてチームをまとめていくかというのが、今回の話の内容である。具体的な内容は割愛するが、この話はまさに目から鱗だった。普段、こういう場では報告書を書くために話を聞いているのだが、今回は自分自身の話として、思わず身を乗り出して話を聞いていた。先輩も全く同じで、「完全にうちのチームの話として聞いちゃったよ」とおっしゃっていた。また、今日は先生から著書を頂いた。これは、さっそく読んでみたい。


小池浩二『売上を"1ケタ"上げるための社長の教科書』

  セミナー終了後、先輩と夕食をとる。最近はお互い個人行動が多く、先輩と2人で外へ出るのは久しぶりだったので、ここぞとばかりに話をした。先輩は今、チームにおける中間管理職として大変な立場にいらっしゃるが、大変とは言いつつも現状を肯定的にとらえていて、本当にすごいと思う。しかし、いずれは私も彼と同じ立場になるわけで、その時には今の彼と同じように、むしろそれ以上に「デキル」ようになっていたい。

  23時半過ぎに帰宅し、録画しておいたサッカー日本代表vs.アルゼンチン代表の試合を観る。結果は、まさかの1-0。しかも、岡崎選手の彼らしく素晴らしいゴールだった。ワールドカップ以降、エスパルスの試合を観ていても、彼の成長は著しい。また、システム的に4-5-1なのか4-3-3なのかはよくわからなかったが、どちらにしても攻守ともに機能していたと思う。アルゼンチンが本調子(本気)でなかったのかもしれないが、それでもあのメンバーを相手にこの結果は本当に素晴らしい。これは、次の韓国戦も期待できそうだ。唯一欲をいえば、次は是非本田拓也選手を見たい。


10月7日(木)

2010年10月09日 10時07分41秒 | 2010年

  6時起床。午前中は、オフィスで事務作業。ここのところセミナーや個別企業支援が続いているので、その報告書及び起案が溜まってきている。一方で、この先にも数多くのセミナーが控えているので、その準備もしなければならない。私はまだ抱えている案件が少ないからともかく、先輩方はかなり大変そうだ。少しでもフォローできるようにしなければ。昼食は、中華屋の「豚角煮定食」。

  午後からは、新人研修の一環として、ISO14001の規格説明会。説明会といっても、今回は外部からの参加者がいないので私と同期の2人だけだし、講師も一番年齢の近い先輩なので、気楽に受講することが出来た。話を聞いて感じたことは、簡単にISOといっても、その取得や維持には膨大な手間がかかるということである。私たちの組織の場合、ISOの取得目的は「外部へのアピールのため」というよりも、「取得を目指す中小企業者を支援するために自分たち自身がそのプロセスを体験しておく」ためなのだが、ISO14001そのものが廃れつつある今、それを続けることには疑問もある。今更それを取得しようという中小企業者が少ない中で、私たちが膨大な手間をかけてそれを続ける意味は何なのかについては、真剣に考えなければならないだろう。

  夜からは、私たちの入っているオフィスビル全体の懇親会で、ボーリング大会に参加する。私たちの組織からは3チーム9名が参加し、専務や局長と先輩方、我々若手が混じって大いに盛り上がった。結果、私の所属するチームは3位に入り、景品もゲット。また、普段はなかなか話をすることがないお偉いさん方と一緒にプレーすることで、互いの距離感がかなり狭まったような気がする。


景品には、商品券やお菓子などを頂いた。

  その後、私たちの組織9人+日頃お世話になっている組合の事務局長さんで、二次会へ。ここでも、普段はなかなか話せない年長者の方々の話を聞くことができ、とても楽しかった。酔っ払っているので同じ話を何度もされるのはご愛嬌として、彼らの話をよくよく聞いてみると、めちゃくちゃ良いことや深い話をしている。少し失礼な表現になってしまうが、「だてに長生きしてないなー」と思った。特に、支援先の事務局長さんが、「俺は娘が何よりの宝物なんだ」と優しい目をして話していたのが印象的だった。こういう話を聞くと、今後お付き合いをする女性に対して、「この人にもあんな風に想ってくれている親がいるんだろうな」と思って、大切にできる(せざるをえない)ような気がする。そして、出来れば私もそんな親になりたい。

  0時過ぎに帰宅。さすがに、帰りの電車では爆睡した。これで明日が休みならいいのだが、何とかあと1日頑張らなければならない。