本屋親父のつぶやき

珠洲の本屋親父が読んだ良書の紹介や近況報告

本屋親父のつぶやき 26. 読書の秋です。知識を知恵にする秋です。

2007年10月02日 19時54分22秒 | Weblog
今朝は朝市、良い御天気に恵まれて、栗が沢山採れているそうです。

今朝の読書「大いなる奇跡」松田有利子著 の中から感動した文章です。

釈迦と弟子の会話がお経に逸話として残されています。

「知らずに犯した罪と、知って犯した罪とはどちらが重いのでしょうか?」

弟子の一人が尋ねました。すると釈迦はこう答えました。

「知って焼け火箸を握るのと、知らずに焼け火箸を握るのと、どちらの方が大きなケガをするか?」

弟子は当然のことですが、「それは、知らずに握ったほうが大きな火傷をするに違いありません」と答えたのです。

このことから釈迦は「だから知らずに犯した罪は、知って犯した罪をよりも深いのだ」と。

知らずに犯した罪のほうが、悪気がないから善いのだと考えてしまい勝ちですが、そうではなかったのです。

努力・精進がないということは、罪なことだと知りました。

勉強は幾つになっても、生きている間、毎日しなくてはならないと思いました。
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