京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

季節の想い「七変化」「夏越祓と水無月」

2012-06-30 | インポート

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(もうひとつの茅の輪くぐり)

8年ぶりの6月の台風でいたが梅雨時、みなさん如何お過ごしでしょうか。

梅雨の花と言えば「紫陽花」でしょうネ

梅雨に入るころに花を咲かせ梅雨が終わるとともに花期を終える、その花の色が緑から城谷藍色、薄紅色などに変化するから「七変化」ともよばれます。

夏越祓(なごしのはらえ)は日々の罪・汚れを祓い清め、暑い夏を無事にすごし、残る半年の無病息災を祈願する神事なんです。

1年の折り返しにあたる6月30日、あるいは少し前に各地の神社で執り行われます。

神社によって作法が異なりますが基本的には社頭に設けられた大きな茅の輪を散会廻って、汚れを拭い清めるというものです。

紙の人形に息を吹きかけたり、それで身体を撫でることで汚れを人形に移した後、水に流したり、焼納するところもあるそうです。

写真は八坂神社の大茅の輪です。

上賀茂神社、貴船神社、白峯神社、健勲神社、吉田神社、平安神宮、熊野神社、

岡崎神社、地主神社、野宮神社、梅宮神社、車折神社、城南宮など6月30日に夏越大祓式が行われますヨ。

この機会に1年の上期の罪や汚れを拭い、残る半年の無病息災を祈願してみてはどうでしょうか。

また、この日に和菓子「水無月」を食べる習慣があるのは京都人ならご存知の事でしょう。

小豆を乗せた三角形の外郎(ういろう)です。

その形は氷を表し小豆は疫病の悪魔祓いの意が込められています。

近くの商店街では早くも祇園祭モードになっていますヨ!!

                     京都だいすき しーちゃん


本日オープン「風のガーデン」!!

2012-06-29 | インポート

Kaze

お宿いしちょうの屋上では今日も最高のコンディション!
夕涼みを兼ねて、東山を魚に話が弾みますよ!
9月末までの期間は営業していますので、どうぞお気軽にご予約をお待ち申し上げております。

                                                                                                                          Concierge i


あじさい娘

2012-06-29 | インポート

Sanzenin_2                                                                                                 こんにちは!

先日母の誕生日だったので、紫陽花が大好きな母と大原の三千院へ出かけてみました。
梅雨時で天気予報も不安定な一日となっていたせいか、人はまばらで、ゆっくり静かに拝観できそうな感じ。
途中、何箇所も駐車場がありますが、一番入り口に近い駐車場に車を停めることができました。(母は足を痛めていたので、有り難い!)
拝観料を払って展示物を見ながら奥へ・・・風情があり、手入れの行届いた庭。
新緑の苔は鮮やかなグリー―ンの絨毯。この時期の苔は輝いて見えますね。

奥の院に進むと、青や紫、ピンクの紫陽花が毬のよう。
紫陽花の時期に来た甲斐がありました!!
たくさんの紫陽花を上から眺めながら、無料接待の紫蘇ジュースをいただきます。
爽やかな紫蘇の香りと酸味が美味しく、初夏を感じさせてくれます。
この紫蘇ジュースを買って帰ろうと思い、お店の場所を聞いたのですが、帰り道では、二人とも忘れておりました(^^;)

紫陽花に囲まれた自分の写真を見た母が一言
「あじさい娘みたい!」
私「え?娘って??」まぁ誕生日なので、良しとしましょう。
ふと思い返してみると母と二人きりで出歩いたのは、何十年振りでしょう・・・
母がこうして元気で居てくれることに、改めて感謝いたしました。

京都に住んでいながら、京都を見て回ってないので、近場ながら小旅行気分の一日でした。
                                                                    キム姉   


茅の輪くぐり 息災の夏  和食調理部 上野

2012-06-28 | インポート

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7月8日の京の夏の酷暑を迎える前に無病息災で厄除けを祈る大茅の輪くぐりが25日上京区の北の天満宮でありました。

大勢の参拝者が楼内に設置された市内最大級の直径5メートルの茅の輪をくぐりました。
この茅の輪をくぐると夏の病気にかからないと伝えられています。

今年も京北町と美山町から青々とした茅が取り寄せられ、みごとな茅の輪になりました。
近ごろこの茅の輪を設定するお宮さんが増えているようで、この期間の催しになって来たようです。

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20120625000057京都新聞記事


節電頑張ろう!!

2012-06-26 | インポート

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京都も梅雨に入り毎日ジメジメした日が続いております。

梅雨が明ければ暑い夏が来る・・・しかし今年は近畿においては極めて重要な問題でもある節電を考える年でもあり企業はもちろん各家庭においても様々な取り組みをしなくてはならない。

私個人は昔から親に「テレビを見たらコンセントを抜く」等かなり口うるさく言われたこともありその習慣がいまだに残り、今では私が自分の家族に言う立場になっています。

さて、その様な事をふまえて、エコ、リサイクル等を必要としていく上で、八幡市の会社が衣類をリサイクルして作った「土壌」を園芸用品として商品化しています。

もともとは徳島市の園芸資材メーカが開発したものを販売提携先として、八幡市の会社が担当し、この土壌の特性は手が汚れず害虫が少ない、保水性と排水性をあわせもち、半永久的に使用出来るといったもの。

この土壌を使って今夏から「緑のカーテン」を作り様々な植物を育て、夏の節電対策にしてみてはどうでしょう。

我が家は今年もゴーヤをすでに植えています。(この土壌ではないのですけど)販売は主にインターネットだそうです。

㈱コーロク 075-981-1130

                   松井でした (^^)


がんばる女子たち ( ^^) _旦~~

2012-06-23 | インポート

Taiken

講師の先生を招いて、新しい体験プログラムの講習会を開催しました。

今回はちりめんの生地を使った、和の「あぶらとりケース」と「カードケース」です。

「台紙に布をボンドで張り付けるだけ?楽勝やん!」

と、実は先日職人さんの書いて下さった手書きのマニュアルとお手本を頼りに女子5名で2時間かかって仕上げられなかった代物・・・

「今回出来なかったら、お客様にもおすすめできないね」

とさいしょは尻ごみしていた私たちでした。

しかし・・・

髭のイケメン先生がいらして下さり、指導用のビデオの撮影を見学していると全員納得!!

「ああ、この間のはお手本の向きが逆やったしできなかったんや!!」とリベンジを誓いました。

「なるほど・・・」

きれいに仕上げるためのコツをつかむと、ボンドをつまようじで付ける作業も手慣れた手つきに・・・

あっという間に全員 素晴らしい作品を作り上げました。

「これならお客様も喜んで下さるネ?」と女子達おおいに盛り上がりました。

今、当館で人気の体験メニュー「お守り袋作り」&「匂い袋手作り」はお裁縫系ですが、今回は初の工作系!!

こちらも達成感バッチリですヨ!!

ご家族やお友達同士でぜひ楽しんでいただきたいと思います。

                         @少女時代 ?


京のおさんぽ!!

2012-06-20 | インポート

Touhukuzi

先日の続きを掲載します、よろしくお願いします。

さて龍尾神社のあとはもちろん東福寺に行ってきました。

東福寺と言いますと・・・『もみじの東福寺』と言われる程に 秋の紅葉は有名ですが、今回は新緑の東福寺で名宝を満喫することにしました。

「東福寺書院に京都の庭師・北山安夫さんが作庭した新庭園。
『洗耳泉庭園』では、水がないはずの枯山水の庭に水を流そうという常識外れの試みをもとに、庭の真ん中の水路に日本庭園としては珍しいガラスを使用しました。

九州の太宰府の宝満山から切り出した石を釈迦三尊に見立てて庭の中央に配置し、庭石の上に並べられたガラスのあいだを、せせらぎの水が流れると光で反射するように工夫されています。

開山堂の枯山水がとても美しく、居心地が良すぎて長~~らく眺めてしまった

面白いのは、東福寺の名前の由来で、東福寺の創建は鎌倉時代であり、ときの摂政関白、藤原道家が奈良にある「東大寺」と「興福寺」から「東」「福」を各々からとり「東福寺」としたそうです。

なるほどと感心(*^_^*
1236年より19年間の月日をかけて完成させた「京都五山」の寺院だそうです。

一日の御休みがあっという間に・・・また明日からがんばります!!

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本当にあった!!!

2012-06-18 | インポート

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梅の名所で知られる梅宮(うめのみや)大社には花菖蒲が知る人そ知る名所になっています。
なんと神苑内では花菖蒲だけでなく紫陽花・サツキ・蓮も楽しむ事が出来るスポットで毎年訪れるリピーターの方が多いのです。
いずれ菖蒲(アヤメ)か杜若~と言いますが、花びらの基、中央に黄色い筋が入ったのんが菖蒲。
白い筋が入ったのんが杜若、網目模様のんがアヤメ、だとか?!
紫陽花は60種500本が植えられているそうです。
まだ小株が多いのですが数年先が楽しみなほど珍種揃いで楽しめました。
                                         Concierge i


京のおさんぽ!

2012-06-16 | インポート

Photo_2 クリックしてくださいね!
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隠れた名所 瀧尾神社

京都観光いつもありがとうございます。

昨日仕事の休みの日、辰年の神社を探しまくった結果、巨大な木彫りの龍が祭られている京都の「瀧尾神社」(たきおじんじゃ)

というのを見つけたのでお参りに行ってきました。

境内、本殿、横の建物の天井に龍の木彫りがありました。

それを眺めながら、迫力に押されながらも今年は辰年、どうぞ力強いお力添えをと心底祈っていました。

建物の彫刻は見ていて飽きることはありません、と言うのも多くの動物や鳥が彫られていて、鼠・馬・龍・牛・犬・猿・猪などの十二支をはじめとして、水鳥、鶴、鳳凰、犀、麒麟・・・実在の動物から想像上の生き物まで。
江戸時代末期の九山新太郎による彫刻です。

今の社殿は江戸後期の天保年間の完成で、「夜な夜な川へ水を飲みに行っている」「恐くて眠れない」。長さ八メートルの色鮮やかな体をうねらせる迫力ある姿に、当時、近所の人たちの間でそんなうわさが広がったとも言われるくらいにリアルです。

神社は拝殿の天井に網を取り付けて竜を閉じ込め、人々の気持ちをしずめたそうで、今から思えば昔の人たちの思い入れはすごいものだったのだと感じます。

拝殿は無料公開しており間近に見られるので静かに拝観してくださいね。

そしてマナーは必ず守って下さいね。地元の方々により神輿(みこし)を新調して祭りを復活させたり、盆踊りでは地域の人たちがにぎわいを見せ、現代の地域の社交場とも言うべき大切な場所になっていますので、くれぐれもこころしてお邪魔してください。

瀧尾神社(たきおじんじゃ)

 075-531-2551 京都市東山区本町11丁目718 拝観時間 自由 

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「六月の花嫁は幸せになれる。」

2012-06-13 | インポート

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「六月の花嫁は幸せになれる。」

と、昔からいわれますが、確かに六月に結婚するカップルは今でも多いようです。

そこで、この京都において、京都市が世界遺産の二条城を貸し出し結婚式を行っています。(2009年10月より)

和風の十二単姿で花嫁行列をし、観光客にも祝福を受けるタイプと共に京都府では重要文化財の京都府庁旧本館にて式を行なっています。(2010年1月より)

旧本館は1904年築で創建時の姿が残る現役の官公庁として日本最古であり、ルネッサンス様式の建物で、洋風の結婚式を売りにしています。

最も全国でも施設の有効活用で結婚式の式場として開放する自治体も増えているそうですが、古都での結婚式を考えてみるのもよろしいのでは。

又、二条城においては、五月から大規模な改装中のため、改修事業の寄付者を

一日城主として招くイベントも始まり、普段は入れない大広間に入ったり、庭園でのお茶の接待を受けたりと、つかの間の城主気分が味わえるそうです。

ちなみに、寄付額が100万円以上の全員と1万円以上から抽選して選ばれた10組を半年に1度の招待と限定されている事もお忘れなく・・・。

六月の花嫁は、きっと幸せをつかめるのでしょうね(*^_^*

                       松井です (^^)