
撮影日:1990/03/30
撮影場所:樟葉-牧野 ※地図を表示
2200系は、淀屋橋延長による旅客増に対応して、昭和39年に登場しました。京阪で最初にスカートをはいた車両です。当初は冷房装置がありませんでしたが、1500V昇圧準備工事とともに取り付けられました。その後さらに改造が加えられ、正面に種別・行き先表示器が付けられましたが、内装はほとんど変わりませんでした。

撮影日:1990/03/30
撮影場所:樟葉-牧野 ※地図を表示
昭和60年には京阪最初の8両編成も登場し、その後は8両または7両で運転されていました。しかし、昼間の急行廃止伴い結局は全て7両編成になってしまいました。
なお、鶴見緑地で花博(EXPO'90「国際花と緑の博覧会」)が開催されていたころ、1編成だけ特別な塗装が施されました。

撮影日:1997/11/16
撮影場所:淀-八幡市 ※地図を表示
昭和38年に登場した車両です。登場した当時は特急専用車両で、2つ扉のクロスシートでした。3000系の登場により、3つ扉でロングシートの通勤車両に改造されました。この2つ扉から3つ扉への改造のとき、一部の車両では両開き扉が取り付けられました。そのために、車両中央の扉だけが両開き扉になっていものが存在します。さらにその後、改造が施され現在に至っています。現在、特急車両以外では、この形式以外に片開き扉の車両はありません。
1900系には、昭和38年に新造された車両と1810系を改番して1900系になった車両とがあります。このうち、昭和38年に新造された先頭車両は、貫通扉の両側に自動車のようなバンパーを付けているのが特徴で、現在は先頭車両としてはこのタイプしか残っていません。なお、ヘッドライトが四角になっていて、他のものと違うものもあります。
現在は全て5両編成になっています。そのため、ほとんどが各駅停車として運転されますが、京阪本線では、朝夕のラッシュ時以外あまり見かけることがありません。昼間は宇治線や交野線でよく見かけられた時期もありましたが、原則4両編成となったため、ここでも使用頻度が少なくなり、10000系の登場により一部が廃車になりました。