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日本人イスラム教徒ゆとろぎ日記 ~アナー・イスミー・イスハーク~

2004年に入信したのに、2003年入信だと勘違いしていた、たわけもんのブログです。

簡単らしいので、ルクア体の練習を始めてみました

2005年08月28日 11時40分41秒 | アラビア書道
ヒジュラ暦1426年ラジャブ(7月)23日 ヤウム・ル・アハドゥ(日曜日)


比較的簡単な書体とは言うものの…

 一年間、ナスヒー体だけ練習したので、二年目はルクア体の練習も始めることにした。
 ナスヒー体は基本なので、もちろん練習は続けてゆく。


 基本6書体の中では、技術的に一番簡単だという触れ込みだった。見た目がゴツいためか、女性がほとんどのこの教室では、昨年はまったく人気が無く、心中密かに「よしよし、来年は自分ひとりだったら、先生に個人指導してもらえる可能性もあるな」と目論んでいた。
 状況一変。5人がルクア体に取り組むこととなった。まあ、みんなで上達していきましょう。


 普段、硬筆でも、ときどき使う筆記体とほぼ同じなので、ルクア体は入りやすい。しかもシンプルな線が多く、短時間で書くことを基本とする。

 おお! 単純で飽きやすいB型の私にはピッタリだ! と思っていると、先生が「ルクア体はB型の人に向いていますね」とのたまった。以心伝心?

 さて、実際にアルファベットを練習すると、ر (ラー)と و ワーウの最後の「抜き」が難しい。



 この部分は、アラブ人でも難しく、アラブ諸国で売られているアラビア書道の教本を見ると、「ペン先を使って輪郭を書き、後で中を塗りましょう」と書いてある。

 しかし、我が流派(?)は、これを一筆で書く高等技術を使うので、簡単なはずのルクア体が、この一点だけ非常に難しくなっている。


 ええと、とりあえず文章も書いてみました。
「タムッル・ル・ワクトゥ・サリーアン・カッサフム」
 (時間は矢のように過ぎてゆく=光陰矢の如し)


 小筆を使って、ナスヒー体でクルアーンを書く練習をしていたので、確かにすごく気楽な感じ。ただし、うまいかどうかは別問題。
 うむ、B型らしい詰めの甘さが目立つ作品となったようだ。今後に期待しよう。

 
 

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