日本人イスラム教徒ゆとろぎ日記 ~アナー・イスミー・イスハーク~

2004年に入信したのに、2003年入信だと勘違いしていた、たわけもんのブログです。

ラマダーン27日目。ハロウィン…ねぇ…

2005年10月31日 22時44分36秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)27日 ヤウム・ル・イスナイニ(月曜日)

 ああ、マンゴージュースがうまい! 
 やはり青汁よりは果汁だな。肉汁にしても味噌汁にしても、汁は好きだが、青汁はちょっと…。キューサイの人ごめんなさい。でも健康にはいいですよね!(←とってつけたようなゴマすり)。


 キリスト教の方では、今日は旧暦12月31日でハロウィンらしい。
 というか、キリスト教徒はまったく関係なく、日本でもイベントとしてハロウィンが少しずつ定着しているようだ。


 朝っぱらから、日本テレビの『ズームインスーパー』の出演者の皆さんも、妙な仮装していたしなあ。思わず「大丈夫か、おい?」とツッこんでしまった。
 職場の近くの無印良品でも、数週間前からハロウィン用のオレンジ色のカボチャをゴロゴロ売っているし。


 教会での結婚式、クリスマス、バレンタインデー、十字架のアクセサリーなどなど、「ファッションとしてのキリスト教」が日本人は好きだなあ。
 

 でも、ときどき強引な場面に出くわすこともある。
 教会で結婚式を挙げた知人がいた。白人神父が出てきて、「いかにも!」という流れで式は進んでいった。問題はその後だ。
 いきなり、白いタキシードを着たハイテンションな黒人が、ゴスペルを歌いながら登場。
 自分で歌っているだけならいいんだけど、手を叩きながら、客席を回り、一緒に歌うことを強制する。


「イッショニウタッテクダサーイ!




    ハイハイハイハイ!




いきなりゴスペルは歌えんちゅーにっ!


 本日のクルアーン音読は(いきなり冷静)、第28章:物語章の第27節まで。第20ジュズウに入った。
 昨晩はほとんど徹夜して読み進め、仕事から帰ってきてさらに読んだので、かなり進んだ。
 後半は、能率が極端に落ちて、途中で寝そうになったりした。それに寝不足で太陽がまぶしかったなあ。

ラマダーン26日目。芝生。

2005年10月30日 21時36分21秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)26日 ヤウム・ル・アハドゥ(日曜日)

 ああ、青汁がまずい! 
 以前にもらった、キューサイの青汁が残っていることに気づき、「イフタールとして飲んだら、スッキリしていて結構イケるのではないか?」と思って飲んでみたが、どうあがいてもマズイ。草を飲んでいるような気分になった。
 
「一日断食した後の最初の飲み物がこれかい!?」


と、やり場の無い怒りを感じる…ようでは、ラマダーンの意味が無い。


 しかし、以前沖縄で飲んだ「ゴーヤー100%ジュース(完全無添加)」はもっとまずかった。あれは、芝生を飲んでいるような感じだったなあ。


 本日のクルアーン音読は第20章:ターハー章の第135節(最後)まで。第16ジュズウが終了。


 初めてクルアーンを読んだとき(もちろん日本語)は、正直言って「同じことばかり書いてあって、くどいなあ」と感じたが、今となっては似たような繰り返しがありがたい。
 反復効果のため、アラビア語でも頭に入るし、何度も出てくる単語に慣れて、読むスピードも格段に速くなった。それに「ああ、こういう話だったよなあ」と理解しやすい。


 目下の問題は、仕事の時間に圧迫されて思うほど進まないことだ。
 ラマダーン中に、第20ジュズウをちょっと越えて、第29章:蜘蛛章の終わりまでは行きたい。

ラマダーン25日目。「健康、健康」と言うけれど…

2005年10月29日 23時52分01秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)25日 ヤウム・サブティ(土曜日)

 ああ、「大豆ノススメ」がうまい! なにしろイソフラボンが大豆150粒分である。
 日本人の通常の食事では、必要量の半分しか摂れないらしいぞ、イソフラボン。
 それは大変だ! でも、不足するとどうなるんだかよくわからない。


 よく「日本人には○○が足りない」とか言うけれど、全部真に受けていたら、足りないものだらけで、「ボチボチ死んでしまうのではないか?」と不安になってしまう。
 「足りない」と言われても、今まで別に不都合無くやってきたしなあ。


 以前、健康マニアの同僚がいた。食べ物の添加物をこまめにチェックし、血圧・体温・睡眠時間などを毎日記録し、足りない栄養が無いようにサプリメントを大量に飲んでいた。
 そして、彼は健康ノイローゼになり、体調を崩して入院してしまった。変わった人だ。


 そんなことするよりは、アルコールや豚だけに気をつけるほうが気が楽だ。断食中でたぶん栄養はいつもより少ないけど、体調は悪くないし。
 あまり「最新の栄養理論や健康理論」によって健康に気を遣いすぎるのも考えものだと思う。


 本日のクルアーン音読は第18章:洞窟章の第110節(最後)まで。第16ジュズウに入った。半分は読んだことになる。
 残り4日(最終日は読めるかどうかわからないので)で、あと半分は到底読めないだろうなあ…。
 さあ、今夜もこれから、明日の仕事の資料作りだ!

ラマダーン24日目。とにかくこのまま。

2005年10月28日 22時07分27秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)24日 ヤウム・ル・ジュムア(金曜日)

 ああ、「フルーツカルピス巨峰」がうまい! うまいけど、甘いから余計に喉が渇く。


 nisaさんや、さきちんさんには心配かけましたが、サンマの骨取れました。お騒がせしました。


 ラマダーン最終日にあたる11月3日から旅行に行くことになり、なんと最終日が斎戒できない。仕方ないか。後で埋め合わせよう。


今は残された日々をクルアーン音読に全力投球だぁ~っ!!


 と言いたいけど、今日はこれから仕事の資料を作らなくちゃ…。ひたすらクルアーンを読む生活ってあこがれるけど、日本社会の現実は厳しいのう。


 本日は、第17章:夜の旅章の第52節まで。第15ジュズウに入った。本当はきちんとジュズウごとに読みたいけど、空き時間なども利用しているため、中途半端なところで終わってしまう。

ラマダーン23日目。寝ます。

2005年10月27日 23時21分13秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)23日 ヤウム・ル・ハミースィ(木曜日)

 ああ、「小岩井農場いちごとミルク」がうまい!  


 それはいいんだけど、眼痛と頭痛がひどく、熱が出た。
 知恵熱なんじゃないかな、たぶん。
 子供じゃないんだから、まったくもう。
 やはり、クルアーン音読が結構頭のエネルギーを使うようだ。こんなにアラビア語を音読したの初めてだし、寝不足だし。

 
 ついでに、サンマの骨が喉にささって痛い。
 というわけで今日はもう寝ます。


 クルアーン音読は第15章:アル・ヒジュル章の第21節まで。なんとか第14ジュズウに入った。

ラマダーン22日目。それは違うだろ!

2005年10月26日 21時06分00秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)22日 ヤウム・ル・アルビアーィ(水曜日)

 ああ、そば茶がうまい! すっきりしていながらほのかなコクと甘みがある。


 アクセスカウントを見たら、昨日2万アクセスを越えていた。多くの方に訪問してただいて感謝感謝!!
 この場を借りてお礼申し上げます。(自分のブログだから借りてないのか)
 迷走するムスリムの作る、暴走するブログながら、これからもよろしくお願いします。


 それはそうと、電車の中での、大学生らしき男性の会話…


「小泉首相って、あれだろ、イスラム教の『だんしょく』に挑戦したんだろ?」


それは男色(ホモ)だ!!


一国の首相がそんなもんに挑戦するか!!


まったく「断食(だんじき)」くらい読めて欲しいものである。


 今日のクルアーン音読は第12章:ユースフ章の第55節まで。ようやく第13ジュズウに入った。昨日から2ジュズウ分ちょっとしか進んでいないのか。睡眠時間も削って相当読んだつもりなのに。
 なぜこんな苦行みたいなことになっているのか?


 答:ラマダーン前半でクルアーン音読をさぼったからである。


 そうなんだよなあ、自業自得…

ラマダーン21日目。小泉首相のイフタール。

2005年10月25日 21時46分27秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)21日 ヤウム・スラーサーィ(火曜日)

 ああ白桃ジュースがうまい! 「ピーチ」でないところがポイント高い。缶詰の桃を思い出す味だ。


 ラマダーンも21日目、いよいよライラトゥ・ル・カドルだというのに、もうラマダーン明けまでモスクに行けそうも無い…。
 モスクにこもることもできないし、タラウィーの礼拝にも参加できない
 日本でイスラームの活動をすることの難しさを改めて実感している。


 近くにモスクが無くて、金曜休みでないムスリムはどうしているのか? 日本人ムスリムだけではなく、そういう生活環境のムスリムはたくさんいると思うんだけど。


 せめて、クルアーンの音読だけでも終わらせたい。とはいえ現在、第9章:悔悟章の第71節。ようやく第10ジュズウが終わるかどうかくらい。やっと3分の1。


 今日の朝日新聞の朝刊の国際面に ラマダン明け 首相も「体感」 という記事が載っていた。以下全文。


 小泉首相は24日夜、イランやイラクなど、イスラム圏44の国と地域の駐日大使らを首相官邸に招き、日の出から日没まで一切の飲食を断つラマダン月の断食明けの食事「イフタール」を催した。
 首相はこの日、「少しは断食らしい感じを持とう」と、昼食を抜いた。食事界でこの話を披露し、会場を沸かせた。
 首相がイフタールに参加するのは03年11月に次いで2回目。「日本とイスラム諸国との友好関係にも寄与すると思って開いた」とあいさつした。
 アラブ通として知られる小池環境大臣や町村外相らも出席した。
 この日のメニューは、参加者が持参した各国料理。エジプトのコロッケ「ターメーヤ」や、カタールの羊の串焼き「カバブ」などで、「断食」の効果か、首相も食事を堪能した。


 小泉さん、相変わらずいろいろなイメージ戦略やっているな。最後の『「断食」の効果か、首相も食事を堪能した』という文章がイマイチよくわからんが。


 それと、「ラマダン明け」って表現はどうなんだろう? これだとラマダン月が終わったような印象になるような気がするけど。適切な表現なのか、不適切な表現なのか、どなたか教えていただけるとありがたいです。

ラマダーン20日目。どこまで行けるかな?

2005年10月24日 22時59分40秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)20日 ヤウム・ル・イスナイニ(月曜日)

 ああ「トリプルベリー」がうまい! 
 クランベリーとブルーベリーとラズベリーのミックス。ミニッツメイドの製品なので果汁100%かと思ったら、10%未満だった。


 クルアーン音読は、このブログをつけている時点で、第7章:高壁章の第142節まで
 やっと第9ジュズウにたどり着き、第17ヒズブの半分まで来たわけだ。今日はかなり進んだ。
 でも、睡眠時間をだいぶ削っているのでメチャクチャ眠い。




اَلسَّمـَـوَ َتُ وَ الأَرْضُ



〔アッサマーワトゥ・ワ・ル・アルドゥ〕(天と地)


とか




حَكِيمٌ عَلِيمٌ


〔ハキームン・アリーム〕(英明にして全知であられる)


とか




يَـَـأَ يُّهَا الَّذِينَ ءَامَنُواْ



〔ヤーアイユハー・ッラズィーナ・アーマヌー〕(信仰深き者たちよ)


などのおなじみのフレーズが出てくると、そこだけ突然サラサラっと素早く読める。全体的にそうなればかなりの時間短縮なんだけどなあ。


内容は良くないけど、




كَــَــفِرِينَ


〔カーフィリーナ〕(不信心者たち)


とか





شَيْطَــَـنُ


〔シャイターン〕(悪魔)


などもスラスラっと読める。

そのため、こういう言葉が出てくると、つい安心してしまう。
悪魔や不信心者で安心するのは不謹慎かもしれないけど…。
当たり前だけど、そういうもの自体に惹かれているわけじゃないよ。と、言い訳をしつつ、今夜ももうひと頑張りしよう。

ラマダーン19日目。仕事で単純ミスが目立つ。

2005年10月23日 23時02分51秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)19日 ヤウム・ル・アハドゥ(日曜日)

 ああ「充実野菜」がうまい! 充実野菜と言っても果汁入り。
 果汁(かじゅう)というと爽やかな感じがするが、野菜汁(やさいじる)というと、なんかこう「ジュルジュルッ!」としたざらつきを感じる。
 そういう意味で果汁入りとはいえ、「充実野菜」のジュルジュル感は、やはり「野菜汁」の一種と言えよう。


 ラマダーン中は、ひたすらクルアーンを読んだりして、変化の無い日々が続くためか、イフタールで飲むものについて、いろいろと他愛も無いこと(というか、くだらないこと)を考えてしまう。
 クルアーンを読んで感じたことでも書けよ! と突っ込まれそうだけど。


 さて、クルアーン音読は第5章:食卓章がようやく終了。仕事から帰ってきてから読むので時間に限りがある。
 電車の中で音読すると怪しい人になってしまうし、職場の休み時間だと場所が難しい。第一、今日は休み時間がとれなかった。
 頭に栄養が行かないためか、数字の間違いが目立ってきた。「仕事の能率が下がるならラマダーンなんか止めればいいのに」と言われないためにも、ミスには注意しなくちゃ。

ラマダーン18日目。久しぶりのアラビア書道。

2005年10月22日 23時55分02秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1426年ラマダーン(9月)18日 ヤウム・サブティ(土曜日)


 ああカルピスがうまい! 
 「カルピスウォーター」と「味わいカルピス」を飲み比べてみた。う~ん、贅沢!!(庶民的感覚) 表にすると下のような感じか。
カルピスウォーター味わいカルピス
甘 さ
濃 さ
キ レ
(イスハーク調べ。各項目3点満点)

 (本当にどうでもいいことだね いい年したオッサンのやることじゃない…)


 クルアーン音読は、このブログをつけている時点で、第5章:食卓章の第2節まで。読むのはすこーしずつ速くなっているような気がする。


 きちんと、初日から毎日1ジュズウずつ読んでいれば、ラマダーン期間中に読了できたかもしれない。今となっては難しい。
 前半は、アラビア語の学習に時間をかけすぎた。ちょっと反省。


 久しぶりのアラビア書道のレッスン。ルクア体で苦戦。比較的簡単な書体とはいえ、やはり奥が深く、一筋縄ではいかなかった。
 アラビア語学習・クルアーン音読・クルアーン暗記に時間をかけているうちに、アラビア書道がヘタになっている。
 時間がもっと欲しい。