京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

春を告げる花~キリシマツツジとヤマブキ

2022-04-30 | 京だより

長岡天満宮のキリシマツツジ
京都府長岡京市にある長岡天満宮は菅原道真が祭神です。



生前度々訪れ詩歌管弦を楽しみ、大宰府に左遷される際に立ち寄り名残を惜しんだとされます。
境内入口の大鳥居をくぐると八条ヶ池中央参道を鮮やかな赤色のキリシマツツジが覆い尽くしその迫力に誰もが圧倒されます。

 



キリシマツツジは南北二列に計約100株、高さ2.5m、全長60mにわたって並び南向きの開花が早いそうです。
訪れた参拝者は満開のツツジと八条ヶ池の風情を楽しんでおられました。

松尾大社のヤマブキ



酒の神様として知られる西京区の松尾大社。
新緑の中で黄金色の花弁が春風に揺れ参拝者の目を楽しませてくれます。
一重と八重のヤマブキが約三千株が植えられ境内を流れる一の井沿いでは両岸から垂れ下がるように咲いています。

 


京都好き男 細木


妙心寺

2022-04-28 | 京だより

市内北西部にある妙心寺に訪れました。

 

真田家の菩提寺でありますので、六文銭の家紋が見えます。

禅宗の大本山として鎮座しています。

明智光秀の死後に寄進されたという明智風呂です。

かなり敷地が広く、塔頭がたくさんありますので、お寺の関係者の方は車で移動されていました。

                            烏龍茶


京都の花々

2022-04-28 | 京だより

京都市内は桜も終わり、中旬にはハナミヅキが咲き、今はツツジが大変きれいに咲いております。

私が良く通る鴨川沿いの川端通りには、これらの花を見る事が出来、京大病院辺りのツツジは今が見頃です。

昔私はあまり花を意識する事がなかったのですが、2年前からあまりに時間があり過ぎ、町の景色にも

目が行く様になりました。

今は平等院の「藤」も見頃だそうですので、大型連休は京都で季節を感じに来られてはどうでしょうか。

 

松井でした


兵馬俑と古代中国 【 京都市京セラ美術館 】

2022-04-21 | 京だより
前ページと同じ京都市京セラ美術館で同時開催されている『兵馬俑と古代中国』
開催期間は5月22日㈰まで。
一同古代の戦士が京の都へ集合しました。






中国国交正常化から50年を記念し、秦の始皇帝の陵墓から出土した兵馬俑。









約200点の展示です。







紀元前221年に中国を統一した秦は15年で滅亡。その後劉邦が漢を築きます。
秦漢両帝国の中心地域、関中の出土品の数々。



何故、戦国時代の極小の騎馬俑が始皇帝陵の等身大の兵馬俑となり、漢代では再び小さくなったのか?
それはここで秦漢文明の遺産をご覧になればその秘密が明かされる事となるでしょう。


フロントよっしー








ポンペイ展 【 京都市京セラ美術館 】

2022-04-21 | アート・文化
本日4月21日㈭より7月3日㈰まで京都市京セラ美術館で『そこにいた。ポンペイ展』が開催されました。



2000年前の古代ローマの旅のはじまりです。






紀元後79年、ヴェスヴィオ山の噴火により、厚い火山灰の下に埋もれたローマ帝国の都市ポンペイ。








その賑わいをそのまま閉じ込めたタイムカプセルともいえる遺跡。











ナポリ国立考古学博物館の協力のもと、日本初公開を含め120点の数々。










高度な文明と豊かな暮らしを今に伝える貴重な出土品から、ポンペイの繁栄とそこに行きた人々の暮らしぶりが垣間見れます。
館内写真撮影OK
是非お気に入りの出品を写真に収めてみてはいかがでしょうか。
鑑賞前に事前予約(日時指定)推奨です。
詳しくは京都京セラ美術館のホームページをご覧下さい。



フロントよっしー









最澄と天台宗のすべて【京都国立博物館】

2022-04-15 | アート・文化

伝教大師1200年大遠忌記念の特別展として京都国立博物館では4月12日㈫~5月22日㈰まで『最澄と天台宗のすべて』が開催されています。







日本に天台宗を広め、仏教界にを大きな影響を吹き込んだ伝教大師・最澄(767~822)、その教えの広がり、天台思想が生んだ様々な文化、現代へのつながりを名宝を国宝23件、重要文化財71件を含む130件が京都に一堂に集結しました。第1章から第6章までの構成です。





暦寺の最澄ゆかりの名品をはじめ、延暦寺に足を運ばずにして、天台宗の名跡に容易に接近することができます。

延暦寺根本中堂の内陣を会場で体感できます。最澄が灯して以来消えたことの無い不滅の法灯が安置。

確か油断大敵の語源だったかと。

ここだけ撮影OKです。







最澄の壮大なスケールをもつ必見の展覧会釈迦の教えの中でも『法華経』こそが完全円満な究極の教えであるとした仏教理念の成立。天台の教えに密教、禅、大乗戒を加えて日本天台宗を開き弟子たちによって展開後、祖師たちを育む母体となった天台宗の数々をご覧ください。




フロントよっしー







晴明神社にて

2022-04-15 | 京だより

映像化された作品としても有名な「陰陽師」で一躍その名を広めた、安倍晴明ゆかりの晴明神社です。

 

境内には安倍晴明像や撫でると願いが叶うという桃の像があります。

陰陽博士・安倍晴明は現代風にいうと占星術士であり天文学者といったところでしょう。

安倍晴明没後に屋敷跡が神社となりました。手水舎のうしろに写っているのは、千利休が茶の湯に使う水を汲んだといわれる井戸です。

かつての一条戻り橋の一部が境内に移設されています。

目の前にある市バスの停留所も趣のあるデザインで造られています。

                  烏龍茶


竹中稲荷大神と茂庵

2022-04-11 | 京都案内
節分で有名な吉田神社の末社で、宇賀御魂神・猿田彦神・天鈿女神。






まるで伏見稲荷の千本鳥居を彷彿させる鳥居の数々?






江戸時代末期には多くの参詣者で賑わい、現在でも竹中稲荷講杜が組織され多数の崇敬者が講員に加入されている神社です
また、吉田山山頂まで歩いてたどり着いた先にある、ゆったりとした時間が流れる古民家カフェが「茂庵」です。
茂庵(旧谷川茂次郎茶苑)」として国の登録有形文化財に指定されています。






席から見える絶景を楽しみながら、こだわりのサンドイッチ味わってみて下さい。




非日常な空間で春の空気と京都の町の景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。



フロントよっしー







桜花爛漫№3 京都府立植物園

2022-04-10 | 京だより

京都府立植物園は春爛漫。
北山門を入ると目に付くのが雪柳(ユキヤナギ)と桜。



雪柳は桜と同時期に白い花が咲きます。
街中でも時々見かけますがもともと川沿いに自生し鴨川(賀茂川)などでも広く植栽されています。
球根ガーデンには赤・黄のチューリップ。



その先には紫色のショッカツサイ。中国原産の別名ムラサキハナナ。
「紫色の菜の花」の意味でショッカツサイ(諸葛菜)の名前は中国三国時代の軍師、諸葛孔明が食用として広めたとの伝説に因むそうです。

 

桜林ではソメイヨシノ、ベニシダレザクラ、サトザクラが満開。
桜花に映えるように育てられた赤いチューリップとの競演はここでしか見られません。

 

他にもツツジ科の「太陽」やバラ園の奥に咲く菜の花も咲き、まさに春爛漫です。

 

植物園の西側の遊歩道は「半木(ナカラギ)の道」という約0.8kmの散歩道。
八重紅枝垂れ桜がトンネルのように咲き誇る桜の名所。
少し遅咲きの桜でもうしばらくは楽しめそうです。

 


各地の桜が散り急ぎますが、遅咲きの桜が咲く平野神社、仁和寺、三千院はあと1週間くらいは見頃が続きます。

京都好き男 細木


自画自賛

2022-04-08 | 京だより

祇園白川のお花見🌸

夕焼けと桜。

良い写真が撮れたと自画自賛(笑)

 

南禅寺や疎水もまだ綺麗に咲いてますよ☺️

ゆう