たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

バイオダイナミック 三賢者プレパレーション

2012年01月06日 | バイオダイナミック農法

2011年クリスマス、みなさんどのように過ごされましたか?

日本のクリスマス。

ハロウィン商戦が終わったら、すぐにクリスマス仕様に模様替え。

街中にはクリスマスソングが流れ、クリスマスにはカップル達が肩を寄せあって歩き、

居酒屋には「恋人なんておらんわ~!忘年会でしょ!」なグループが杯を交わす。

そして、25日の夕方にはクリスマスムードは薄れ始め、夜にはお正月仕様へのどんでん返し。

いとえも六本木の花屋で働いていた頃、お店の前を歩くデート中のカップルに申し訳ない気持ちを抱きつつ、夕方にはクリスマスツリーを片付けていたのを覚えています。

 

キリスト教文化根強い国では、クリスマスは1月6日まで続きます。

なぜ1月6日なのか。

クリスマスから12日目のこの日、3人の博士(賢者)が馬小屋で生まれたイエスキリストを訪れた日とされているのです。

東方に居たこの博士達は夢の中で天使からのお告げを受け、星の導きによってベツレヘムの馬小屋へたどり着いたのです。

3人の賢者たちはそれぞれイエスへの贈り物を用意していました。

「黄金」「乳香」「没薬」。

黄金:現世の英知、王権の象徴

乳香:神への信仰の捧げもの、神性の象徴

没役:死への勝利、受難&復活の象徴

 

バイオダイナミック農法では、この1月6日に3つの捧げものをフィールドにスプレーします。

この三賢者プレパレーションは、ルドルフシュタイナーが提唱したものではなく、ドイツのHugo Erbe (1885-1965)というファーマーが、経験と研究によって提唱したものです。

大地のスピリチュアル的な力を強くし、天体との結びつきをも回復させるのに有益なんだそうな。

今ではバイオダイナミック協会もこのプレパレーションを推奨しています。

 

キリスト教文化の薄い日本人には、なにがなんやら意味不明ですよね(笑)

いとえは中高短大とキリスト教教育の学校を卒業し、中学入学以降は教会にも通っていた(友人とトランプゲームをするのが主目的w)ので「黄金、乳香、没薬(もつやく)」のことは知っていました。

でも、金以外、実際に目にして手にするのは初めて!!ちょっと感動!!!

これ、乳香↓ カンラン科の常緑高木の樹脂

これ、没薬もつやく↓ コミフェラ(カンラン科の低木)の樹脂

これ、黄金↓ 、、、、。

この粉の中に、ゴールドが含まれているですって!

研修生達と共に、

「本当に??本当に入ってんのこれ??w」

「入ってなかったら、意味ないじゃんね~」とか言いながら作業開始!!

 

黄金(が含まれているという)パウダー、乳香、没薬をそれぞれ同量づつを合わせて、乳鉢に入れます。

これを、1時間ひたっすら擦り合わせ、細やかな粉末にします。

1時間もかけて混ぜ合わせると、こんなに↓細かくなるのです!

 

この作業は12月31日の23:30~1月1日0:30にかけて行うのが理想とされていますが、

この村のコミュニティライフ的に、不可能だったので、1月4日に行いました。

 

そして、1月6日の三賢者の日に人肌温度の水で1時間かき混ぜた後、フィールドにスプレーするのですが、、、、。

いとえ氏、風邪でダウンし、軟禁されていたので参加&写真撮影できませんでした、、、(;_;)

 

悲しいかな、、、。

 

効くのかな~??

 

ん~~~。スピリチュアルな農法だから、気持ちが大事なのかな~???

 

なぞ♡


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