天佑堂鍼灸院日記

楽しい体のプロデュース
刺すハリ治療から刺さないハリ治療へ

何ものでもない自己が尊い2

2006年03月15日 19時20分14秒 | 精神世界
そして何かを達成するために努力するのでなく、何か偉大な者になろうとするのでなく、目の前の与えられた仕事をひたすら懸命に行う。その状態そのものが尊いのだと思う。目的も理想も本当は必要ないのだと思うのである。

何ものでもない自己が尊い

2006年03月15日 19時11分52秒 | 精神世界
ひさしぶりにクリシュナムルティを読みかえしている。
治療をしていて難しい患者が良くなったりするとエゴがむくむくと頭をもたげてくる。
自分をたいしたものだと思う心がどこかで芽生える。
クリシュナムルティはあるがままのものが尊いという。
比較をするなという。
何者かになろうと努力するなという。
自分が何かをしたから尊いのでない。
地位や財産があるから尊いのでもない。
すべて人はあるがまま、そのままが尊いのだ。
何か理想の自己になろうとすると、苦しさや傲慢さがうまれる。
あらためてそう思った。
そう思ったらすごく清清しく楽になる。


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