(もうひとつの茅の輪くぐり)
8年ぶりの6月の台風でいたが梅雨時、みなさん如何お過ごしでしょうか。
梅雨の花と言えば「紫陽花」でしょうネ
梅雨に入るころに花を咲かせ梅雨が終わるとともに花期を終える、その花の色が緑から城谷藍色、薄紅色などに変化するから「七変化」ともよばれます。
夏越祓(なごしのはらえ)は日々の罪・汚れを祓い清め、暑い夏を無事にすごし、残る半年の無病息災を祈願する神事なんです。
1年の折り返しにあたる6月30日、あるいは少し前に各地の神社で執り行われます。
神社によって作法が異なりますが基本的には社頭に設けられた大きな茅の輪を散会廻って、汚れを拭い清めるというものです。
紙の人形に息を吹きかけたり、それで身体を撫でることで汚れを人形に移した後、水に流したり、焼納するところもあるそうです。
写真は八坂神社の大茅の輪です。
上賀茂神社、貴船神社、白峯神社、健勲神社、吉田神社、平安神宮、熊野神社、
岡崎神社、地主神社、野宮神社、梅宮神社、車折神社、城南宮など6月30日に夏越大祓式が行われますヨ。
この機会に1年の上期の罪や汚れを拭い、残る半年の無病息災を祈願してみてはどうでしょうか。
また、この日に和菓子「水無月」を食べる習慣があるのは京都人ならご存知の事でしょう。
小豆を乗せた三角形の外郎(ういろう)です。
その形は氷を表し小豆は疫病の悪魔祓いの意が込められています。
近くの商店街では早くも祇園祭モードになっていますヨ!!
京都だいすき しーちゃん