(み)生活

ネットで調べてもいまいち自分にフィットしないあんなこと、こんなこと
浅く広く掘っていったらいろいろ出てきました

紫の心情移り変わり・・・

2014-09-05 17:57:20 | ガラスの・・・年表
ガラスの仮面でやっぱり一番問題なのは、
実は紅天女の後継者よりもなにより、マヤと真澄はどうなるの?に比重を置いている
人も多いはず。かくゆう私もそのひとり。

気づけば最近ずっと”マヤ・・・っ”ばっかの真澄さんですが、昔はもっと
余裕ぶっこいてたよね。

という訳で、速水真澄、苦悩の歴史をまとめてみました。
年号は流れを見るために、とりあえず入れているだけです。
随時修正を加えていくと思います。

ストーリー全体の年表は こちら

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1976年 真澄(24) マヤ(12)
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01月02日 『椿姫』観劇@大都劇場
       ※マヤ(12)と出会う
01月   @月影千草邸
       ※マヤの椿姫エチュードを見る
02月20日 マヤ13歳誕生日
03月   @劇団オンディーヌ 
       ※犬に襲われるマヤを助ける
        マヤの演劇への情熱に驚き、名前を訊く
     @姫川邸
       ※『紅天女』の話題になり、マヤを思い出す
        (何故マヤを思い出したのか、気にかかる)
04月   マヤ 中学2年生・劇団つきかげに寄宿生として入団
夏    @大都芸能スタジオ
       ※亜弓の『白ばら夫人』稽古を見に来たマヤと再会
        記者に囲まれるマヤを助ける
     @劇団つきかげ
       ※『若草物語』稽古中のマヤと再会
        苦労を感じさせないマヤの笑顔を思う
秋    劇団つきかげ公演『若草物語』@アート劇場 (マヤ)ベス役
       ※高熱でのマヤの熱演に激しく惹かれる

●紫のバラの花束●
「早く元気なベスになってください あなたのファンより」

11月03日 真澄25歳誕生日
冬    @全日本演劇連盟
       ※千草にきつい言葉をかける所をマヤに見られ、後悔する
        マヤが紫のバラを大切にしている姿を見て喜ぶ
        自分の人生を必死に生きているマヤに強く惹かれる


1977年 真澄(25) マヤ(13)
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01月   演劇コンクール東京地区予選
       劇団つきかげ『たけくらべ』 (マヤ)美登利役
       ※小野寺の妨害工作を無意識に避難した自分に動揺する

●紫のバラ一輪●
「あなたをみています あなたのファンより」

       ※劇団つきかげ・劇団オンディーヌともに全国大会出場決定
(真澄)「全国大会ではせいぜいがんばりたまえ おチビちゃん」
(マヤ)「チビ・・・!」

●紫のバラの花束+チョコレートBOX●
「おめでとう!つぎは全国大会ですね がんばってください あなたのファンより」

02月20日 マヤ14歳誕生日
03月下旬 全日本演劇コンクール全国大会@フジホール
       劇団つきかげ『ジーナと5つの青いつぼ』(マヤ)ジーナ役
       ※度重なる妨害工作に立ち向かうマヤを心配する気持ちが高まる
(真澄)“なんてざまだ・・・ 速水真澄ともあろう者が・・・大都芸能の仕事の鬼が・・・
     びしょぬれだ あの小さな少女のために・・・”
       ※マヤ、小野寺の妨害にも負けず、たった一人で舞台に立ち続ける  
(真澄)「このわたしが誰かのファンになるのはいけないことだろうか?」
04月   マヤ 中学3年生

●紫のバラ一輪+『リア王』観劇チケット●
(真澄)「金の卵はのがしたくない」
(水城)「それだけかしら?」

夏    @劇団つきかげ 倒れた千草の看護
(真澄)「チビちゃん、劇団オンディーヌへの入団を断ったそうだね」
    「1人食いぶちがへるだけでも月影先生は助かるぞ」
       ※マヤに罪悪感を抱く
   演劇コンクールでの小野寺の妨害工作に真澄も加担していたと思ったマヤに嫌われる

●紫のバラの花束+千草の入院治療費●
「やっとあなたの居場所をつきとめてみれば 先生が大変なご病気とか・・・
さしでがましいとは思いましたが私の好意をうけとってください
一日も早くあなたの舞台姿がみられるよう待っています あなたのファンより」


08月   とあるパーティーでマヤの『おんな河』出演をきき、うれしく思う

●紫のバラの花束●千草の病院見舞

   来年の大都劇場こけら落とし公演『奇跡の人』ヘレン・ケラー候補にマヤをと
   密かに思案する

11月03日 真澄26歳誕生日


1978年 真澄(26) マヤ(14)
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01月   『嵐が丘』@東洋劇場 (マヤ)キャサリン役(子供時代)
(真澄)「まだあの子は本当の恋などしらない・・・」

●紫のバラの花束●
「やっと千秋楽 よく頑張りましたね お疲れさま
一舞台ごとに演技が上達していくのがファンのひとりとしてとても嬉しく思います
月影先生のご容態はどうですか?
一日も早く先生の演技指導がうけられるよう祈っています あなたのファンより
追伸 いつでもあなたをみています」


02月20日 マヤ15歳誕生日
冬    劇団つきかげ次回公演『石の微笑』
       ※稽古でけがをしたマヤを送っていく
(真澄)「大都芸能の速水真澄にたてつく気か」
(マヤ)「ええ」
(真澄)「後悔するぞ」
(マヤ)「死んでもいやです・・・」
(真澄)「死んでもいや・・か・・・」

●紫のバラ一輪+高校進学資金●
「一ツ星学園は演劇活動の盛んな学園です
ここなら伸び伸びと演劇をやりながら学園生活を送れることでしょう
どうか好意をうけとってください
あなたが女優として成長していくのを楽しみにしています あなたのファンより」


03月   『石の微笑』@地下劇場(マヤ)リズ役(人形役)
     『奇跡の人』ヘレン・ケラー候補にマヤが入り、喜ぶ
     『夢宴桜』@大都プラザ劇場(マヤ)千絵役(代役)
       ※急きょマヤを代役に抜擢
       ※台本すり替え事件発生 セリフを知らないまま舞台に出るマヤに、ひどく取り乱す
(真澄)「いままであんな少女に出会ったことがない」

●紫のバラの花束+一ツ星学園制服他一式●
「先日「夢宴桜」を観ていましたところ
あなたが千絵役で出てこられ驚きました
プログラムの名前とちがっているところをみるとあれは代役なのですか?
にしてはとても千絵役をつかんでいたと思います とてもよかったですよ
一ツ星学園の制服はあなたに似合うといいですね
つぎのあなたの出番を待っています あなたのファンより」


04月   マヤ 一ツ星学園高等部 入学

●紫のバラの花束●
「あなたにとって楽しい有意義な
学園生活が送れますように あなたのファンより」


     紫のバラを真澄の車中に見つけたマヤと、校長室で遭遇
06月   マヤ、『奇跡の人』ヘレン・ケラー役オーディションを受けることを決意
(水城)「また紫のバラでも贈ってはげまされたらどうですか?」
(真澄)“なんだと!?”
07月   劇団つきかげが稽古場に借りていた教会が取り壊される

●紫のバラの花束●
「お元気ですか?東京は暑いでしょう
もしよければこの夏休み長野県のわたしの別荘にいらっしゃいませんか?
涼しくてとても気持ちのいいところです
わたしはご一緒できませんがあなたの好きに使ってください
むこうは別荘番もいますしなんの不自由もなく暮らせると思います
駅に着けばその別荘番に電話してください
あなたのお世話をしてくれるはずです あなたのファンより」


     マヤが真澄の別荘でヘレンケラー役の稽古開始

●紫のバラの花束●
「おつかれさま ここで演技の稽古をするなり
遊ぶなり思いきり好きにしてください
ただひとつだけ条件があります
わたしのことは詮索しないでください
いいですね それだけが条件です あなたのファンより」


   マヤの様子を見に別荘へ行くと、マヤに飛びつかれ、
   思わず抱きしめる
(真澄)“おれともあろう者が・・・!”
08月20日 マヤ、オーディション合格
       ※業界における挨拶の重要性をマヤに指導
10月   『奇跡の人』@大都新ビル9F劇場(マヤ)ヘレン・ケラー役(ダブルキャスト)

●紫のバラの花輪●
「あなたを見ています あなたのファンより」

     カーテンコールで紫のバラ一輪が投げ込まれる
     紫のバラの人を探して飛び出してきたマヤに倒れてきた柱をかばって助ける

     『奇跡の人』千秋楽
       ※三流芸能プロからの誘いからマヤを助ける
11月03日 真澄27歳誕生日


1979年 真澄(27) マヤ(15)
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02月   マヤ、アカデミー芸術祭演劇部門助演女優賞受賞
       @アカデミー芸術祭受賞パーティー
        マヤとダンス 足がもつれたマヤに抱きつかれる
(真澄)“気づかれた?いやまさかそんなはずはない!”
(水城)“まだあなたは気がついていらっしゃらないの・・・?
     それともかくしているだけ・・・?”

02月20日 マヤ16歳誕生日
   マヤ 大都芸能入り
(水城)「なんだか嬉しそうですわね 真澄さま」

●紫のバラ一輪●※水城の仕業
(水城)「あの子を愛してらっしゃるのね」
   真澄、思わず水城をたたく
(真澄)“愛しているだと・・!?11も年下のあの少女を
     この俺が愛しているだと・・・?”

※※ここから、真澄の余裕が消えていきます。
  遅ればせながら自分の気持ちに戸惑う日々の始まりです※※



03月   『天の輝き』(MBAテレビ大河ドラマ)(マヤ)沙都子役 撮影開始
       ※真澄マヤが共演の里美茂に恋していると知り、ショックを受ける
04月   マヤ高校2年生
04月   『天の輝き』放映開始
       ※真澄マヤへの気持ちに思い悩む
05月   『白いジャングル』(映画)(マヤ)未央役
     @特別試写会

●紫のバラの花束●
「映画の完成おめでとう!あなたの姿が映画の大画面で
みられるなんて夢のようです!
沙都子役も頑張ってください いつもあなたをみています あなたのファンより」


       ※マヤ、里美茂 交際宣言
        →真澄、グラスを握りつぶす
(真澄)“どうしたんだ おれとしたことが・・・嫉妬しているのか?
    なんてざまだ! 速水真澄・・・! おれともあろうものが”

07月   『白いジャングル』(映画)公開
   里美茂親衛隊の襲撃からマヤを守る
08月   マヤの母の死
(真澄)“おれが殺した・・・!”
  そのとき 速水真澄は生まれて初めて深い罪悪感をおぼえた
09月   『シャングリラ』(マヤ)リーラ役
  初日前日
●紫のバラの花束●
「明日の初日 あなたの演技を楽しみにしています
がんばってください あなたのファンより」


  初日当日 ※マヤ行方不明に
(水城)「魅かれていらっしゃるのねあの少女にもうずっと長いこと・・・強く・・・」
  PM6:00 三浦海岸でマヤ発見
  翌日
(真澄)「なぐるなりとけるなりと好きにしろ・・・!
    きみの気のすむようにしたまえ
    おれは謝り方をしらん・・・! さあ!」
   マヤ、『シャングリラ』降板
   マヤ、『天の輝き』降板
11月03日 真澄28歳誕生日
   マヤ、『黄金の実』@アテナ劇場 舞台途中降板


1980年 真澄(28) マヤ(16)
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冬    マヤ、『天人菊の里』降板
       ※真澄、演技のできなくなったマヤを自宅に連れ帰る
(真澄)“マヤ・・・舞台の上でひたむきに燃えあがるおまえが好きだった・・・
    ずっとおまえの情熱にひかれていた・・・・!
    かげで紫のバラを贈りつづけたのもそんな気持ちの現れだったんだ
    そうとも今こそ認めよう・・・!おれはおまえを愛している!
    マヤ!気がつきたくはなかった こんな気持ちに・・・!
    大都芸能一の堅物 仕事の鬼 冷血漢
    本気で誰を愛したこともなかった・・・!
    女優も歌手も商品だった・・・
    大都芸能の速水真澄が誰かのファンになることなど
    許されることではなかったんだ・・・
    それが10歳以上も年下のこの少女にこれほどまでに心をひかれていたとは・・・!
    なんてことだ速水真澄・・・!
    いつまでまてば大人になるんだろうマヤ おまえは・・!
    おれのためにおまえがこうなってしまったものなら
    おれの手でどんなことをしてでも立ち直らせてやる・・・!
    もう一度演劇へのあの激しい情熱をよみがえらせて
    おまえを「紅天女」にむかわせてやる・・・!
    たとえどんなに憎まれても・・・!
    マヤ・・おまえの生きがい・・・! おまえのすべて・・・
    みんなとりもどさせてやる おれのこの手で・・!
    そのためにはどんなに憎まれようがーーーーー
    おれにしてやれることはこれしかないーーーー”
     ※口移しで薬を飲ませる
   マヤに『三色すみれ』オーディションを受けさせようとする
   マヤ、拒否して速水家を抜け出す
     ※保育園で住み込みで働いていたマヤを見つけ出し、屋敷に連れ戻す
   『夜叉姫物語』@大都劇場(マヤ)とき役(代役)
     ※代役を引き受ける代わりに大都芸能との契約を解除
     ※舞台で泥まんじゅうを食べたマヤの介抱
     マヤを劇団つきかげに送っていく
(マヤ)「金輪際さようなら!永久にさようなら!」
(真澄)「じゃあ また」

02月20日 マヤ17歳誕生日
04月   マヤ 高校3年生
秋    @一ツ星学園 学園祭 『女海賊ビアンカ』(マヤ)(一人芝居)
(水城)「・・・それまでお待ちになるんですか?あの子を・・・
    あの子が大人になるのを・・・」
(真澄)「もしそうだとしたら・・・?」

     学園祭10日後 『女海賊ビアンカ』再演決定
     @大都アクターズスタジオ
       ※月影千草に会いに来たマヤと遭遇
(真澄)「がんばりたまえチビちゃん きみのファンのためにも ではまた」
(マヤ)「さようなら!(べー)」
(真澄)「はははは・・・!」
(千草)“あの速水真澄があんなに楽しそうに笑うなんて・・うそ・・・”

     @一ツ星学園 『通り雨』(マヤ)ひろみ役他(一人芝居)
     マヤ、劇団つきかげ地下劇場に稽古をつけに来た千草に指導を仰ぐ
       ※倒れた千草のことをマヤに頼まれる
(真澄)「思い出してくれてありがとう」
11月03日 真澄29歳誕生日
   街で偶然マヤと出会う → イチゴの傘で相合傘
(真澄)“いつまでも赤信号だなあの子とおれの間の道路は・・・
     いつまでたっても渡れない・・・”
冬    @一ツ星学園 文化部研究発表会
      『わが作品No.707愛しのオランピア』(マヤ)ルル役(ロボット役)

●紫のバラの花束●
    ※聖 初登場

   真澄マヤを亜弓の一人舞台『ジュリエット』に誘う


1981年 真澄(29) マヤ(17)
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02月  

●紫のバラの花束+大学進学●(聖)
    ※マヤ、大学進学は辞退する

     @アカデミー芸術祭受賞会場
       ※亜弓 大賞受賞
       ※千草、亜弓を正式に『紅天女』の候補者に指名
       ※マヤに2年以内の同格賞受賞を条件とする
(マヤ)「速水さん・・・教えてください どうすれば芸術大賞や
     最優秀演技賞をとれるんですか?」

02月20日 マヤ 18歳誕生日
03月   マヤ、高校卒業
       ※アルバムと卒業証書を紫のバラの人に渡す
(聖) 「大事なものだからこそあの子はあなたに受け取っていただきたかったのです」
(真澄)“マヤ・・・きみはなんて少女だ・・・なんて・・・”

06月   劇団つきかげ+一角獣『真夏の夜の夢』稽古開始
       ※真澄、的確なアドバイスで公演を成功へ導く
       ※マヤと二人でボートに乗る
07月10日 『真夏の夜の夢』@I公園内野外ステージ (マヤ)妖精パック役

●紫のバラの花束●

(真澄)「上達したな チビちゃん」

   野外ステージでの成功を受け、大都芸能制作で正式に劇団つきかげ+一角獣に舞台のオファー
   しかし、マヤは公演から外される
(マヤ)「ほんとはいい人かもしれないって・・・バカだったわ・・・」
(真澄)“いつのまに黄色になっていたんだろう・・・?
     気づくこともなかった・・・・
     気づいたときは信号はまた赤にもどっていた・・・”

09月   マヤ 『ふたりの王女』オーディション合格
※聖インタビュー
(マヤ)「あたしをみていてください・・・!いつまでもいつまでも・・・!」

10月   『ふたりの王女』配役発表
       ※マヤに、初日に自分を招待するよう約束させる
(真澄)「ファンとはバカなものだな」
   @亜弓邸 亜弓の家で暮らすマヤを陣中見舞 ピアノでトロイメライを弾く

●紫のバラの花束+ドレスやバッグ等●
「お気に召しましたか?
新しい役にとりくんでいるあなたにささやかなプレゼントです あなたのファンより」
+食事に招待


   @レストラン
     ※紫のバラの人は現れず、変わりに真澄に遭遇
      マヤ、北白川藤子、真澄の三人で会食

●紫のバラ一輪●
「彼女はきっとあなたの役にたってくれるでしょう
すてきな夜をすごされますように・・・ あなたのファンより」


11月03日 真澄 30歳誕生日


1982年 真澄(30) マヤ(18)
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01月   『ふたりの王女』初日 @日帝劇場(マヤ)アルディス姫役

●紫のバラの花束●
「舞台を楽しみにしています あなたのファンより」

(真澄)“いつのまにか大人になっていたのだな・・・
     チビちゃん きみもいつのまにか・・・・”

02月20日 マヤ19歳誕生日  
    ※真澄に縁談   
02月   『ふたりの王女』千秋楽

●紫のバラの花束●
「千秋楽おめでとう すてきなアルディス姫へ あなたのファンより」

(真澄)“なんてざまだ真澄 これがおれか・・・!
     自分が信じられん・・・!
     大都芸能の冷血漢 仕事の鬼といわれたこれがおれか・・・
     こんな所にたたずんでじっと動くこともできずにいるとは・・・!
     あんな年下の少女のために・・・!マヤ・・・!”

03月   マヤから紫のバラの人へ手紙とプレゼント(ひざ掛け)
     真澄マヤを『アンナ・カレーニナ』観劇招待
       ※そのままデート(プラネタリウム・縁日・食事)
       ※自分が紫のバラの人だと告げようとする
(マヤ)「もし先生があたしの母さんみたいなことになったら
     あたし一生あなたを許さないから!」
(真澄)「きょうはつきあってくれて楽しかったよ ありがとう
     きょうきみをさそいだしたのは・・・ただ・・・・」

(マヤ)“真実がみえない・・・速水さん・・・”
(真澄)“待つつもりでいた・・・ 待ちつづけていようと思った 大人になるのを・・・
     けれど真澄 それでどうなるというのか
     あの少女はけっしておれのやったことを許しはしない・・・
     憎しみの火が消えることはないだろう
     これ以上どうなるというのか・・・?
     正直で素直で信じられないほどの情熱を秘めている あの小さな身体
     あんな少女ははじめてだ
     あの少女になにかあるたびにどうしようもないほど惹かれている自分を知る・・・
     このおれが・・・!なんてことだ
     だが どうなるというのだ?真澄
     おれは一生影でいるしかない・・・影でいるしか・・・!”

   真澄、鷹宮紫織との見合いを受ける

04月   マヤ、『忘れられた荒野』ジェーン役決定

(水城)「真澄さま いつまでも信号は赤ではありませんわよ」

●紫のバラの花束+化粧ケース●
「つぎの舞台をめざしてがんばってください
  今度のあなたの舞台がとても楽しみです あなたのファンより」


   マヤから紫のバラの人へこれまでの舞台写真アルバムをプレゼント
     ※聖を追いかける途中で真澄に偶然遭遇
(マヤ)「どうかお幸せに!」
(真澄)“嫉妬だと・・?あの子がおれに・・・?まさか・・・?”

   マヤ、月影千草の行方を知るために、大都芸能に駆け込む
     ※マヤ、紫織と初対面
(真澄)「プラネタリウムで星をみるのはきみと一緒にいったあれが最後だ
     おれはもういくことはないだろう おそらく永久に・・・」
(真澄)“そしておれも自分を知らなかった あの少女に出会うまでは・・・だがもう遅い・・・”

   マヤ、『忘れられた荒野』がアカデミー芸術祭参加から外れたため、
   全日本演劇協会賞を目指す

●紫のバラの花束+雨月会館改修費●
「いつもあなたを見まもっています あなたのファンより」

   ※マヤからお礼のテープが届く
(聖) 「拒絶されるのをおそれているのではありませんか?」
(真澄)「そうだ・・・!」“すべてがもう遅い・・・”

   マヤ、速水英介と初対面
秋    真澄、『イサドラ!』初日後パーティーで
     マヤをけしかけ挑発し、狼少女を演じさせる
(マヤ)「大っきらい!あなたなんて死んじゃえ!」

   ※紫織、真澄の別荘でマヤのアルバムを見つける

   『忘れられた荒野』初日 @雨月会館(マヤ)ジェーン役(狼少女)
     ※台風直撃で観客は真澄一人のみ

(真澄)“さよならチビちゃん 嵐・・・か・・・おれの中の嵐も当分やみそうにないな・・・”

11月03日 真澄 31歳誕生日 


1983年 真澄(31) マヤ(19)
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02月   @アカデミー芸術祭受賞会場
(真澄)“マヤ・・・こんなときおれはどうしてやることもできない
     肩を抱いてやることも はげましてやることも・・・
     こうやってみつめるだけだ・・・
     だが結果がどうなろうともこれだけは知っていてほしい
     おれの中の紫のバラは枯れることはない・・・!
     これからもずっと・・・ おまえが舞台に立ちつづけるかぎり・・・!”

       マヤ、最優秀演技賞受賞

●紫のバラの花束●
「受賞おめでとうございます いよいよ「紅天女」ですね 頑張ってください
 いつもあなたを見守っています
 「忘れられた荒野」でのあなたの狼少女ジェーンはすてきでした
 スチュワートの青いスカーフを握りしめながら人間にめざめていく場面は感動的でした あなたのファンより」


       マヤ、紫のバラの人が真澄であることに気づく
02月20日 マヤ20歳誕生日
03月   @北島春の墓前

●紫のバラの花束●

       真澄が落とした万年筆を拾ったマヤ
        紫のバラの人が真澄であることを確信する


春    マヤ、亜弓、紅天女の里へ向かう

(真澄)“誰にも渡したくない・・・!もしそんなことになったらおれは気が狂うかもしれない・・・!”
    ※マヤへの思いと紫織への責任の板挟みとなり悩む

(水城)「紫のバラはどうなさるおつもりですか」
(真澄)「おれの中で紫のバラが枯れることはないだろう この先どんなことになっても・・・!」
    「あのひとの誠意には努力でむくいたいと思っている・・・」

   ※英介、梅の里で事故に遭い行方不明に
    捜索のため真澄も梅の里へ向かう
   ※マヤと偶然出会い、二人で天体観測
(マヤ)“紫のバラのひと・・・!なぜあなたなんですか・・・!速水さん・・・!”

   翌日 梅の谷でマヤと再会
      @社務所 雨が激しくなり、二人で一夜を過ごす
(真澄)“早く大人になれ・・・チビちゃん
     たとえおれの手のとどかない所へ飛び立ってしまおうと・・・
     夢はもう終わりだ・・・”
       ※寝ているマヤにキス

   ※英介が発見される
   ※梅の谷で月影千草最後の『紅天女』再演
    終了後、川を挟んでマヤと遭遇する
(マヤ)「あの日・・はじめて谷でおまえをみたとき 阿古夜にはすぐにわかったのじゃ
     おまえがおばばのいうもうひとつの魂のかたわれだと・・・
     捨ててくだされ、名前も・・・過去も・・・
     阿古夜だけのものになってくだされ・・・ のう おまえさま・・・」
       真澄マヤ、二人の魂と魂が重なり合うのを感じる

(真澄)“流れ星・・・おれの願いは叶わない・・・きっと一生・・・”
(マヤ)“あたしあなたが好きです・・・!速水さん・・・!”

初夏   マヤ・亜弓、東京へ戻り本格的に試演稽古開始
   ※真澄、紫織と正式に婚約
    結婚式は紅天女試演後
     @真澄、東京に戻って紫織と婚約披露会場
(マヤ)「どうかお幸せに・・・!」

   『紅天女』稽古開始 10月10日が試演日と決定する
   真澄、桜小路と偶然会い、魂のかたわれについて話をする
(真澄)「もし奇跡がおきてそういう相手に巡り合えたなら
     ひとはそれまで自分がどれほど孤独だったかはじめて気づくにちがいない・・・
     そしてもし・・・結ばれることができなければそのときはきっと・・・きっと・・・」

   @湾岸の地中海レストラン マヤと桜小路がデートしている姿を目撃する

●紫のバラ一輪●
「あなたの「紅天女」を待っています
 いつも、どんなときでも心から・・・。 あなたのファンより」


   運河に転落したマヤを桜小路が助ける
   →桜小路のマヤへの本心に気づく
   @朝日公園歩道橋
(真澄)「マヤ・・・!おれに紅天女を信じさせてくれ・・・!」

●紫のバラの花束●
「あなたが「紅天女」を演じる日を長いあいだ待ち望んできました
 もうすぐその日がくるのですね
 誰がなんといおうとわたしはあなたの才能を信じています 世界中の誰よりも・・・
 試演にはかならずまいります あなたのファンより」


   ※紫織、紫のバラの人の存在を知る
   ※マヤ、紫のバラの人に会いたいと願う
    朝日公園歩道橋で対面を願うも、果たせず   
    →真澄マヤが紫のバラの人を愛していることを知る
(真澄)“どうすればいい・・・?おれは・・・
     こんなせつない気持ちははじめてだ・・・”

   桜小路と偶然会う
     ※魂のかたわれについてマヤも同じ気持ちだと知る
   ※紫織、紫のバラの人の正体を知る
    紫織の策略に引っ掛かり、マヤ真澄の間に亀裂が入る

●紫のバラ一輪+切り裂かれたアルバムの写真●(紫織の罠)
「これが最後のバラです 女優としてのあなたに失望しました
 もう2度とあなたの舞台を観ることはないでしょう」


   真意を確かめにマヤが大都芸能前で真澄を待つ
    ※暴漢に襲われる マヤをかばって真澄負傷
   マヤ、看護しながら真澄に阿古夜のセリフで告白し、キスをする
09月   @アストリア号 真澄、船上でマヤと遭遇
(真澄)“いつのまにこんなに大人っぽくなっていたのか・・・
     はじめてこの子がまぶしく感じられる・・・”
(マヤ)「あたしのこともうチビちゃんって呼ぶのやめてください・・・!あたしもう大人です!」

     船上でダンス
     二人でロビーのソファ―で夜を明かす
     翌朝、二人で朝焼けを見る
     マヤ、阿古夜の恋の思いを演じる
(真澄)“ああ・・・!もう・・・だめだ・・・!! 完敗だ・・・!!
     これ以上自分の心をだませない・・・!”
     ※マヤを抱きしめる
(真澄)「これからはきみの名前を読んでいいか・・・? マヤ・・」
     ※真澄の伊豆の別荘へ行く約束をする

     @船着場
(マヤ)「あたし大人になりますから・・!早く大人になりますから・・・!
     待っていてください!速水さん あたしのこと待ってて・・・!」
(真澄)「もちろんだ・・!もちろんだとも・・・!
     きみこそおれを信じて待っていてくれ・・・!」

     真澄、結婚式のキャンセル指示
     紫織に婚約破棄を申し出る → 紫織自殺未遂
       ※紫のバラプチプチ
       ※火付け
       ※池プッカリ
(真澄)“すまない・・!! マヤ・・・!”

   @大都芸能前
(真澄)「あのときはきみのおかげでいい退屈しのぎになった 礼をいうよ チビちゃん」

   @伊豆別荘
(聖) 「北島マヤはぼくがいただきます」
(真澄)「頼む・・・それだけはやめてくれ・・・!
     でないとおれは・・・おれはおまえを殺すかもしれん・・・!」

10月   真澄、速水家を出る

~~~~~~~~~刊行はここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
今後のスケジュール
日時未定 マヤ)紫のバラの人と初対面 @伊豆
10月10日 『紅天女』試演 後継者発表
試演後  真澄・紫織結婚(式・披露宴は中止)
11月03日 真澄 32歳誕生日
01月02日 『紅天女』本公演





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