ＩＴシステムがブラックボックス化されていて、根本がわかりづらくなっている

ＩＴシステムがブラックボックス化されていて、根本がわかりづらくなっている。便利になって、ユーザーにとっては、どんどん使いやすくなっている。また、予備知識が要らないで使用できるようになっていることで、敷居を下げているというところはある。上記のことは、ＩＴ技術者にとっても然りだ。しかし、ＩＴ技術者にとっては、コンピュータの内部がブラックボックス化されてきて、根本のところがわかりづらくなっているという問題がある。つまり、内部が見えないために、わかったという状態にならないのではないかと思う。内部がわからない状態で、その製品やライブラリが使い続けるというのは、ある意味において怖いことだろう。何とかなるだろうということで、使い続けざるを得ないのだから。私が言いたいのは、結局ＩＴ技術の根本というのは、変わらないわけだから、根本部分の勉強というものを、情報処理試験やベンダー試験や自分で試してみることで学習するべきなんだろう。