白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

 7月28日は大須観音骨董市

2008年07月30日 | 骨董市
岐阜県多治見で日帰り取材に行く用事があったので、
少し早起きをして同行メンバー総勢4人で大須観音骨董市に行ってきました。


この日は名古屋骨董祭が8月1日から始まることや、昼から大雨の予報もあり
いつもよりかなり出店数もお客さんも少なくて
ゆっくりまわることができました。
大須観音の骨董市の特徴としては全体的にガラクタ度合いが少なく
手頃な値段でコンディションの良い骨董が買えることでしょうか。
大阪で言うとお初天神の骨董市の雰囲気と近いかも知れません。
それでは簡単に気になったお店を紹介します。


このお店はカメラを中心に売っているお店で、
商品はいつも少なく10点前後しか並べていません。
カメラのコレクションはいつも珍しく、コンディションの良いものばかりで
値段もそれなりですが、見ているだけで楽しくなるお店です。
この日はニコノス、ニコンF3モードラ付、Fアイレベルなんかがありました。
どれも新品同様のコンディションです。
値段も聞かず手にとって満足していました。


ここは入口の門前に出しているお店で、
今流行のホーローやブリキ、木製玩具なんかを並べた
「ちょっと古いアンティーク雑貨」を扱っています。
商品の陳列の仕方が独特で、無造作に置かれているようだけれども
計算されていて関西の骨董市には見られないお洒落さがあります。


今日はこの店で購入しました。お店と言ってもここだけ異質な雰囲気で、
門前に軽トラを止めて、品物がいっぱい詰まった段ボールをとりあえず
並べただけのお店です。ここだけ新大阪骨董市のように商品の取り合いの戦争状態になります。
僕がお店に着いたときにはかなり商品は無くなっていましたが、
段ボールを下の方を丹念に探すとガラクタのキッチン用品の鍋の底に隠れていました、お宝が。


比較的初期型のオリンパスペンEEです。
フィルムを入れる裏蓋がローライやニコンFのように上下に外れる型で
実用上はめんどうなのですが、作りの良さが実感できるカメラです。
見たときはホコリ・サビ浮きと、
シールがべたべた貼られていて見た目に綺麗ではなかったのですが
キズは少なく、磨けばきれいになる直感が働きました。
コンディションも巻き上げOK、シャッター問題なし、
露出(赤ベロ)も生きていて上々です。
特になかなかセレンが生きているペンが少ない中、希少な存在です。
なんせ僕が生まれる前の品物で軽く40年は経過しているものですからね。
価格は500円になりますか?と無謀な値段を言ってから
「それは無理やわ~これは高いんやで」と言われ、
結局1500円+キャノネット用フードをおまけに付けてもらい購入しました。


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