「深谷薪能の夕べ」
本日は、「能舞台ライブ」の音響の仕事で、出かけました。
演目は、「枕慈童(まくらじどう)」です。(時代背景は、古代の中国です)
日 時 平成21年10月18日(日)午後8時~
ところ 加賀百万石の奥座敷(秘湯)深谷温泉 「元湯 石屋」能舞台
昼過ぎまでの、雨風がうそのように静かになり、前線とともに通り過ぎ、午後からは天気が晴れ上がり、
絶好の屋外イベントの開催風情となりました 能の開演時間Iには、風も止み、松明の灯が神々しさをかもし出しています。
加賀藩の秘湯「元湯(石屋旅館)」さんの能舞台は、広間より見渡しの屋外舞台で、歴史の匂いが立ち込めています。
厳かな夜陰の風情と、かがり火に映し出された能舞台に、歴史と文化を垣間見ることができます。
能面には独特の秘められた、「不思議」を感じます それは、何か!?
言葉にならない 「生と動」が 奥深い感慨とともに、湧き出てきます。
しばし、眺めていると 面の奥から 「何かが」、今にも飛び出しそうな そんな気配を感じます。