たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

来た~ぁ!不思議なスプレー!バイオダイナミック調合剤501☆

2011年06月03日 | バイオダイナミック農法

来たよ。来たよ。来たよ。

早速きました!!バイオダイナミックの不思議な作業!!

Preparation 501 - Cow Horn Silica (調合剤 501 - 牛角シリカ)

早朝5時前 作業開始!

雨水やわき水を樽の3分の2位まで入れて、ほんの少しの粉(*1)を入れる。

それをひたっすら1時間かき混ぜます。

かき混ぜ方にはルールがあって、

この竜巻状にするのが重要なポイント!

しばらく時計回りに竜巻を作ったら、逆方向に混ぜる(*2)そして、また時計回りにして、また逆方向に

これをひらっすら1時間。

Seeds Workshopのボスと、となりのシェパーズのボスと、バイオダイナミックのトレーニングで来ている生徒と私。

4人で順番に撹拌し続けました。

休んでいる間はコーヒー飲んだりしてね。

早朝。朝もやを見ながら飲むコーヒーは最高♪

 

1時間、グルグルグルグル‥‥ バジャー グルグルグルグル‥‥ バジャー を終えたら

準備完了!!スプレーします!

大きなフィールドにはスプレー車を使って、

車が入れないフィールドにはタンクを背中にしょって人力でスプレーします。

“崖の上のポニョ”の中で、初めてフジモト(声:所ジョージ)がリサ(宗介の母)に出会った時に使っていたモノと言ったらわかる人は増えるかしら?え?!さほど増えないって?!まぁいいじゃない(笑)

私はSeeds Workshopのボスと一緒にタンクを背負ってがんばりました。

左手でギコギコレバーを押して、タンクに圧力を加え、右手にノズルを持ってスプレーする。

最初の撹拌でだいぶ疲労している腕には、ちょっと堪える仕事です。

でもね、とっても良いお天気の早朝、植物たちをかき分けながらスプレーで虹を作って‥‥

とっても、清々しい気持ちよい時間でした。

ちょっとは、二の腕やせたかしらぁ?\(*^_^*)/ なぁんて期待もできるしね(笑)

 

*1 ほんの少しの粉・・・透明な水晶(二酸化ケイ素(Silica))を細かいパウダーにしたものです。

ただの粉じゃダメ。バイオダイナミックで使うにはその粉にも準備が必要なのです。

パウダーにしたものをメスの牛の角(Horn)につめ、粘土で蓋をし、地中に埋めます。

1夏地中で置き、秋に日光にあてて余分な水分をとばします。

これで完了。ほんの少しの分量=5g/60ℓくらい。

これって0.000083333%。It's almost Nothing!!! isn't it??って思うけど、

植物の細胞を強くしたり、ビタミン、ミネラル、糖分が増加したり、鮮度保持力があがったりするんだそうな。

 

*2 竜巻を作って、逆方向に撹拌する・・・地球上に自然現象としてある、高気圧、低気圧などの渦をまねているのだそうです。

そして、逆方向に撹拌させる力が働いたとき、樽の中はバジャーと数秒間“混沌”の時が現れます。

この混沌も、どうやら大切な要素の一つのようです。

 

うむ。まだ、よくわからん。

ここでの作業に加わってまだ数日なので、これからですね。いとえのバイオダイナミックへの理解は。

 

さぁ、そんなバイオダイナミックのプレパレーションスプレーをした日の日中は、除草でした(again! haha)。

そして、見つけた

●○●○Ladybird○●○●


They ware Making LOVE(>_<)

(内輪な話:カメラマンのF田さんを思い出しますw)

なんか、日本のてんとう虫より、若干顔の部分が小さくて、身体がほんの少し長めな気がしました。

生まれ育った環境が違うと、やっぱりなにか違うのかしら。

ハトも若干顔つきが違う気がするし。。。

ハト語も違うかなぁ????なぁんて、ぼんやり考える今日この頃。

 

さて、この6月3日金曜日が何の日だったか。
00:00~06:00 根菜類がよく育つ日
07:00~5日日曜日の09:00まで、お花類がよく育つ日 です。
まだ、「なにそれ?!」ってつっこまないで(>人<)お願い☆
まだ、よう知らんもん。。。。

 


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4 コメント

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謎がいっぱい。 (Toru)
2011-06-05 12:06:54
Villageに来て1週間も経たないのに、
いきなり実践ですね!
1時間、人力攪拌はつらそうだなあ。
おつかれです。
機械で攪拌してもダメなんでしょうね。
人の手で行うことが大事なんだろうな。

このpreparationって、
すべての作物に散布するんでしょうか。
ものの本によると、
植物が強くなるということらしいですけど、
具体的にはどういう効果があるの?
牛って、やっぱ豊穣のシンボルなのかなあ。
水晶ってのもよくわかんないなあ。
うーーん、オイラにはわかんねえ。

メヒコの先住民の農作業は、
天体の運行と、とても深い関係があるのですが
(天体観測的なことと、彼らの信仰とのmixture)、
バイオダイナミックとどんな類似や
相違点があるのか、興味津々です。
がんがん取材続けてください。
(メヒコだけではなく、
ラテン・アメリカでは天体と農業が
密接に関わっていると聞いています。
近代化でずいぶん廃れてしまったようですが)

Ladybirdのこと、F田巨匠に伝えておきますねw
「おーっ!」とか言って喜んでくれるんじゃないw
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日本も (いとえ)
2011-06-05 22:31:59
>Toruさん
日本も昔は月の満ち欠けに従って農業していたようですよね。
潮の満ち干が、月の満ち欠けに連動しているんだもの、
地中の水の動きや、ミネラル分の動きが天体の左右されていても不思議はないですよね。
水によって生きている植物がそれに少なからず左右されるのもわかる気がします。
が、しかし、まだわからんとですよ。f(^^;)
(F田氏の害虫の写真、彼らがいとなんでる写真多いんだものw)
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失われた農法? (Toru)
2011-06-05 23:22:11
>日本も昔は月の満ち欠けに従って農業していたようですよね。
そうみたいですね。

僕が直接見たのはメヒコだけだったので、
こんな書き方をしてしまったのですが、
日本だけではなく、世界中でかつて行われていた
「普通のこと」だったのかもしれませんね。

シュタイナーは、
自然と一緒に生きていく方法と考え方が
失われないうちに、次世代に残し、
伝えたかったのかも。
でも、やっぱり、何やら不思議ですなあ。

ところで、ワインはまだ飲んでないの?(*^^*)
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なんかすげ~ (EagleSnow)
2011-06-06 23:04:39
バイオダイナミックって名前だけでも“すげ~”って感じるのに、

ほんと摩訶不思議。

でも、理論だけでは語れない自然界の法則が

多分、あるんでしょうね!


いとえさん、3KBの頭で大丈夫ですか!?

最近は、USBメモリーもあるし、

外付けハードもあるから、頑張って!

あっ、いとえさんの場合は、頭より体で覚えるほうでしたね!

(^^)/
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