(み)生活

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【あらすじ・感想】文庫版・『ガラスの仮面』第13巻【ネタバレばれ】

2015-02-10 23:07:48 | ガラスの・・・あらすじ
※※『ガラスの仮面』文庫版読み返してます。あらすじと感想まとめてます。※※
※※内容ネタバレ、感想主観です。※※


仮面年表は こちら
紫のバラ心情移り変わりは こちら

49巻以降の話、想像してみた(FICTION)*INDEX*はこちら

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『ガラスの仮面』文庫版第13巻 ※第9章(途中から)(最後まで)

第9章 100万の虹

劇団つきかげ+一角獣の『フランケンシュタインの恋』は大成功を収めた。
フランケンシュタインを演じた堀田と恋の相手役美奈との関係も
いい方向に進んでいるようだ。
これをいい機会に、そろそろもう一回り大きな公演にチャレンジしたい、
そう宣言した堀田に、劇団員一同もろ手を挙げて賛成した。
いつまでも地下劇場で、常連のお客さん相手に演劇を続けていても、
世間知らずになってしまう。
堀田は候補地として、オープン2年目の500シートの劇場、アテネ座をあげた。

さっそくアテネ座に出演交渉をする堀田をはじめ団員達だったが、
いくら知る人ぞ知る実力の劇団とはいえ一般知名度は皆無に等しい。
けんもほろろに突き返されてしまう。
話題性がなければ難しい、意気消沈のまま劇場近くの公園に向かうメンバー。
ボートに乗りながら、麗はマヤに、次の公演はシェイクスピアの『真夏の夜の夢』あることを伝える。
四人の恋する若者に、妖精の王や女王、そしていたずら者の小妖精パック・・・
「あたしも舞台に出たい・・・」
マヤに残された時間はあと2年。高校を卒業してから、演じる事も出来ず過ごす日々は
マヤにとって拷問に等しいものだった。
麗を中心に、みんなでマヤの出演を千草に許してもらうことを採択し、さっそく配役発表が始まった。
マヤが演じるのは、いたずら者の小妖精パックーーー
表だっての主役ではないが、一番の芸達者が演じるといわれる影の主役・・・
マヤは早くもパックになれる喜びに浸っていた。
そして、公園内にあった野外ステージに目をつけると、
ここで演じられるのではないかと提案する。
公演時期は夏、周囲は木々もいっぱい、ステージそれ自体が舞台になる。
駅も近いし周辺は繁華街、宣伝すればきっと人が集まってくれるはず・・・
さっそく堀田が管理局に掛け合って、特別に夜の使用許可を取ることができた。

真夏の夜の夢が、始まる。

マヤの演じるパックはいたずら好きで陽気なすばしっこい妖精
言葉も体もポンポンと飛び跳ねるようでひと時もじっとしていない。
ジャンプをしながらセリフを言うと、言葉が震える、
なかなか身軽な動きが出来なマヤに千草が一つの特訓を与える。
マヤを中心に周囲を囲んだ人間が次から次へとマヤにボールを投げつける。
マヤはボールにぶつからないようによけなければならない。
パックの動きの基本は反射神経。マヤは千草の意図も把握しきれないまま、
なぜかずっと流されているロックミュージックの音の中、ボールよけを始める。
しかしさまざまな方向から投げつけられる3つのボールをよけることは難しく、
片時もじっとしていられない。
この動きをこれから公演まで毎日1時間ずつ、パックの動きの基本が掴めるまで続けること。
「本物のパックなら今の球を全部かわしたでしょうねぇ」
マヤは、パックの動きをつかむことを誓う。

マヤをはじめ劇団員の稽古は激しさを増す。
そしていつしか、マヤのボールをよける身のこなしも軽く、余裕が出てきた。
BGMとしてかけられていた音楽にあわせ、体が知らず知らずの間にリズムを刻んでいる。
千草は、マヤにリズムのある動きを身につけさせようとしていたのだ。
徐々にパックらしさが出てきている気配はあるが、いまだ掴み切れない中途半端な演技。
それを見ていた千草はマヤに何度もパックのセリフを言わせる。
「よしきた!おいきた!それごらんの通り!ダッタン人の矢よりも早く!」
何度繰り返しても、パックらしい動きができていないことは、マヤ自身が一番よく分かっていた。
そしてまた繰り返しーーー
「よしきた!おいきた!・・・」
そこへ突然背中へ向かって投げつけられるボール・・・
とっさにそのボールを振り返りざまに避けるマヤ。
無意識のうちに後ろから球が飛んでくる気配を感じたのだ。
これが、パックの反射神経!!
マヤはパックの呼吸を体得した。
更に千草は、ありあわせの衣装でマヤにパックの扮装をするよう指示し、その恰好で
いつものボールよけの特訓をするよう命じた。
鏡に映る自分の姿は、妖精パック・・・
私は、パック

今までに見せたことのない自由な動きで、マヤは次から次へと球をかわす。
まるで投げる側をからかっているかのようだ。
不意に顔面に向かって飛んできた球、
マヤは手でバチンとは打ち返した。
今までとは違うゆとりすら感じられるまさにパックの動きだった。
わたし・・・・パックを演れる!!
その様子を見届けると千草は、苦しい胸をおさえながらこっそりと稽古場を後にした。

**
とあるパーティー、劇団オンディーヌの小野寺理事は
もはや紅天女は亜弓に決まったも同然と、鼻高々な様子で亜弓のご機嫌をとっていた。
しかし亜弓はもちろん、マヤがこのまま黙って引き下がるとは思っていない。
1%の可能性に全てを賭けて向かってくる相手・・・・。
同じパーティーには、桜小路優の姿もあった。
劇団オンディーヌ期待の新星、今度明和劇場で『椿姫』のアルマン役に抜擢され、
これからの活躍が期待される役者に成長していた。
そこへ、かつての恋のライバル里美茂が姿を現す。
桜小路は里美の所へちかづくと、なぜマヤと別れたのか尋ねた。
そんなに簡単に別れてしまえるほど、いい加減な気持ちだったのかと。
その言葉に反論する里美。
里美自身、マヤの事をどれほど大切に思っていたか。
しかし例のあの一件があって以降、事の真相も分からないまま強引に別れさせられ、
どんなに電話をかけても通じない。そして何も言わず交際解消に同意したと聞き、
失意のまま里美は仕事で半年間アメリカに発っていた。
断られたのは自分のほうだ。
アメリカでの生活は、気持ちをリセットするにはいい環境だった・・・。
里美ならばとマヤをあきらめていた桜小路は、その言葉を聞き、
自分だったらそんなことではあきらめなかっただろうと告げ、里美の元を去って行った。
「僕はいつかあなた以上の役者になりたいと思っています。あなたの2倍も3倍も大きな役者に・・・」

**
聖から、マヤが今度野外ステージで『真夏の夜の夢』を演ることを聞いた真澄は、
何か思案していた。

そんな折、野外ステージで稽古を続ける劇団つきかげ+一角獣の元に
アテネ座の支配人がやってきた。
およそ演劇の稽古とは思えないようなアクロバティックな動きを続ける姿に、
支配人は驚きつつも、まるで大道芸だと冷やかした。
そんな支配人に、アテネ座でやるよりずっと有意義な舞台だと宣言した堀田団長、
するとアテネ座支配人は、それなら3日間の間、アテネ座の席数よりも多くの観客を集めてみせたら、
お前たちの実力を認めてやろうと挑発する。
では、もし集められれば、アテネ座へ出演させてくれるのか、というマヤの問いに、
出来るはずもないと高をくくる支配人はその約束を飲んだ。

「わたしがその約束の証人になろう」

泣く子も黙る大都芸能の速水真澄の突然の登場にアテネ座支配人は動揺する。
支配人に対し、半ば脅しのように真澄が先ほどの約束を確約させると、更に堀田に料金面でのアドバイスをした。
自分たちの才能を安売りするな、料金はちゃんと取れ。
赤字を覚悟というのなら、はじめからチャリティー公演にして、集まったお金は
福祉団体に寄付しちまえ。
観客に前もってチャリティーの事を宣伝し、料金は観客の自由意思に任せる。
芝居がおもしろければ料金をはずんでくれるはずだ、と。

真澄のアドバイスが本当に自分たちの事を思っての物であることを理解した堀田は、
素直にその意見を受け入れ、『真夏の夜の夢』はチャリティー公演として開催されることとなった。
真澄は密かに、この公演を記者に取材させるように命じる。

真澄の行動が不可解ながらも下心がないことは分かる、だからこそ余計に
不思議に思うマヤを、真澄は強引にボートに誘う。
いやいやながらも、千草の容態を伝えると言われては断れない。
結局千草の容態が急変したということはなく、まんまと真澄のペースに乗せられた形になった。
ボートの上で真澄は、マヤが本気でこの二年の間に賞獲得を目指しているのかを尋ねた。
もし、かなわないとあきらめているのなら棄権してほしいと、その代り大都芸能として
演劇界に復帰できる手助けをしようと提案した。
しかしマヤははっきりと拒絶する。
誰もが無理だと思っている中、ただ一人、亜弓だけは自分を信じて待ってくれている。
ここで棄権なんがしたら、亜弓さんに軽蔑される。
どんなことがあっても、亜弓さんにだけは軽蔑されたくない。それなら死んだほうがまし。
賞を取る自信はないが、可能性がある限りあきらめたくないというマヤ。
真澄は満足のいく答えが返ってきたというように笑い、励ました。
そして、マヤに大学進学はしないのかと尋ねた。
紫のバラの人にもそういってもらったが、演劇に集中したいからと辞退したのだというマヤは、
いつか、大劇場に出られることになったら、最上の席を紫のバラの人にプレゼントしたいと
瞳を輝かせた。そしていつか、会ってみたいと。
「もし、その人がきみにとってとても嫌な人間だったら?大嫌いな人間だったら?」
真澄の問いにマヤは反論する。
「たとえその人がどんな人だって、あたしきっと好きになれる。ギャングのボスだって、ヤクザの大親分だって」
世界中に憎まれる人だって、きっと好きになれると震えるマヤに
もしも・・と口を開きかけた真澄だったが、そのあとに言葉は続かなかった。
真澄と二人、ボートに揺られながら浴びる陽射しはとてもまぶしくて、
マヤは改めて真澄との不思議な関係に思いをはせていた。
時々この人がわからなくなる・・・
劇団つきかげをつぶし、私の母を死へ追いやったかたきなのに、こうして一緒にいると、
およそそんな人物とは思えない・・・。
「野外ステージでの成功は、きみの演劇界復帰への足掛かりになるかもしれない、しっかりやるんだな」
そう言い残して、真澄は公園を後にした。

いよいよ『真夏の夜の夢』公演が近づいてきた。
駅前の繁華街でチラシを配るも、通行人は見向きもしない。
その様子をアテネ座の支配人が冷やかしにやってきた。
大道芸人らしくサンドイッチマンにでもなればいいというという言葉に
それならそれらしくやるまでと、マヤは即席の扮装で妖精パックになりきると、
軽妙な動きでたちまち見る人の注目を集めた。
一旦目を引きさえすれば実力者たちのやること、人々は徐々に足を止め、
7月10・11・12日の3日間、I公園野外ステージで開催される
劇団つきかげ+一角獣『真夏の夜の夢』の宣伝は成功した。
その様子を取材した記事が新聞にも載り、更に口コミで噂が広がった。

そしていよいよ公演当日。
皆が今回の舞台に並々ならぬ気合を入れ、肩に力が入る中、
マヤは穏やかに公園の風を感じ、草の匂いをかぎ、こんな自然の中で芝居ができる事、
パックになれることを心から嬉しく思っていた。
それは演じる上で最も重要な、舞台の本質。
とにかく舞台を楽しむ、今までやってきたことを最高の環境の中でできる限り発揮する。
アテネ座との約束は気にせず、とにかく最高の舞台を作り出そうと、団員一丸となってその時を迎えた。
そしてそんなマヤの元に、聖から紫のバラが届けられた。
座席数350程度の野外ステージには、立見を含めて1400人あまりの観客が集まった。

日も暮れかけた夏の夜。
ステージに現れたのは、マヤの演じる妖精パック。
簡単な演目紹介と、今回の公演がチャリティーであることをパックらしく説明すると、
最後に、今日届けられた紫のバラを一輪、観客席に投げ入れた。
紫のバラの人、見ていてください!!
有名な劇作家、日向英治を伴って会場に来ていた真澄は、マヤからの紫のバラの人への
思いを受け取り、静かにかたずをのんだ。

野外ステージの端から端、さらには天井や木々といったものまでも使い、
魅力的な役者たちが所狭しと自由自在に駆け巡る舞台は、まさにあっという間の真夏の夜の夢。
観客は一気にその世界観に魅了されていた。
終演後募金箱を手に、お代を預かっていくマヤ、この中に紫のバラの人はいるのだろうか、
声をかけてくれないだろうか・・・。
しかし期待は期待のまま、紫のバラの人を名乗る人は現れなかった。
心寂しく思うマヤの前に真澄が現れた。
「よくやったな」
公演料金というにはあまりにも多額の寄付にマヤはあわてるが、真澄は意に介さない。
「生き生きとしたとてもいいパックだった。上達したな、チビちゃん」
少しばかり話題になっているとはいえ小さな野外ステージのチャリティー公演に
大都芸能の速水真澄が下心なしで現れるはずがない。
取材記者たちの声にきっとそうだと思いながらも、マヤは真澄にかけられた言葉に
紫のバラの人のイメージを重ね合わせていた。

公演は話題を呼び、2日目は2000名、そして3日目はとうとう2500名と
観客数はさらに膨れ上がり、結局3日間で500万円を超す寄付金が集まった。
”下心なく動くはずはない・・・”
しかし真澄のアドバイスに従ったことで新聞・雑誌でも紹介され、
こんなに観客も集めることができた。
そして、例のあの約束も・・・。
大都芸能の速水真澄を証人に約束した手前、反故にすることはできない。
アテネ座支配人は、見事アテネ座の席数を上回る集客を見せた劇団つきかげ+一角獣の
アテネ座での公演を申し込んだ。
しかし、実際に劇場での公演となると、莫大な初期費用が掛かる。
とても貧乏劇団が出せる額ではない。
せっかくアテネ座での公演が許されても、資金不足という現実問題が立ちふさがった。
そこへ、大都芸能が声をかけてきた。
アテネ座で、劇作家日向英治による舞台を劇団つきかげ+一角獣の公演を制作したいとーーーー。
渡りに船のこの提案に、なにか裏があるのではないか、何か企んでいるのではないかと勘ぐったマヤは、
大都芸能前で真澄をつかまえ、その真意を問う。
「速水さん、何か企んでいるんじゃないでしょうね!
劇団のみんなをおとしいれるようなことしたら、許さないから!!」
真澄相手にこんなに直球勝負してくる人間、他にはいない。
面喰いつつも感嘆した真澄は、下心などない、望んでいるのは仕事の成功だけだとはっきり告げる。
しかし、もう二度と大都芸能のもとでは仕事をしないと決めていたというマヤに、
真澄は冷たく、マヤは今回の企画からははずされていると告げる。
また真澄に仲間との関係を引き裂かれると感じたマヤは激しく抵抗するが、
真澄は、今回のアテネ座での公演はきっとその仲間たちが大きく伸びるよう、大都芸能が絶対成功させる、
仲間の事を思うのなら、反対などするなと釘をさす。

そしてマヤに、次の舞台で亜弓と千草が共演することが決まったと知らせた。
まさか千草が亜弓と共演するなど信じられないというマヤに、
それならば日帝劇場に行って、自分の目で確かめろとけしかける真澄。
偶然通りかかった劇団オンディーヌの小野寺から、
出る劇場もないのにどうやって芸術大賞をとるのかと馬鹿にされ、
結局真澄も小野寺もマヤの存在を疎ましく、その活動を妨害しようとしているのだと受け取ったマヤは、
真澄の事を少しでもいい人なんじゃないかと思っていたことを後悔し、
真澄の頬をしたたかに打つと、日帝劇場に向かった。
「あなたのこと、ちょっとでもいい人だと思ってたのに・・・」

マヤをけしかけ、日帝劇場に向かわせたのには真澄の意図があった。
あえてマヤを劇団の仲間たちから引き離し、怒りのエネルギーを燃え上がらせ、日帝劇場へ向かわせる。
今、ある問題で揺れている日帝劇場、そのことを知ったらマヤはきっと・・・・。
目論見通りに事を運んだ真澄だったが、マヤとの関係が、実は少しだけ近づいていたことに気付かず、
またこうして対局に立って憎まれる関係に戻ってしまったことを少し後悔していた。

**
いったい亜弓がどんな舞台で千草と共演するのか、マヤは不安な気持ちを抑えきれず
日帝劇場へ足を運んだ。
そこで見たものは・・・

「ふたりの王女」姫川亜弓相手役オーディション

当初亜弓と共に王女役をやることになっていた北園ゆかりが土壇場で役を降りてしまったという。
急きょ代わりの役者をオーディションで探していると知ったマヤは、
オーディションを受けさせてくれとその場で無謀にも頼み込む。
各劇団生え抜きの実力者ばかりが顔をそろえるこのオーディションに、そうやすやすと参加できるはずもない。
あの亜弓さんに舞台で対等に張り合えるのかと聞く事務員にマヤははっきりと、
「やってみなければわからないとおもいます」
と答えた。
ダメでもともと。自分の運命の扉を開くことができるのは、自分のこの手だけ・・・。
制作主任の兼平が戻ってくるのをロビーでひたすら待つうちに眠ってしまったマヤ。
その姿を見た兼平は、その子が北島マヤであることに気付く。
姫川亜弓がライバルと認める、ただ一人の少女・・・・。
芸能界では思わぬスキャンダルに巻き込まれたマヤだが、知る人はマヤの実力をちゃんと知っていた。
『ふたりの王女』は、王位継承権をめぐって対立する2人の王女の対照的な生き方を描く舞台、
決して亜弓に見劣りすることなく、王女としての役柄にふさわしい人物でなくてはならない。
きみはそれだけの自身があるのか、という兼平の問いに、
「実力では、負けないつもりです・・・」
と闘志をみなぎらせた。
こうしてマヤは、ふたりの王女のオーディションを受けることを認められた。

大都芸能には、さっそく北島マヤが姫川亜弓の相手役オーディションを受けるというニュースが伝えられ、
水城がそのことを真澄に告げた。
水城の報告にも動じない真澄に、こうなることを予期していたのかと尋ねると
「多少はな・・」とうそぶく。
すべて真澄が仕組んだこと。
マヤを劇団つきかげや一角獣の仲間から引き離したのは、マヤが長くあの中で生きるタイプの
役者ではないと見抜いていたから。
そして、アテネ座に出演できなくなったマヤが、日帝劇場でオーディションをやっていると知れば
飛びつくに違いない。ましてや真澄に挑発されたとなれば意地でも出演したいと思うだろう、
亜弓に対して失いかけた気持ちも奮い立たせて・・・。
そう指摘する水城の言葉を否定するでもなく、静かに沈黙する真澄。
「おれはただ、今のチャンスをあの子に気付かせたに過ぎない。
それを手に入れるかどうかはあの子の実力次第だ・・・」

9月第3日曜日
『ふたりの王女』オーディションが始まるーーーーー

第14巻へは・・・こちらから
*****感想**************************************
みんな大好き『真夏の夜の夢』編。今回も劇中劇が長いのであらすじは短め。
聖さんの登場により、真澄さんのマヤいじめ・・もといマヤ挑発が過激化の一途です。
今までは、たまたまの流れを利用してマヤに有益になる道をこっそり用意していたと思うんですが、
腹心の部下、聖をマヤ関係に使用することができるようになってより能動的になったというか、
野外ステージ成功するように手を回したり、マヤを怒らせて二人の王女に向かわせたり・・・。
相手がまだまだチビちゃんなので、かろうじて理性は保ったままですが。

それにしても、久しぶりに水城さんの真澄心情推理タイムが出てきましたが、
真澄がそこまでマヤの為になる事を仕掛けるのか、理解不能だとは、かつて
「愛していらっしゃるのね・・・」とおっしゃた水城さんらしくないではないですか。

超ロング章、『100万の虹』もとうとう終了、次はみんな大好き「毒・・・っ!!」の話だよ。


ももクロくらぶxoxo バレンタイン DE NIGHTだぁ~Z!

2015-02-10 14:01:05 | MCZ
ももクロくらぶxoxo バレンタイン DE NIGHTだぁ~Z!

2月11日(水・祝)14:30開場 15:30開演 @横浜アリーナ
参戦します。参戦日記掲載済

2月11日
横アリに向かう電車の中。
いつもの戦闘靴とAYAKAバッグ。


そして横アリ近くのタリーズでお茶をすると
決まっている。

(見るからに甘ったるいな)

☆セットリスト☆
01 夢の浮世に咲いてみな
02 MOON PRIDE
03 Chai Maxx ZERO

MC 自己紹介
※れにちゃん先走る「寒いね~~」

04 黒い週末
05 労働讃歌

MC ももクロくらぶ「おしえてももクロ先生!」~春風亭昇太登場
※小咄 そば食い

06 私のアメリカンチェリー
07 シングルベッドはせまいのです
08 ありがとうのプレゼント
09 だってあーりんなんだもーん☆

MC ミニドラマ「2030年 玉井がクローンになった3日間」
10やさしさに包まれたなら

MC 発想王決定戦!
※街でみかけた、こいつ絶対モノノフだなあるある
※こいつももクロのクローンなんじゃないの
※商品LOTTEガーナミルクチョコレート 12,000枚 → 来場のお客さんへ!

11 overture
12 走れ!-Z ver.-
13 灰とダイヤモンド
14 Chai Maxx
15 オレンジノート ※あーりん歌詞とぶよ!

MC 終わりのあいさつ

EN1 サラバ、愛しき悲しみたちよ
EN2 行くぜっ!怪盗少女


終わってもらった LOTTEのガーナミルクチョコレート



初のLIVEで夢浮~~、頭に残るサウンド。
「ほ、ほ、ほ~たるぅこい~~」
ダンスが大好きなMOON PRIDE、
最近マイブームのGOUNN、
そしてまさかのチーム山形!!シルエットがっ♪

だてありもあってまさに私得なイベントでした。
あと15年たってもあーりんが今の自分より年下であることを
痛感した日。(34歳でもほっぺたたれないよ!!)

残念だったのは絶妙にあーりんがいつも遠かったこと。
特にだてありは、せっかくのだてありは・・・
黒山の向こう側でした(涙)今度いつ見れるのか分からないのに・・・。

でも最後にChai Maxxで目の前で拝めたので全て吹き飛ぶ。
オレンジノートではあーりんが歌詞吹き飛ぶ。
ごにゃにゃごにゃにゃ・・・ってごまかしてた(笑)

あーちゃん全編にわたってツインテール。


あと、すみません備忘録。
http://ameblo.jp/fcfuji/entry-11987383231.html
「幕が上がる」観終わったら、絶対ロケ地めぐりする。